見出し画像

誤注入による痛みなのに治療は保険適用外!?

新型コロナワクチン接種後に、SIRVAという症状で苦しんでいる人たちが多数います。誤注入による痛みなのに、五十肩・四十肩と診断される人も多いようです。カテーテル治療により痛みがなくなった人もいますが、高額な上に保険適用外となっています。誤注入によって生じた症状なのに、なぜ救済されないのでしょうか。

新型コロナワクチンの誤注入

以前の記事で取り上げましたが、新型コロナワクチンの誤注入による痛みに苦しんでいる人がいます。

接種後に、肩の痛みや可動域の制限などの症状が出るSIRVAは、肩の滑液包やその周辺へのワクチンの誤注入により発生すると考えられています。

厚労省のサイトでは、医療従事者向けに「新型コロナウイルスワクチンを
安全に接種するための注意とポイント」と書かれた資料を公開しています。

https://www.mhlw.go.jp/content/000764700.pdf

そこには、「肩峰から真下に3横指程度下の位置」が目安になると書かれています。

一方、奈良県立医科大学が公開している「筋肉注射マニュアル(v1.7)」には、
従来教科書に記載されている『肩峰から3横指下』は、腋窩神経に当たる高さのため、好ましくない」と書いてあります。

※PDFへの直接リンクはアップデートや医療免責事項の問題から避けてほしいとのことなので、上記のページから「筋肉注射手技マニュアル v1.7」を確認してください。

さらに、上記のページにあるO&Aには下記のように書かれています。

Q2: 「肩峰から3横指下」って習いました。間違いだったのでしょうか?
A2: 少なくとも20年以上前から、その場所に腋窩神経と後上腕回旋動脈が走行していることは国内の論文でも指摘されていましたなぜ教科書が変わらないのかは不明です。また、この問題に関してはテキストに添付されている図が解剖学的に明らかに間違っていることもあります

https://www.nmu-resident.jp/intramuscular.html

こんな間違い、コワすぎます! テキストに添付されている図が間違っていることに、気づく人はどれくらいいるのでしょうか。
人の体に関わることなのに、なぜ、情報をアップデートしないのでしょうか。なぜ、そのような間違いが起きるのでしょうか。

Q4: 結局のところ、肩峰から何横指あるいは何センチ、と覚えたらいいのですか?
A4: 人によって体格や自分の指の太さが異なりますので、決まった距離はありません。まず三角筋自体の輪郭をしっかり触知することが重要です。その上で脇に指先を入れ、腋窩ひだの高さを把握することが大切だと思います。

https://www.nmu-resident.jp/intramuscular.html

そうだと思います。接種される側の体格や、接種する側の指の太さも違うのですから、「3横指下」という測り方では正しい位置とは限りません。それに疑問を持たずに接種しているなら、SIRVAは報告されているよりずっと多いのではないでしょうか。

5歳から11歳への接種が始まりましたが、小児の場合、どのようにして位置を決めているのでしょうか? 小さな体に対しても、「3横指下」で測っているのでしょうか。

追記:
以前の記事に書きましたが、「SIRVA ワクチン 誤注入」などで検索すると対応している医療機関などの情報があります。ある医療機関のブログでは、新型コロナワクチン接種が始まった早い時期にSIRVAの可能性を指摘し、コメント欄にはSIRVAかもしれない方たちから、多くの相談が寄せられています。その中で、カテーテル治療などのことも語られています。