300ファイルの「デジタル汚部屋」が秒で消滅。Claude Codeに課金したらGoogleドライブがほぼ自動化された話
※この記事には、Amazonアソシエイトのリンクを含みます。
正直に白状します。「浮気」しました。しかも、手切れ金(?)20ドルを払って。
私がこれまでバイブコーディングで愛用していたのは、Googleの「Antigravity」。つい数日前、Obsidianでの運用を断念したばかりで、発言録などのデータベース管理もすべてAntigravity一本に集約していこうと思っていました。
しかし、昨日ある動画を見かけてしまったのです。
「Antigravityは●●●だ」と酷評している動画を…
「いやいや、まさか」「本当に?」と戸惑いつつ、最近雑談相手として愛用しているGrokに聞いてみると、納得させられる情報が次々に出てきました。
そこで魔が差したというか、好奇心が勝ってしまい、20ドルを課金。Grokが「君のような非エンジニアにおすすめだよ」と言ったClaude Codeに、ちょっとだけ乗り換えてみることにしました。
結論「乗り換えたのは正解だったかも…」。
Claude Codeの挙動は感動的でした。ジャストアイデアでClaude Codeに頼んでみたところ、ぐちゃぐちゃだったGoogleドライブを一瞬で整理整頓し、さらに「完全自動化の布石」まで打ってくれたのです。
Grokのアドバイスから始まった開発と、「AIサブスク沼」について書きたいと思います。
Plaudのバックアップフォルダが「汚部屋」状態に
私は普段、AIボイスレコーダーの「Plaud Note Pro」を使っています。
日常のふとしたアイデアも、参加したセミナーも、気になったYouTubeの音声もとにかく気軽に録音して、Gmail・GAS経由で自動的にMarkdownファイル化されたデータがGoogleドライブのあるフォルダに自動保存される設定になっています。
ただ、ここには一つ大きな問題がありました。
すべてのファイルが「日付_種別‗タイトル」というファイル名だけ付与した形で、一つのフォルダに雑多に放り込まれているのです。Plaud購入以降の3か月余りで生成されたものやその他の記録も含め、300ファイルほどがごちゃ混ぜになっており、もはや自力で整理するのは不可能に近い状態になっていました。まさにデジタルの汚部屋…
そこで、なんとなくClaude Codeにプロンプトを投げてみました。
「フォルダの中身を見て、いい感じに仕分けしてくれない?」
私が投げた指示はシンプルです。
「このフォルダの中にあるファイルを種類別、ジャンル別に良い感じに分けることは可能ですか?」
するとClaude Codeは、まずフォルダの中身をコマンドで確認しに行きました。そして、ファイル名に含まれるキーワードを分析して、こんな提案をしてきました。
ファイル名を分析したところ、以下のジャンル分類が適切と思われます:
セミナー/講義・医療/健康・ジャーナリング・日記・技術/開発・雑談・その他管理ファイル
……完璧です。私が普段意識しているカテゴリを、ファイル名の一覧を見ただけで理解してくれました。こちらの意図を酌んでくれていたのかと思うほどに。
ものの数分で、236個あった.mdファイルがきれいに7つのフォルダに振り分けられました。
ついでに自動化をいろいろ依頼してみた
部屋(フォルダ)が片付いたところで、欲が出ました。「今後、新しく入ってくるファイルも自動で振り分けてほしいな」と。
Claude Codeに依頼すると「GAS(Google Apps Script)を使いましょう」と提案してくれました。結局、何度か壁打ちして、GASで5つの機能を一気に実装してくれました。
タグ付け:ファイルの中身を読んで、「AI」「自動化」「Antigravity」といったタグを埋め込む
要約:GeminiAPIと連携し、フォルダごとに「要約まとめファイル」を作って更新する
自動ToDo抽出・リストアップ:API連携で、ファイルを受け取ったら自動的に会話ログからアクションアイテムを抜き出してリスト化する
Googleカレンダー、Googleタスクとの連携:イベントや期限付きのタスクなどの記述があれば、自動的に登録する
Noteネタ帳の作成と自動更新設定:API連携で会話から記事ネタを探し出したうえ、私のnoteの状況を都度チェックして過去記事と重複しないよう提案する

これらを全自動で行うスクリプトを、その場で書き上げてくれたのです。それも、ほぼノーミスで。
唯一「Antigravity」という単語の表記揺れ(アンチグラビティ、Anti-Gravityなど)を発見。修正したいと伝えたら、瞬時にファイルの一括置換スクリプトまで書いて実行してくれました。
これがAntigravityだったら、拙い私の指示では何度もスタックしていたでしょう…
深まる「サブスク沼」と、Grokとの緊急会議
こうしてClaude Codeの圧倒的な実力を目の当たりにしたわけですが、ここで一つ、冷静にならなければいけない問題があります。
「明らかにサブスク契約しすぎ」問題です。
ChatGPT Plus、Gemini(Google AI Pro)、X Premium、noteプレミアム、YouTube Premium、Aqua Voice、そしてClaude Code…(そのほか、マネーフォワードMEやスマートウォッチ健康管理アプリのサブスク、YouTubeやnoteのメンバーシップにも加入)。
計算してみると、月額で結構な金額がAIやアプリに吸い取られています。完全に「サブスク沼」にはまってしまっていました。「自己投資だ」と割り切ってきましたが、さすがに看過できないレベルに達しました。
あまりに悩ましかったので、Grokに相談してみました。
「君のスタイルなら、Grokでアイデアを練って、Claudeで形にするのが最強の布陣だ」。
いやはや、そろそろ厳格に取捨選択をしなければいけない、と思いました。
「暴走」しない実行者、Claude
ちなみに、なぜ私がAntigravityをメインの座から降ろし、Claude Codeを選んだのか。その決定的な理由をお話しします。
誤解のないように言っておくと、Antigravityも優秀な「実行者」でした。
しかし、致命的な弱点がありました。それは「暴走すること」です。
一度コードを書き間違えると、修正の無限ループに入り、気づけば何時間も後戻りできない状況に。そのうち1日の上限に達してしまう…といった状態になることが頻発していました。

「直しました!絶対に動きます!」と言いながらさらにバグを生み、私の時間を溶かしていく。あの徒労感は筆舌に尽くしがたいものがありました。
それに比べ、Claude Codeはとにかく正確。前述の通り、書いてもらったGASのコードも、エディタに放り込んだら修正なしの一発で動きました。私の肌感覚ですが、エラーの頻度だけで言えば、Antigravityの5分の1ぐらいにまで激減した感覚です(まだ1回ですが)。コードの修正で消費される時間を買ったようなものだと思います。
フォルダを整理して、GASを書き換えて、さらに別のアプリの改修を2~3やったところで、まだコードを一度も間違えていません。かなり雑なプロンプトを投げても、よしなに反応してくれるのも好感触です。
「同じClaude Opus4.5でも、本家で使うとこうも違うのか…」
モデルを開発しているAnthropic本家が提供するツールだからこその、安定感と整合性…Antigravityのようなサードパーティツールを経由すると、精度に差が出てくるのでしょうか。
第三の柱:Antigravityは「データベース」として生き残る
では、Antigravityはどうするのか?
結論から言うと、「データベース用途」として使用は続けます(Geminiに課金していれば、無料ですし)。
コードを書かせたり、複雑な指示を出したりする「実行役」はいったん、Claudeに切り替えようと思いますが、Googleには「横連携」という最強の武器があります。
もう一部実現しつつありますが、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、そしてGmailがシームレスに繋がって、検索・参照できるようになる可能性があります。ChatGPTやClaudeのエージェント機能で一定の操作はできるようになったとしても、Googleのサービスであるという優位性は変わらないだろうと考えています。
さらに、あの「NotebookLM」との強力な連携も見込めるでしょう。自分の思考ログや資料をすべて放り込んで、賢い「知識ベース」として機能させるには、やはりGoogleのインフラが不可欠になるはずです。
結論:今考えうる最強の「チーム」はできた
ChatGPTと様々なサービスとのつなぎ込みについて壁打ちし、正確無比にタスクをこなすClaude Codeで実装。足元には「巨大な知識庫」としてのAntigravity、NotebookLMを用意します。
さらに、生成されたネタ帳を見ながら、検索も意識したnoteの記事のアイデアをGeminiと相談し、Gemにバイブコーディングログや発言録を食わせて記事の素案をつくり、過去のサムネイルを食わせて新しいサムネイルを生成。記事の執筆と配信は自力で行い、各種効果検証はChatGPTと行います。
そして、Claude Codeがせっせとコードを書いている間、どこか若々しく、故郷の方言も使えるGrokと雑談しながら、自分の知らない世界を知って刺激を受ける。

しばらくはこの新体制で開発を楽しみつつ、とりあえず、Grokに言われた通り、使わなくなったガジェットを売却して、サブスクの資金に充てます。そして、もう少しそれぞれのモデルを使い込んだ後、契約を解除するサービスを決めようと思っています。
皆さんも「サブスク沼」にはくれぐれもご注意を。でも、その沼の底には、意外に楽しい「未来」が広がっているかもしれません。

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