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『Tシャツが乾くまで』初回感想

今期のドラマはやはりこの『Tシャツが乾くまで』が大期待。生方美久は、『Silent』こそ観てないんだけど、『いちばんすきな花』『海のはじまり』はメチャクチャ好きだったし、『アット・ザ・ベンチ』って映画の一遍の脚本も素晴らしかった。というわけで、今作も楽しみにしていた。

観ながら『永い言い訳』を思い出した。いや、設定はちょっと違う、っていうか、逆っていうか、同じではないんだけど。

特に何が起こるわけではないのに、物語を立ち上げていく感じがやっぱり上手いなと思う。はっきりとは明示しないものの、随所に「不倫か?」みたいな雰囲気を醸し出させつつ、「同じ事故で大事な人を喪った人」としての関わりを凄くリアルに描き出す。

個人的に「なるほどなぁ」と思ったのが、「辛さを出してもらって大丈夫ですよ」というセリフ。こういう繊細な感じが随所にあってよかった。ってかホント、「役者の演技を信じてる脚本」って感じするなぁ。

あと、ちょっと前にやってた『冬のなんかさ、春のなんかね』と同じように、コインランドリーってのは「無関係の人間が出会う場」としてはやっぱりベストなんだろうなぁ。

蒼井優の演技はホントにさすが。で、中島歩も上手いよなぁ。あのテンションを変えないで喋ってる感じも、最後の展開を知ると「なるほどな」ってなるし。松山ケンイチは『リブート』に引き続きすぐ退場しちゃったなぁ。夏帆は最近観た映画『四月の余白』での演技も良かった。

個人的には、「ホントに不倫なのか?」と思うが、まあその辺りは今後の展開で明らかになるだろう。「好きな人フィルターでしたっけ? 掃除した方がいいですよ」とか、良いセリフだよなぁ。しかも、「乾燥機がいつの間にか直ってる」って話からのセリフだったから余計に上手いなと思う。

というわけで、今後も期待だなぁ。


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