天体撮影「本格機材デビュー」
こんにちわ!
今回は以前ご紹介した記事「沼への入口」にてご紹介させてもらった本格的な天体機材を用いての撮影のテストをしてまいりましたので、その様子を振り返りたいと思います。
記憶が新しいうちに記事にしておかないと初心をすぐに忘れちゃうので自分自身の記録という意味もあります。
使用機材
以下が今回組み合わえた本格機材の明細になります。詳細は「沼への入口」の記事にてご説明しておりますので割愛しますね。
鏡筒 :タカハシ「FS60CB」
赤道儀 :ZWO AM3Nハーモニック赤道儀
三脚 :ZWO TC40(AM3専用三脚)
カメラ :キヤノン EOS6D(天体改造)
ガイド鏡 :ZWO 30F4
ガイドカメラ:ZWO ASI120MM mini
制御デバイス:ZWO ASAIRmini

こうしてみるといかにもZWO製の赤いパーツが多い感じですねー。
実際のところ、現環境においてはZWOの製品は大変優秀で人気もありますし、制御系デバイスをASIAIRにした以上は手足に当てはまる機材も必然的にZWOになってしまいますよね。まるで日本のSONYの見ているかのような囲い込み戦略ですねw
今回のテスト
なんせ今までスマート望遠鏡しか使用してきたことがない自分にとって、機材のセッティングや配線、アプリの使い方などすべてが始めての経験ですので、大きく以下の段階に分けて考えてみることにしました。
①動作確認
②フォーカス合わせ
③極軸合わせ
④ガイド追尾
⑤3分ワンショット撮影(追尾の確認)
ここまでをテスト撮影の確認事項とし、一つ一つ実践、確認してまいりました。

①動作確認
到着資材を組み上げて、お昼の明るいうちに動作確認をしてきました。
配線なんかは赤道儀の動きで変に引っかかったりしないようにすべて鏡筒の上部に設置したAISAIRに集中してあります。
AM3N赤道儀にはアリミゾに電源とUSB-cの端子が追加されたので、非常にスッキリと配線することができました。
今後機材が増えてきたりするとまた話は違ってくるとは思いますけど、今のところはこれで問題なさそうですね!
②フォーカスの確認
夕刻、現地に到着し、星が見え始めた段階でまずは星にフォーカスを合わせる作業します。これをしとかないと次の極軸合わせもできないので、ここでは大まかに星が一番小さくなるように仮で合わせることとしました。
今回は一眼カメラのファインダーを覗きながら(古風なやりかたw)星が一番小さく見えるところで合わせてます。
ASIAIRアプリの機能で数値を見ながらピント合わせができる機能があるので、次回はこちらで厳密にピントを追い込んでゆきたいと思います。
③極軸合わせ
次にPA(ポーラーアライメント)です。
この極軸合わせの方法はDWARFの極軸合わせとやり方がよく似ていたので、時間はかかったけどトラブルなくできたと思います。
まずは大まかに赤道儀を北に向けて、アプリ画面のズレの数値にしたがって赤道儀を物理的に微動して合わせていきます。
最初はどのツマミをどれくらい回せばいいのか加減がわからず苦労したものの、最終的には5分角以内に収めることができたので、よかったです。
どれだけ精密に合わせても架台や鏡筒の重み、風などの影響でズレてくるのは仕方ないので、アプリにニッコリマークが出た段階でFinishしてもよさそうですね!

④ガイド追尾
今回一番苦労したのがガイド追尾です。
対象の導入は極軸とピントさえあっていれば星図から選択できるので簡単なんですけど、ガイドという概念がDWARFにはなかったので、ここは大変苦労しました。
当初ガイドする星をカペラ(一等星)に設定してアプリに怒られたり、キャリブレーションせずにガイドスタートしてたりとパニック状態でしたが、Xでベテランの方からの暖かいアドバイスをいただけたこともあり、なんとかガイドを安定させることができました。
ここについては更に深く勉強して何度も練習が必要な項目ですね!

⑤3分ワンショット撮影
龍之介先生より、最初は3分露光ワンショットで星が点像で映るかどうかのテストをしなさいと、ノルマを与えられていたので、カメラのシャッタースピードを180秒、ISOを200に設定して実践してみました。
ここで極軸とガイドが正しく機能していれば輝星が点像で写るはずです。
結果、1枚長時間なので、画像はノイズだらけですが、星はしっかりと点像で写ってくれたので、よかったです。
つぎは5分ワンショットもやってみてさらに追尾精度を確認できればいいですね!

こんな感じで約4時間に及んだテスト撮影が終了いたしました。
本当であればそのまま明るい対象を試し撮りしたかったのですが、その日は早く帰宅しないといけなかったので、急いで撤収し帰宅しました。
次回の新月期まではまだ一週間あるので、その間にいろいろと試行錯誤を繰り返して、ファーストライトの作品に挑戦してみたいと思います!
最後に反省点
・予習不足
もっと事前に確認しておくべきだった
・知識不足
アプリは全部英語なのでReとかDECとかわからない用語が多かった。
・寒さ対策
5月の夜を舐めてました。むっちゃ寒かった
・空腹対策
パンを持っていったけどお腹すいたー。(食べてる余裕はなかったけど)

以上、本格的な機材を使用した天体撮影のテスト撮影の様子について記録してみました!
それでは、また!
