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悔いながら生きてる場合じゃない

それは、あたらしい音響機材とアートとAI技術にふれにいく
冒険のような1日のはじまりのことだった。

やわらかい日差しに包まれながら、街に広がるのどかな景色の中で
バスを待っているご婦人と目があった、

その瞬間

頭の中にいろんな思考が走り
悔しさと希望の両方が勢いよくあふれでてきて
せっかくちゃんと化粧をした日だったのに
ヨドバシカメラに着くころには顔面がぐちゃぐちゃになっていた。


これまで、20代の人たちがまぶしいな、と思っていた。

私の周りにいる10~20代の人たちは本当にエネルギーがあって、まっすぐで、キラキラしていて、私の知らない世界をたくさん知っていて、勇気があって、賢くて、思考回路が重厚で、やさしくて、
自分が20代のころと比べると、そもそも生き物として違う種類なのでは?と感じるほどに、輝かしいなと思っていた。

ご婦人と視線が重なった瞬間、
「今の自分が20代の人をまぶしく感じているように
20年後の自分は40代の人を見て同じようにまぶしく感じるのだろう」
と、頭に浮かんで、

うあああああああああああああああああ!!
私はいったい何をしているのだろう!

と。

他人をまぶしがってる場合じゃねえよ。
何十年まぶしがってるつもりだよ。
てめえ自身が輝けよ。


私の肉体は日々枯れゆき、劣化する。

そのときが訪れるのは今日かもしれないし、
もう少し先のことかもしれないけど
確実に、いずれ朽ちる。

だけど、今の私たちには。
この手があって、足があって、
いつだって、好きなだけ、この手で希望をつかむことができる。
どこへだって、飛んでいける。

それに気づいたら、
たまらなくうれしくなって
涙があふれ出た。

躊躇したり押し込めたり、ちんたら生きてる場合じゃない。
魂を燃やしながら生きていこう!

と思った翌日には、早くも体調不良で思うように動けなくなったりしつつも
この肉体にも敬意をはらいながら、
じっくりと、炎に空気をはらませていく。


このような思考に至ったのは、
体験小説「RingNe(リンネ)」をとおして見てきた世界や
そこで得た体験が、切っても切り離せない。

体験小説とは、
原作となる小説から、読み手が自由に想像/創造。

その世界の住人として現実の世界で振る舞い、
そこで営まれた現実が小説の世界に編み込まれる、という
物語と現実の境界が溶けあう中で、
関係する人全員がともにつくる体験作品である。

体験小説「RingNe」に出会ってから
現実世界にRingNeを展開する、年に1度の「RingNe Festival」に
2023年、2024年と、2年連続で関わっている。


私は、RingNeが大好きだ。

たった1日のフェスティバルに向けて、たくさんの人たちが
何か月も前から想いを馳せ、膨大な時間をかけて議論や準備を重ね
そこには様々な人間模様や行き交う感情があって、
そのすべてを包み込んでくれているRingNeが愛おしく、大好きだ。

しかしながら、RingNeは辛い。とても辛い。

道中もそこそこ苦しかったりはするのだが
走りきったあと、フェスティバルが終わった後の苦しさは格別で

もっとああできたはず…
なんで自分はあのときああいう振る舞いをしてしまたんだろう…
あのときこう動けばよかった…

うわああああああ!もっとちゃんとやれたはずなのに!
みんなのこと、もっと大事にできたはずなのに!!
RingNe、たいせつなのに、、、
なんて自分はこんちくしょうなんだ!!!!!!!
という後悔と反省でいっぱいで心がぐじゃぐじゃになり
RingNeとまともに向き合えなくなる。

というのを、2度繰り返している。

今年は、RingNe最終章。
2025年9月20、21、22日の三日間で、人類最後の祝祭をおこなう。

すでに、開催に向けて準備がはじまってはいるのだが
一歩RingNeに足を踏み入れると
それにのめりこんでしまう自分がいるのを知っているのと
前回(2024年9月)開催時の後悔や痛みも引きずっていて
少々距離を置いていた。

けど、ご婦人のおかげで
悔いながら生きてる場合じゃない、と気づけた。

悔いに心や思考を割く時間があるならば
その時間をつかって、今を真剣に生きようと思った。


ここから先の文章は、RingNeと私の振り返り。

自分なんて消えちゃえばいいのに。
と思いながら生きてきた私が
RingNeに出会ったことで
自分という存在を認め
自分のいのちを美しみ
自分の人生を生きられるようになった、
その足跡。



第1章 「生 / 巡」人で在るうちを共に祝う

2023年1月。
きっかけはささいなことだった。

「RingNe Festival開催します!」という投稿が度々流れてきて
HPをのぞいてみた。よくわからなかった。

けど、
「なにこれ!!おもしろそ!!」

イベント運営が好きなのと直感で、気軽な気持ちで参加した。

DAOによる運営だったので、2月~4月は組織設計の話が主だった。
金銭的な責任、社会的な責任、そういったものをどう分散するかについて議論したり
みんなで小説を読んだり、オーディブルを作成したりした。


4月~6月は重めの仕事が入っていたので、それに集中するべく一次離脱。

7月に戻ってきたときには、企画やコンテンツもある程度かたまっており
役割分担も進んでいた。

うーん、何しよう。

最初こそはゆるやかな再始動だったが、
負荷の大きそうなセクションのサポートに入ったり
誰も動かしておらず浮いているタスクを拾っていくうちに
気づいたら両手いっぱいにボールを抱えていた。

本番数日前には心身ともに限界が近かったが
とにかく手を動かして
物事を前に進めることだけを考え続けた。

本番前日。
準備のために現地入りするも、雨で予定が一気に崩れた。

雨の予報さ、ちゃんと出ていたの。
でも、きっとなんとかなるだろう、ってたかをくくっていたの。

加えて、ロジ車が高速道路の事故渋滞に巻き込まれ
待てど暮せど到着しない。

甘かった。完全に甘かった。
予定していた準備が全然進められない。
更には、会場が山なので電波環境や足元が悪く、それによる時間ロスも考慮に入れられていなかった。

でも、無情にも時間は刻々と過ぎていく。

複数の役割をかけ持ちしてしまっていたので
身体がひとつでは全然足りなくて
半泣きで、色んな人にヘルプを出しながら準備を進めた。

ひとつだけ、自分でどうにかするしかない役割があって
それは、ハナショウブリバーステージのMCだった。

MC以外の役割は、随時動かしていかないと全体に影響が出るものだったので、すべての準備においてそちらを優先した結果
台本も覚えていない、どんな立ち居振る舞いをするのかのイメージすらできていない、そんな状況で前日を迎えてしまったのである。

やばい。
深夜にホテルに戻ってから、必死で台本を唱えた。

ハナショウブリバーステージは
複数のエリアがある中でのメインステージ。

小説「RingNe」の中の、2044年のRingNe世界の存在として
時おりステージにあらわれ、そこにいる人々を
RingNeの世界にいざなう、というのがMCの役割だった。

しかしながら、本番開始8時間前にして
大きな壁にぶちあたった。

1章のテーマは、「人で在るうちを共に祝う」。

私はもともと、植物や生命にさして関心がなかった。
加えて、子どものころから、自分なんか消えちゃえばいいのに。と思いながら生きてきたので
自らの存在を祝う、ということは非常に難解なテーマだった。

いずれ人間たちが転生する植物たちを心から敬う。
人で在る今を祝いあいましょう、というメッセージを相手の心に届ける。
そのためには、自分自身がその世界に存在しなければならない。

私たちはこの足でどこまでも歩いていける、踊っていられる。
植物になる前に、この特別な刹那的な状態を、最後まで祝い、味わい尽くしていきましょう。

MC台本より

(この言葉はいずれ、2025年5月20日の私に、ご婦人の瞳をとおして
大切な気づきを送り届けてくれるのだが)
2023年10月8日の私は、どうしたら、この言葉を、その世界の住人からのものとして届けられるだろうか。人で在るうちを祝う、とはどのようなことなのか。
必死に考えながら、朝を迎えた。


フェスティバル当日。
小雨の降る中、会場に流れるボレロ。
お客様も入り始めた。

間もなくオープニングMCだ。
が、ステージ横にスタンバってから気づく。

あれ、私、何のタイミングでステージに出ればいいの?
んん?セリフを言い終えたら、どうやってはければいいの!?

プチパニックで、舞台監督の多賀さんに助けを求める。
「話し終えたら、お辞儀をして、普通に舞台袖に戻ってくるのがかっこいいと思うよ」
「自分が合図したら出ていいよ」

経験豊富な多賀さんの落ち着きのおかげで、少々落ち着きを取り戻す。

どう立ち回ればいいのかわからないことばかりで不安だらけだったところを
ステージ周りを担当されていた多賀さんやZACさんに救ってもらって
この場を借りて心からの感謝を伝えたい。

多賀さん、ZACさんのおかげで乗り切れました!
本当にありがとうございました!!!

スタートしてからは、あっという間だった。

MC→着替えて宿泊者対応→また着替えてMC、と
他の役割とスイッチしながら繰り返し
気づいたら21時、クロージングを迎えていた。

やさしい雨に包まれながら あなたと、私が ここに在ることを ただひたすらに祝いあった。 ㅤ 『人は死んだら植物になる』 ㅤ それが科学的に証明された2044年のとある1日にとぷりと浸かった。 ㅤ RingNe...

Posted by 武田 睦美 on Tuesday, October 10, 2023


ナイトイベント終了後、リバーサイドステージ前では
小さなお疲れさま会が催されていて
スタッフや、来場者の方と会話を交わした。

そろそろ寝よう…とキャビンに向かう道すがら、
真っ暗になった会場を横目に
「自分として生きてきて、よかったね」と
私の心がぽろっとつぶやいて、驚いた。

まさか自分が、こんなことを思う日がこようとは。

その感覚に至れたのは、
MCをするために、人で在るうちをともに祝う、とはどういう感覚なのかを強制的に自分に突き付けられたのが大きかった。
もしMCをしていなかったら
運営にてんやわんやしながら、生命にさして興味もなく、自分なんて…と思っている、2023年の自分を引き続き生きてしまっていたと思う。

悔しさも反省もめちゃくちゃあったけど、MC、引き受けて本当によかった。

<第1章のアフタームービー>


RingNeで、死生観に少しヒビが入った。

その2か月後、2023年12月。
自分が握りしめていた死生観を、ヒビどころかがつんと壊される出来事がおこる。

RingNeにも出演していたおしだゆきちゃんをはじめ
RingNe関係者によるインタラクティブパフォーミングアーツ
体験小説『Escape to light. White out.』。

おしだゆきの魂が、ATフィールドをぶち抜いてダイレクトにやってきた。

※PCからじゃないと視聴できないかも↓ ぜひみてみほてしい※

2023年12月3日、12月8日に 逃げBar White Outで行われた 体験小説『Escape to light. White...

Posted by 榊 みや子 on Tuesday, February 20, 2024


帰り道、最寄り駅から自宅に向かう道中で、突然
思った。

私のいのちも、美しい。

生まれてきておめでとう、と
自分のいのちを、存在を、
私自身がよろこび、祝ってくれて
涙があふれてとまらなかった。


2024年1月。
誕生日に、あたらしくなるための生前葬「白葬」をおこなった。

武田睦美第二章は、
大好きなサカキミヤコの「おめでとう」の声を一番に耳に入れて
最愛の推しや、RingNeの仲間や友人らに囲まれながらスタートした。


そして、RingNe第2章も幕をあける。


第2章 「在 / 祝」人と植物のあわいを巡る

1章のときは運営メインだったので
2章では演出開発やクリエイティブに携わってみたい、と思った。

が、ゼロイチがうかがばない。

皆さんが様々な企画を立てている中で
演出やクリエイティブは自分には力不足なのかもしれないな…と思い
少々距離を置く。

そうこうするうちに、RingNe内部でも様々な展開があり
新しい人もどんどん増えた。

そこで、次なる展開が訪れた。
2024年5月、せいちゃんとの出会いである。

せいちゃんは、とってもすごい。

どんな意見も、必ずいったん受けとめてくれる。
聞きながら、それは違うんだよな、と思っていることもあるだろうけど
まずは受けとめて、肯定して、その上で自分の考えを伝えてくれる。
そのやりとりが、一緒につくる、を実現してくれる。

だから場が活性化して、一緒にいる人からはどんどん意見やアイディアが生まれてくる。
人の話を引き出しながら、言語化して、整理して、同時進行で分かりやすく記録にまとめ、具体と抽象を行き来しながらコンセプトにそったアウトプットを導き、納期から逆算した工数の割り出しまでしてくれる。

加えて、論理的に物事を考えられるだけでなく
一緒にいる人に興味を持って接し、相手が今どんな気持ちでいるかもとても大事にしてくれる。

加えて加えて、デザインやライティングまでできてしまう!

めっちゃすごい!!
この人がいれば、デザイン周りはすべて回るのでは!
が、どうやら進行管理をお求めならしい。

役割的にちょうど浮いていたので、PMとしてせいちゃんと一緒にLP制作をするところから
私のRingNe2章がやっとはじまる。


みて!このLP!!!
かっこいいでしょ!!!!


みて!この、来場者用紙パンフ!!!
片面から進むと2045年、ひっくり返してもう片面から進むと2024年
中央で、ふたつの世界(虚構/イマーシブエリアと現実/フェスティバルエリア)がとけあい、世界がひとつになる仕様!
と思ったんだけど、全ページが載っている情報を残していなかった。。。

お手元に実物がある方のお楽しみということで…

イマーシブ体験の中で目に触れるクリエイティブは、どれだけその世界にいざなえるかを左右する。
様々なクリエイティブを、せいちゃんと一緒にめいいっぱいのこだわりをつめこんで、つくっていった。


2024年、8月。
デザイン周りは本番までには役目を終えるので
当日は何をしようかな、と思っていたところ
イマーシブエリア内のひとつ、「実之間」のディレクターになった。

もうひとりの実之間ディレクターの雨天さんは
空間デザインや装飾、その世界をここにあらわすための所作の演出など、エリア全体の世界観創出を担当。
アイディアがふくらんだときににこにこ話す雨天さんが可愛かった。

私は、各コンテンツディレクターが考えたアイディアをどのように実現するか、来場者の方にどのような導線で体験いただくか
場所や時間的に他のセクションと整合性が取れるか、サービスとして適切な体験価値を提供できるか、など
現実部門の調整役を担当した。

どのディレクターさんもRingNeを世界ごと持ってくるようなアイディアを生み出してくれていて
こんなこと自分じゃ考えつかないよー!すごいなー!と
尊敬のまなざしをむけながら、本番に向けて準備を進めた。

RingNeの世界を現実世界に実装するために
せいちゃんをはじめ、さわくんやよめ。ちゃん、雨天さん、みやこちゃん、様々な人たちと
夜な夜な、何度も何度も会話を重ねた。

私には、デザインはできないし、絵も描けない。
ゼロからアイディアを起こすのは難しいし
コンセプトから具体に落とすような、論理的な思考回路ももっていない。

けど、それができる人たちと一緒につくることで
私も世界観づくりに携わることができた。

自分でなんとかしなくちゃ、とひとりで頑張ろうとしていた第1章から
頼る、相談する、泣き言をいう、甘える、そんなコマンドを覚えた第2章。

やはりまた、気づいたらRingNeにのめりこんでいた。

このFacebookの投稿、改めて見返してみたら
ここまでnoteで書き綴っていたことが総括されていた笑

そうなの、こういうことなのです。

ごめん恋みたい、想いをとめられなかった。 もうやめなさいって言われてたの。 不通宣言して、通知をオフって、いったん離れてっていわれたんだけど 気づいたら考えちゃう。 SNS見ててもつい目で追っちゃう。 結局頭も心もRingNeでいっぱ...

Posted by 武田 睦美 on Sunday, September 15, 2024


そして迎えた、2024年9月22日。
フェスティバル当日、早朝。

昨年の小雨からグレードアップし
開場前の会場では、朝早くから雨風が吹き荒れ
雨の中でもできるかたちに変形させてやり抜くのか
翌日に延期して、縮小開催するのか
ギリギリの判断が迫られていた。

結果、開場を少し遅らせて、決行となった。

昨年の反省を踏まえ、雨が降る前提で準備を進めてはいたものの
風の影響が強く、またしても自然の中でイベントを開催する上での
見立ての甘さを思い知らされた。

ほとんどが時間制のコンテンツだったので
他のセクションとも調整しながら時間を組みなおしたり
雨風の状況を見ながらコンテンツの開始を決めたりと
あちこちと連携しながら、検討と判断を繰り返した。

その過程でもまた、たくさんの人に突然のお願いをしたりしながら
力を借してもらって
みんなが何か月もかけて練り上げてきたRingNeの世界を
そこにあらわすことができた。

こちらは、イマーシブコンテンツのひとつ、「緑進の儀」。


時間の変更だったり雨風の影響だったりで
どのコンテンツも、準備/想定していた内容と全く同じものを提供することはできなくて
悔しい思いをした人もたくさんいたと思う。

来場者の皆さまに対しても、至らぬ点が多く
ご迷惑をおかけしてしまった。

けど、皆さんと一緒に紡げたRingNeの世界は本当に美しくて
あの時空間を、そこに居た皆さまと一緒にそうぞうできたこと
心から幸せに思う。

第2章も、気づいたら終演していて
会場はアフタートークの時間になっていた。

テントやイスの撤収作業を進めたり
電気をかき集めて足元に配備したりと会場を歩き回る最中、
たまたま立ち寄った、電波のいいところで
電話が鳴った。


こうして、RingNe第2章は、幕を閉じた。

自分たちが10か月近くかけてそうぞうしてきた世界。
美しく、愛おしい、と思った。

私にはできないことや苦手なことがたくさんある。
けど、人に相談したりお願いしたりするのが苦手ゆえ、気合いと根性で突き進んだのが第1章。
第2章では自力でどうにかできる領域を大きく超え、自分が抱え込むよりそれが得意な人の力を借りたほうがRingNeがよくなるという実感もあり
色んな人にヘルプを出して、相談して、泣きついて、力を貸してもらって、「この人がいなければ私詰んでた…」と思えるたくさんの存在に囲まれて当日を迎えることができました。
みんなみんな、本当にありがとう。


最終章 「滅 / 美」人類最後の祝祭

2046年、人類は電脳世界への移住を始め、地上から次第に消えつつあった。
人類絶滅という先のない暗い絶望の中、
春が言う。 

「その上で、ここから先は自分のわがままなんだけど、このまま終わっていくなら最後に、皆がいるうちにしかできないことがしたいなと思って。瞬くん、最後にもう一度だけ、フェスやらない?」

「まだ未来が決まったわけでもないですが、どうせなら、というかいっそ、数百年後の未来を予祝するような祭りをしませんか? こっちの世界からあっちの世界に行く流れは、恐らくもう止められないからこそ、せめて未来にできる限りの希望を描いて、祝って、それぞれ好きな終わり方を選んでいけばいいんじゃないかと、それが僕らのハッピーエンドなんじゃないかと……ど、どうでしょう?」

小説「RingNe」第3章

RingNeは三部作。

第3章で描かれている人類最後の祝祭を
2025年9月20日〜22日を現実世界でそうぞうし
体験小説「RingNe」は終わりを迎える。

今年は、過去2年のRingNe Festivalとはまた異なり、お客様はゼロ。
全員が参加費を払い、そこに居る人全員でフェスティバルをつくる
ギャザリング形式だ。

今年は、なにをしよう。

またしても、どのようにRingNeと関わるか はかりかねていたのだけれど
RingNe最終章とはどのような場なのかを問う言葉に触れ
目が覚めた。

私はまた、あの景色がみたい。

人は死んだら、植物になる。
それが科学的に解き明かされたRingNeの世界の住人として、死を地続きに感じながら
今を大切に生きることからはじめよう、と思った。


今年のRingNeでは、なにかを表現する、
ということだけ、決めている。

みんな、すごいな。
自分にはこんなの、できないな。

アーティストやクリエイターに強く憧れ、尊敬するとともに
私にはつくれない、と自分に設定していた第2章からの
成長である。

DJやVJに挑戦するかもしれないし
おどったり、絵を描き始めたりするかもしれない。

何をするかは、これから生きて決めていく。

虚構と現実が入り混じる、RingNeの世界。
それは、私にとって 愛の物語。


ただいま共犯者(体験をとおしてともに体験小説を紡いでくださる仲間)を募集中。詳細は、下記HPからご覧ください。



RingNe、最終章。
あなたと一緒に、魂が震える体験がしたい。


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タケダムツミ 応援いただく際、メッセージ欄に希望のキーワードを1つ添えていただければ、その言葉を含めた詩を書き、noteやSNSに掲載させていただきます。

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