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助け合いに感動した 介護福祉士国家試験2026 in 札幌 -前編-

第38回介護福祉士国家試験が終わった。
札幌においては、歴史に残る試験ではないだろうか?

災害級の記録的大雪の影響で、
この日は色んなドラマが起きた。


玄関扉を開けて呆然・・・

前日から大雪の予報は出ていて、
夜も暴風がうなりをあげていた。

まだ暗い明け方に窓の外をみると
思ったほど積もっていないように感じた。

電車の運行情報を確認しても
通常通り動いているように思われた。

それなら安心と思い、
最低限の雪かきにと玄関を開けた途端
全てが勘違いだった。と悟った。

こんな状況で、電車が動くはずない!!
普段電車を利用する妻が運行状況を調べてくれた。

運休や遅れが出てる。
やっぱり…

僕が見たことない画面を見せてくれて
現在の電車の位置を確かめる。
こんな機能あるの知らない。
めちゃくちゃ便利じゃないか。
いやいや感心してる場合じゃない。

乗る予定だった電車より1本早いのが
20分遅れで動いていた。

これに乗るしかない!
駅までの歩道は当然雪に埋もれてる。
車道にできた車のタイヤの跡を頼りにスタスタ歩く。

同じように駅に急ぐ人がちらほらいた。
この日は日曜日。
僕は試験だけど仕事だろうか?

目的の駅までは行かない便。
とりあえず札幌駅まで行けば何とかなると信じて乗る。

よく来てくれた😭✨

父から電話が・・・

雪かきを終えて、電車の時刻を確認していたとき
父から着信が鳴る。

特別な用事がない限り、父からは連絡は来ない。
嫌な予感がした。

「おう、Kenか」
「あんねぇ…お母さんが除雪中に転んで手を骨折しちゃってさ…」

「!!!!!!!」
このタイミングで!?

この日、僕は試験で妻は仕事。
息子のことを母に頼んでいた。

母は数日前にコロナにかかり、
その後、父が続けて感染。

甘えん坊の父のせいで、
母は自分がコロナの時よりも大変な
徹夜の看病をしていると聞いていた。
理解に苦しむ。

よくよく聞くと、倒れていたスコップに気づかずに踏んで滑ったらしい。

頭を打たなかっただけラッキーだったと思う。

息子は友人のお家で預かってもらえることになり、妻も仕事へと向かった。


札幌駅で足止め

何とか札幌駅に到着したのはいいが、
札幌駅からは全ての電車が除雪作業のため
運転を見合わせていた。

待ち続けるしか選択肢はない。
駅構内は手袋をしていないと手がかじかんでしまう。
参考書を開く気にはなれなかった。

食べそびれた朝食、昼食用のおにぎりとジュースをキオスクで買った。
とりあえず冷たいおにぎりを頬張る。
味わう余裕なんてなく、エネルギー補給。

50分遅れで岩見沢行きの電車が動いた。
ギリギリ間に合う時間だ。
助かった。

車窓の景色は永遠のホワイトアウト。
これで、電車が走れるなんてすごいなぁ…
とぼんやり景色を眺める。

大麻駅から試験会場の酪農学園大学までは
徒歩10分とGoogleマップで表示されていた。

当然歩道は雪に埋もれていて、
1人が通れる幅しかない。

降りしきる雪の中、
受験生一行が無言で会場へ向かう。
入場制限時間15分前に到着。
何とか間に合った。


▼後編はこちら

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