小冊子「簡単レストア~甦れジャンクカメラ~」
Range Finderサイト
私がRange Finderサイトを開設したのは1999年8月4日でした。1999年11月当時のスクリーンショットを見ると、カメラはほんの16機種の掲載でした。

掲示板で情報交換
当時、サイト内にある専用掲示板で、同じ趣味のみなさんで楽しい話題や、カメラに関する疑問などについて情報交換を活発に行っていました。
投稿で多かったのは、「〇〇カメラに、こんな不具合があるが、どうしたらいいの?」という質問でした。手元にある古いカメラを使ってみたいのに、使えなくて困っていらっしゃる方が、想像以上に多いことに気が付きました。
カメラ修理DIY
当時、カメラ修理は専門業者に有償で依頼するのが一般的で、素人が手を出すことはタブーのような状態でした。インターネット上にはカメラ修理に関する情報は限られていて、関連書籍も同様の状態でした。こうした中、自分で修理して使ってみたいというみなさんが意外にも多いことが分かってきたのです。高級なカメラではなく、ファミリーカメラ、それもジャンク品ということで、今でいうDIY感覚です。もちろん自己責任によるトライです。
小冊子にして配布
そこで、掲示板の質問を整理して、その説明を書いた小冊子を作り、無料で配布しようと考えました。原稿をカラープリンタで印刷し、ホッチキスで留めた簡易な小冊子ができました。それが「簡単レストア~甦れジャンクカメラ~」です。

サイトで告知するとすぐに反響があり、配布希望のメールが続々と入る状態になりました。冊子を印刷しては、封筒に入れ、切手を貼って投函するという日々が始まったのです。(仕事が終わって帰宅してからの作業)
冊子は無料で、郵送料もこちらで負担していましたが、希望者が多かったため、プリンタのインク代と郵送料を考慮してカンパをお願いすることになりました。テレフォンカード、図書券、切手などで応援くださり、改めて感謝を申し上げます。
2003年に小冊子の役割は終わったと考え、配布は終了しました。2000年から約3年間で、約900名の皆様に配布させていただくことができました。
「簡単レストア~甦れジャンクカメラ~」の目次
・はじめに
・何でレストアというの?
・何で古いカメラなの?
・古いカメラはどこにあるの?
・ジャンク品?
・どんな工具がいるの?
・調子の悪いところを見つける?
・水銀電池について?
・どんな電池を使うの?
・軍艦部を開ける
・ファインダー
・距離計
・レンズシャッター
・レンズ
・露出計
・その他の不具合
・モルトプレーン
・金属磨きとオイル
・ジャンクカメラ レストアレポート
・おわりに
項目が多いように思いますが、各項目の内容は簡単なものですので、全体でA5版で24ページの本当に小さな冊子です。
ここで、小冊子の「はじめに」を引用します。
物置の奥から何やら古いカメラが出てきて、ちょっと使ってみようかとシャッターを押してみる。でも動かない、全体的にほこりだらけでファインダーも汚い。このカメラ、やっぱり使えないか……。「親からもらったカメラの動きが突然おかしくなりました。」「メーカーのサービスステーションやカメラ修理店に問い合わせても、部品がないので修理ができませんと言われた。」「こんな古いカメラはね、直るかもしれないけど修理費がね・・」などのお声をよく耳にしています。
このような古いカメラに関するお問い合わせを、Web掲示板や、メールでいただくことがよくあります。いただいたコメントやメールにはできる限りの知識でお返事を差し上げているのですが、同じような内容のお問い合わせも多く、この際、簡単な冊子にしてお配りした方がお役に立てるかもしれないと考えるようになりました。そこで、古いカメラのレストアに関する冊子を作成することとなりました。
私は、カメラの専門家でもありませんし、専門的な修理屋でもありません。したがいましてここに記載されている修理方法が常に適切なものとは限りません。自分の経験と多くの方からの知識の寄せ集めと思っていただければ幸いです。同じようにやったら壊れたよと言われても責任は持てませんので、自己責任でお願いいたします。
noteによる情報発信

その後、Range Finderサイトの更新も徐々にできなくなっていきました。本業が忙しくなり、責任ある立場になっていったことが主な原因です。この度、定年退職によりやっとカメラ趣味の沼に戻ってくることができました。
Range Finderサイトにある情報を、別の角度でみなさんにお届けできるのではないかと考え、noteによる情報発信を始めた訳です。
noteで発信した情報が多くの皆様のところに届き、また、私自身が皆様の記事により刺激を受け(現状で多くの刺激を受けています)、そこに楽しい新たな世界が広がっていくことを願っています。
今回は、自己の振り返りのような記事になってしまいまして、申し訳ありません。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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