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中学生の夏休みの宿題、今はこんなに変わった。家庭教師をしていて気づいたこと


夏休みが始まり、
中学生の家庭教師に行っています。

この時期、まず一緒に確認するのが
「夏休みの宿題」


学校から出されたものを見せてもらうと、

「今の中学生の夏休みの宿題って、こんな感じなんだ」

と、今どきの宿題の傾向を改めて感じることがあります。

私は長く教員をしてきました。

学校で子どもたちに宿題を出す側だった頃とは違い、 
今は家庭教師として、一人の中学生の宿題をじっくり見る立場。

立場が変わると、同じ宿題でも見え方が少し違います。


プリント、ワーク、
そしてタブレットのワーク…

学校によって違いはあれど、
夏休みの宿題といえば、
昔からあるのが
プリントやワーク。

国語、数学、英語、理科、社会。

最近は宿題を出さない学校も増えてきたというニュースも聞いています。

でも、見せてもらうと
意外に多い…



まずはやるべきことを一つずつ確認していきます。

ワークを開いて、

「ここまで終わった?」

「丸つけはした?」

「間違えたところはどうした?」

と確認していく。

このあたりは、私が教員をしていた頃と大きく変わらないなと思います。

でも、そこに加わっているのが
「タブレット」

デジタル教材を使った課題もあります。

紙のプリントをやって、ワークをやって、そのうえでタブレット学習。

昔の夏休みとは、ずいぶん変わったなと感じます。

教員をしていた頃からICT化は進んでいましたが、今はそれが主流の学習方法になりつつある。

家庭教師として子どもたちの学習を見ていると、その変化をより身近に感じます。

「宿題をやる」だけでは終わらない


家庭教師として宿題を見ていると、意外と大切だと思うのが、

宿題を整理すること

「何が出ているの?」

と聞くと、

「プリントがあります」

「ワークがあります」

「タブレットもあります」

「あと、感想文があります」

と、次々に出てきます。

一つ一つはそれほど大変ではなくても、全部合わせると結構な量。

しかも、夏休みは学校がないので、自分で予定を立てて進めなければなりません。

「まだ夏休みは始まったばかりだから大丈夫」

と思っていると、あっという間に時間が過ぎていきます。

これは大人も同じですよね。

「まだ時間がある」

と思っていた仕事が、気づけば締切間近。

だからこそ、夏休みの宿題は、

勉強そのものだけでなく、
計画を立てる練習でもある
んだな

と思います。

ワークは「終わらせる」だけではもったいない


家庭教師をしていて、もう一つ感じるのが、

ワークをどう使うかが大事

ということです。

ページを進めて、答え合わせをして、

「終わった!」

となれば、それで宿題としては一段落。

でも、本当はそこからが大切です。

間違えた問題を見直す。

なぜ間違えたのか考える。

もう一度解いてみる。

特に数学などは、

「答えを写して終わり」

になってしまうと、なかなか力がつきません。

反対に、間違えた問題を一つでも、

「ここが分からなかったんだ」

と理解できると、それは夏休みの大きな収穫になります。

家庭教師としては、 

宿題を全部終わらせることだけではなく、

どこが分かっていないのかを見つける

ことも大切にしたいと思っています。

タブレット学習を見ていると、時代を感じる


タブレットを使った学習を見ていると、

「本当に学び方が変わったな」

と思います。

問題を解いて、すぐに答えが分かる。

自分のペースで進められる。

繰り返し学習できる。

紙にはない便利さがあります。

一方で、タブレットを開いたまま、

「やったつもり」

になってしまうこともある。

画面上で問題を解くことと、本当に理解していることは、必ずしも同じではありません。

だからこそ、

「どうしてこの答えになったの?」

「説明できる?」


と聞いてみる。

そうすると、分かっているつもりだったところが見えてくることがあります。

便利なものを使いながらも、最後はやっぱり、

自分の頭で考えること

そこは変わらないのだと思います。

そして、今も残っている「感想文」


プリントがあり、ワークがあり、タブレットがある。

そんな中でも、昔から変わらない宿題があります。

読書感想文などの「書く宿題」です。

本を読む。

感じたことを考える。

自分の言葉にする。

そして文章にまとめる。

これは、なかなか時間がかかります。

「何を書けばいいのか分からない」

という子もいるでしょう。

私も子どもの頃、この読書感想文に悩まされてきました。

でも、私はこういう宿題も大切だと思っています。

正解が一つではないからです。

数学の問題なら、答えがあります。

でも、

「この本を読んでどう感じた?」

と聞かれたら、その答えは一人一人違う。

自分が感じたことを、自分の言葉で表現する。

これは、タブレットがどれだけ進化しても、人にしかできない学びなのかもしれません。

元教員の私が、家庭教師になって気づいたこと


教員をしていた頃は、たくさんの子どもたちを一度に見ていました。

授業をして、宿題を出して、提出されたものを確認する。

学校という集団の中で子どもたちを見る仕事でした。

今は、家庭教師として一人の中学生と向き合っています。

宿題を一緒に確認して、

「ここはバッチリできているね」

「ここはちょっと苦手かな?」

「これは後回しにすると大変だから、今やっちゃう??」

そんなふうに話しながら学習を進める。

一人の子どもをじっくり見るからこそ、見えてくることがあります。


学校という場所を離れても、

子どもが分からなかったことを「分かった」に変える手伝いをする。

学習のつまずきを一緒に見つける。

「できた!」という瞬間を一緒に喜ぶ。

形は変わっても、やっていることはどこかつながっています。

夏休みの宿題は「自分で学ぶ」練習


👉夏休みの宿題、お子さんへの声かけに悩んだら…


プリント。

ワーク。

タブレット。

感想文。

今どきの夏休みの宿題は、昔とは少し形が変わっています。

でも、

「自分で考える」

「自分で計画する」

「分からないことをそのままにしない」

「最後までやり切る」

という部分は、今も変わらないのだと思います。

夏休みは、学校の授業がない分、自分で時間を使うことができます。

だからこそ、宿題をただ「終わらせるもの」と考えるのではなく、

自分で学ぶ練習

として考えてみるのもいいのかもしれません。

家庭教師として私ができるのは、そのお手伝い。

全部を教えてしまうのではなく、

「どう考えたらいい?」

「どこが分からない?」

と一緒に考えること。

そして、

「できたね」

と声をかけること。

そんな小さな積み重ねが、子どもたちの自信につながっていけばいいなと思っています。

今年の夏、たくさんの宿題を前にしながら。

一つずつ、一緒に学習していこうと思います。


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