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“自分を生きたい”と願ったとき、まずは“呪い”を味わう必要があった〜ついついちゃんとしてしまう長男長女気質なあなたへ〜[後編]

前回のnoteでは、「自分の場を開きたい」と願いながらも、“ちゃんとしなきゃ”という呪いに縛られていて、なかなか自分の場を開かないでいた私が、
アトリアというコミュニティや仲間との出会いのなかで、
少しずつ自分のありまままの感覚を表現しながら場を開き始めるところまでの道のりを綴りました。

この後編では、
そこから実際に4回「はたらくの呪いを解く対話会〜ついついちゃんとしてしまう長男長女のあなたへ〜」を開いていった日々について、
自分の中の小さなチャレンジ、その中で起きた内側の変化や、小さな循環の始まりについてお話ししていきます!

今回は、私の内面にとってインパクトがあった旅路だったので、時系列ではなく、この旅路で覚えておきたいことを私的インパクトあったトピックスごとに書いてます。想いが強くて思ったより長くなちゃっった!ので、気になる項から読んでいただくのも良いかもしません。

※前編はこちら 👇


1. 「やってみたい」遊び心を大事にして開いた”呪いの対話会”

映画『陰陽師0』からインスピレーションを得て自らを制限する「呪いの呪符」を自ら破るワークを行なった初回。

その後も陰陽師で出てくる五行論の考えに基づいて対話会を実施しました。

1回目は呪符(紙)を使ったことから「木」、
2回目は新年だったのでめでたく金粉を撒き散らす「金」、
3回目は私の好きな粘土を使った「土」、
4回目は神社の人形流しから着想を得て「水」、
5回目は、呪符を燃やしその炎で未来を照らす「火」
というテーマで、
毎回テーマに乗っ取った方法で、みなさんがはたらく中で感じる「呪い」を対話から可視化して、
最後はシュールな儀式的なワークで締めるというものです。
12月半ばから3週間に1回のペースで4月頭までのペースで実施しました。

五行論の図

普段私は企業研修などでワークショップを行っているのですが、今回は小学生のような遊び心を持って純粋にやってみたいものを、自分の好きなシュールでポップな色全開にして試すということを大事にして設計しました。

例えば、
金粉を扱う会では、実際、家で撒いて掃除の大変さを思い知ったり、
途中で思いついてシャンパン的な飲み物に金粉を入れてみたらどうかなと思い立ち、グラスやシャンパン的なものや食用の金粉を買い足しに走ったり‥。
最後の呪符を燃やす「火」の会では、家で実験的にフライパンの上で呪符を燃やして思ったよりモクモクして火災報知器が鳴らないかヒヤヒヤしたり。笑
プロセス自体もシュールで楽しかったです。

3週間に1回、既にやったことがるワークではなく、新しいワークを作っては出すというスタイルはなかなかタフで緊張感もありましたが、
そのとき一番私の熱量が乗るものを出す、
というアートのような質感もあり、
それも一種のチャレンジでした。

水の会で呪いが水に解けていく様子

私は趣味で薬膳の勉強もしているので、薬膳のお茶を出してみたりもして、自分の家に友達を招くような、そんなお茶会のような感じも新鮮な質感でした。

みんなの呪い粘土人形と薬膳茶

2. 応援される練習をはじめてみたら。

また、新たなチャレンジとして行ったのが「応援される練習」です。

私はこれまで、それこそ長女の呪いなのか、応援してもらうのがくすぐったいというか、あんまり得意ではない感覚があって。

そんなところも見抜いていたのか、アトリア代表のさわこしから、
「参加費はベースで設定したもの+αで応援代をもらってみたらいいんじゃない?」
というアイディアをいただいて、やってみることにしました。

具体的には終わったあとに封筒をお渡ししてもしプラスアルファで応援してもいいかな〜と思ったら、お気持ちお金を入れていただくというもの。

初めの方は、封筒にいくら入っているか知るのがなんだか怖くて、開くのをためらう自分がいて。

それはきっと、
「金額=自分の価値」といった、自分の中に呪いがあったのだなと途中で気づきました。

でも、冷静になったらそんなことはないし、
応援代と封筒にメッセージやお名前を書いて渡してくださる参加者の方もいて、その感じたことを封筒にこめてくださるやりとりが味わい深かったです。

想いがこめられた封筒

後半は、だんだんとフラットに皆さんのお気持ちを受け取ることができるようになっていました。

日常の中でも自然と何かやってもらうことに対しても前よりは抵抗感が減っているかな〜と感じています。

「応援されるの苦手かも・・・」という方は、よかったら試していただきたい方式だなとも思いますし、私もこれからも何らかの形で取り入れて、引き続き受け取る練習をしていこうかなと思っています。

3. あなたの呪いの中に私の呪いがある「主役になれない呪い」

対話会のなかでは毎回それぞれの方に、
働いているなかで感じたモヤモヤから、
呪いを発掘してもらいました。その中には、自分の中にもある呪いがたくさんありました。

・私はズレているからそのままでは受け入れてもらえない
・優秀じゃないとみてもらえない
・私は主役になれない
・自分で全てこなさないといけない
などなど。

さらにその強弱も皆さんとの対話の中から感じていました。
特に、特にひっかかったのが「私は主役になれない」という呪い。

色々な記憶が蘇ってきます…

私は今では色々な方とお話するのが好きなのですが、小学生の途中までとってもおとなしくて。
なのに、なぜか演劇では目立つ役をやりたがる子でした。

そんな私が、幼稚園の年長さんのとき、キリスト教系の幼稚園だったのでお遊戯会でキリスト生誕の劇をやることになり。私はヒロイン、マリア様役に立候補したのですが、立候補者が2人いて。私はじゃんけんで勝ったのに、負けた子が泣き止まなくて、私は大人しかったのでイケると思われたのか先生に「あやかちゃん、譲ってあげて」と言われてモヤモヤしながら役を譲って、天使A役になった記憶。(ちなみにこれは人生ではじめて感じた理不尽)

小学4年生のとき、走れメロスをやりことになり。これまたヒロインであるメロスの妹役に立候補したのに、立候補者がまた2人いて。多数決で決めるときに、台本を読むときに噛んでしまったことを指摘されて全然票が入らず、人気のないセリフ2行の老人の役になった記憶。

呪いにかかったきっかけの過去の傷に気づくたび、ふわっと何かが軽くなっていく感じがありました。

写真はクルー仲間のスミちゃんのセルフポートレート会で撮影したもの。
前よりも軽やかにカメラの前に構えられるようになってきた感じがあります。

軽やかになったセフルポートレート

4. 日々の中に現れた呪いと癒し。「姉という呪い」

対話会の中で呪いを意識していったことによって、日々の中にも呪いに気づき、癒される瞬間がでてきました。

一番印象的だったのが、札幌に住んでいる妹が出張で東京に来て一緒に遊んだときのこと。

妹の学生時代の友達(私も名前を知っている)「最近どうしてるの〜?」という会話をしていた流れで、
妹が「ねー私たちって友達?」と聞いてきたんです。
なにげない一言だったのですが、ハッとしました。

私は妹との関係に対して無意識に姉妹という関係に縛られていたのかもと。

妹との関係はもちろん戸籍上姉妹であることに変わりはないけれど、
あるときは友達だし、最近、仕事仲間だったりもするときもある。

一つの「関係」だけにフォーカスしてしまうと、その役割がいつしか固定化されて「呪い」に変化をしてしまうのかもしれないけれど、
人との関係ってそういったあるときの一つの役割に囚われない、
それぞれの固有の関係がある
だよな、と改めて気づかせてもらいました。

「姉」の呪縛から解放された時間でした。

生まれてからずっと近くにいる友達でもあるんだよな〜

5. まだまだな私でも、誰かの希望になるかもしれない

対話会のワークのなかで、「あんな人になれたらいいな〜」という人を出してもらって、「でも私には難しいかも・・・」という声の中から呪いを見つけるワークをやった回がありました。

その中で、とある方が、色々挙げた人のなかで、私の名前を挙げてくれたことがありました。理由は「そのままの自分で愛されている感じがある」ということでした。

正直自分的にはびっくり。
嬉しいのですが、どこか申し訳ないような複雑な気持ちになりました。

なぜかというと、私のなかにはまだまだ「そのままの自分では愛されない」という呪いがあると自覚していたから。
「まだまだ私なんて・・・」という感じがありました。

でも、よく考えて感じてみると、確かにまだまだ呪いに囚われることはあるものの、働き始めた当初から比べると自然体にはなってきているし、
バリバリ仕事できる感じでもないし、まだまだファシリテーションとか緊張して噛んじゃうけれど、そんな私でもフリーランスとしてお仕事できている。

だからまだまだな私でも、
「こんな感じ(ばりばりじゃない、完璧じゃない感じ)でも仕事できるんだ、いいんだ」
という希望みたいになれることもあるのかもしれないと感じさせてもらいました。

正直くすぐったかったり、恐縮する感じはあるけれど、
その事実や誰かの希望になれる可能性は、謙虚になりすぎずに、ちゃんと受け取ろうと思えました。

呪いを粘土で表現して誰よりもげっそりしている私 Photo byゆうこりん

6. 本当に新しい自分は、自分一人ではつくれない

今回のチャレンジは今から振り返ると長女あるあるの呪い、
「一人でなんとかしなきゃ」の呪いを解く場でもありました。

私は無意識に誰かの期待に応えなきゃと思う反面、
その誰かの中に自分が含まれておらず、
なのでどこか、私の内的世界では、
自分と世界(周囲の人)がセパレートされているような感覚がありました。

実際には支えてくれる人、思いを寄せてくれる人がいてくれているのにも関わらず、どこかそのヘルプの手を受け取りきれなかったり、
何かをするときに誰かを頼るという選択肢があまり浮かばないような不思議な感覚があり、それが自分の可能性を狭めていたような感じがあります。

そんな私にとって今回印象的な出来事がありました。

まずは、初回から4回目までずっと参加してくれていたゆきちゃん。
ゆきちゃんは、私が「イケてるフリーランス」的に登壇させていただいたイベントにきてくださった方。

そんなイケてるフリーランスから降りて、そのままの私を見せていく場に、「イケてるフリーランス」として出て場で知り合ったゆきちゃんが参加してくださっていたことは、これまでの私とこれからの私が紡がれていくようでとても感慨深かったです。
ゆきちゃんも長女で、ゆきちゃんの呪いは共鳴することが多く、私も気づかせてもらいました。旅路をご一緒してくさって、とっても有り難かったです。

とってもいい顔をしている。嬉しい。

そんなゆきちゃんが最終回家庭のご都合で来れなくなってしまったり、
なかなか日々の忙しさにかまけて告知が疎かになってしまったりして、
最終回は10日前で参加者ゼロになってしまっていました。

そこで、アトリアのメンバーにヘルプのメッセージを送ったところ、
仲間たちが参加してくれたり、クルー仲間が共通のお友達を誘ってきてくれたり、と徐々に人が集まってきました。
(アトリアのメンバーは初回から、誰かはずっと参加をしてくれていて、ずっと共に創ってもらっている感がありました。)

さらに、SNSでの告知を見てくれた、
とても素敵な仕事仲間でなんだけど遠方に住んでいるのでこの場をご一緒するのは難しいかな〜と思っていた方が、たまたま出張でこちらにきているということでこれまたお友達を誘ってきてくれることに。

もともと少人数の場だったので人数を求めていなかったものの、最終8人の方にお申し込みをいただき、場を開くことができました。

一つ一つ一つのみなさんの想いが本当にあたたかく、
自分はもちろん起点になるものの、みんなで創っているという感覚が最終回では今まで以上に体感できてとても癒され、満たされました。

最終回に集ってくれた皆さま

7. 自分が決めた未来の景色が、立ち上がってくるという実感

実は6で書いた最終回の前に、参加者が0でヤバい!と思っているときに、印象的な出来事があって。

これまで見守ってくれていた、コミュニティマネージャーのお姉さん的存在の奈央さんと、代表のさわこしが、スッとSlackで、
「最終回、素晴らし場になったねおめでとう!」と、与祝(願いを込めて前祝いをする)コメントをくれました。

そこから、スイッチが入って、そうだ、最終回、素敵な場にするんだと腹がきまって、動き始めたら、偶然の連続で見たい景色が立ち上がってきた感覚があります。

これまでは何か目指すところを決めるというと、
どこか負担感を感じるというか、腹をくくって必死にやる!というような重々しいイメージがあり。

また、何かを実現するときに、見たい景色ではなくて、
みるべき景色を設定して、義務感で我慢しながらやるというようなプロセスで実行するパターンが残っていたように思います。

この対話会のプロセスを通じて、
まず、見たい未来の景色を決める。」
そこから動き始めると、現実がいつもより軽やかに動いて、
見たい景色が立ち上がってくる
ということをしみじみ実感しました。

この何かを実行するときのプロセスの変化は、私にとって大きなパラダイムシフトでした。
(これは結構大事な話なのでまた別途書こう〜)

最終回はみんなで呪いが祝いになった炎を眺めました。Photo byかなえちゃん

8. 幻を現実にする場を、これから

ここまで私の呪いを味わい旅路を味わってきました。
そして呪いを味わった先に何をしたいか、というのが立ち上がってきているのですが、
それは、幻を現実にする場です。

呪いに囚われていると、
「いつかできたらいいな」と思うことをそのままの幻にしがちなような気がしています。

特に、私のような、想像(妄想)は得意だけど、
具体的にスケジュールを組んで実行していくのは得意じゃないという方は、
想像を膨らませるだけ膨らませて、実行はいつか・・・
と、そういった傾向が強いかもしれません。

でもいつかはくるか分からない。
実は私は年末に「いつか遊びに行くね」と言っていた友人を亡くしてしまい「いつかは来ないんだ」ということを痛感しました。

そんな、「幻」を現実にするために、
これまで密かに研修などでも使ってきたタロットやアートセラピー、
最近は相棒になったAIという直感的なツールとテクノロジーを駆使するラボを立ち上げます!

その名も「幻実Labo」
テンションを上げるためにロゴ創ってみました。
イメージはこんな感じ。

人間の直感とテクノロジー両方駆使した探求したいな

こちらについてはまたお知らせしますので、気になってくださった方は、
心のクリップに留めておいてくだったら嬉しいです。

🔮Ending

あてもなく始まった「はたらくの呪いを解く対話会〜ついついちゃんとしてしまう長男長女のあなたへ〜」の旅路は、仲間たちとともに私を新しい世界に誘ってくれました。
覚えておきたいことが色々あって、一個一個で独立した記事書けるくらいのトピックス詰め詰めなのでまた追って、1個づつだしていくのもいいかなと思っています。
とにもかくにも、このストーリーからあなたの呪いを解くことについても何かのヒントになったら嬉しく思います。

ここまで読んでくださって本当にありがとうございました!

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