【比較疲れの処方箋】他人の100歩に焦る夜は、「昨日の自分」とだけ話をしよう。
突然ですが、最近、誰かと自分を比べて、勝手にすり減ってしまうことはありませんか?
SNSを開けば、同世代の活躍や、スマートに仕事をこなす人の姿が嫌でも目に飛び込んできます。
ちゃんとしなきゃと思えば思うほど、周りが眩しく見えて、自分の現在地が分からなくなってしまうんですよね。
今日は、そんな「比較疲れ」のループから一歩抜け出すための、小さなお話をさせてください。
なぜ私たちは、頼まれてもいないのに「比較」してしまうのか
会社員時代、そして起業したばかりの頃の私は、まさにこの「比較の罠」の住人でした。
周りを見渡せば、テキパキと仕事をこなす同僚や、SNSで「月商〇〇万!」「満席御礼!」と輝かしい成果を掲げる人ばかり。
それに比べて、当時の私は「今日も大したことができなかった」「私には誇れるものなんて何もない」と、頼まれてもいないのに勝手に周囲と自分を比べては、落ち込む日々を送っていました。
真面目で、いつも周囲の空気を読んで、ちゃんとしなきゃと頑張ってきた人ほど、無意識のうちに他人の物差しを自分の心に当てて、自分を採点してしまうのだと思います。
でも、他人の正解を生きようとすることは、終わりのないマラソンを走るようなものです。
息が切れて、心がすり減ってしまうのも当然ですよね。
シンプルだけど一番むずかしい「昨日の自分」という基準
そんな生きづらさの中にいた私が、ストレングス・ファインダーなどを通じて自分自身の資質や心地よいペースを知るうちに、ようやくひとつの答えにたどり着きました。
それは、「比べるなら、他人の100歩ではなく、昨日の自分」 ということです。
文字にするとすごくシンプルですよね。
きっと誰もが一度は聞いたことがある言葉だと思います。
でも、これが本当に、一番むずかしい。
スマホをひとたび開けば、他人のきらびやかな日常や成果が強制的に目に入ってくる時代です。
どうしても意識が外に向いてしまうからこそ、意識して自分の足元に視線を戻す必要があるのです。
100点を目指さない。私が救われた「1ミリ」の進み方
他人の100歩と、あなたの1歩を比べるのはナンセンスです。
生きている環境も、持って生まれた強みも、目指す場所もみんな違うのですから。
私が救われたのは、100点満点の完璧を目指すのをやめて、1ミリだけ動くという進み方でした。
昨日は心が重くて開けなかったパソコンを、今日は開くことができた。
昨日は他人の頼みごとを断れなかったけれど、今日は「今は難しいです」と自分の時間を優先できた。
昨日は夜遅くまでスマホを見て焦っていたけれど、今日は早めに布団に入って自分を休ませてあげられた。
世間一般の基準から見たら、それは本当に小さな小さな変化かもしれません。
でも、その1ミリの積み重ねこそが、誰にも振り回されない確かな前進であり、あなただけの「自分軸」を優しく育ててくれるのです。
完璧を手放した先に、本当の自分軸が見えてくる
この世界に、完璧な人なんて一人もいません。
画面の向こうで完璧に見えるあの人も、きっと見えないところで悩み、葛藤しています。
だから、もう「ちゃんとした人」の仮面を被って、無理に周囲のスピードに合わせようとしなくて大丈夫です。
大きな一歩を踏み出そうとして足がすくんでしまうくらいなら、小さく、自分のペースで動くことの愛おしさを、もっと自分に許してあげてください。
エネルギーを他人に使うのをやめて、自分の「1ミリの前進」を心から祝福してあげること。それが、心がふっと軽くなる「余白」を生み出す第一歩になります。
最後に
比べるなら、昨日の自分。
シンプルだけど、本当にむずかしいことです。
でも、「あ、また誰かと比べて焦ってたな」と気づいて、そこに意識を戻せた日は、不思議と心が凪いで、ちゃんと前に進めている気がするのです。
完璧じゃなくていい、小さく動けばいい。
今夜は自分に「今日もよく頑張ったね、お疲れ様」と優しい声をかけて、明日はまた、あなたらしいペースで、1ミリだけ進んでみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたの明日が、心地よい余白で満たされるものでありますように。
自分の強みが分かると、頑張り方にも優しい余白が生まれます。
もっと自然体で進みたい方におすすめです。
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