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医師が「知りたい」から報告した症例

10代の新型コロナワクチン接種率が高くなるにつれて、厚労省のサイトで公開されている「新型コロナワクチン接種後の副反応疑い報告」にも、10代の症例報告が増えています。接種後に出ている症状は、大手メディアで報道されているものだけではありません。5歳~11歳への接種を検討している保護者の皆様に、どのような症状が出ているか知っていただきたいので、気になる症例を紹介していきます。


膠原病の事例があるか「知りたかった」医師

紹介する報告は、重複している部分などは編集してあります。BNT162b2は、コミナティ筋注(ファイザー製)のことです。

ホーム> 政策について> 審議会・研究会等> 厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)> 第73回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第23回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催) 資料(12月3日)

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00035.html

本報告は医療情報チームを介して連絡可能な医師からの自発報告であ
る。
事例:13507 14歳性別不明 コミナティ筋注1回接種 ロット番号不明
患者の病歴と併用薬は報告されなかった。
不明日、 BNT162b2(コミナティ)初回接種。
報告者の子供、14 歳の患者は、先週水曜日(報告の通り)に、初回
のワクチン接種を受けた。ワクチン接種のその日の夕方から、患者は 38 度台の熱を発現した。
1 週間以上経った今日も、まだ 39 度の熱が発現していた。
白血球 2300 まで減って血小板も 140,000 まで減っている
PLT/WBC/発熱が現れると膠原病を疑う事があるが、報告者は CMT を打
ってから膠原病を発現した何らかの事例があるかどうか知りたかった

これ以上の追加情報は期待できない。

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000861750.pdf

報告した医師が、膠原病を発現した事例があるか「知りたかった」と言っています。医師でさえ、どのような事例があるかまだ「知らない」ということです。

報告者の子供、14 歳の患者は」と書かれているので、この報告をした医師は、ご自身のお子さんについて知りたかったということなのでしょうか。
医師であっても、自分の子どもに「わからないこと」が起きている、そのようなワクチンなのだと、この症例から読み取れます。

11月12日公開の報告にも、上記の症例と同じように、白血球や血小板の減少、肝障害などが見られる症例がありました。

ホーム> 政策について> 審議会・研究会等> 厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)> 第72回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第22回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催) 資料(11月12日)>資料2-2-3-1

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00034.html

事例:14189 15歳女性 コミナティ筋注1回接種 ロット番号不明
病歴と併用薬は報告されなかった。
患者は生来健康な女児である(報告どおり)。
副反応の詳細は以下のように報告された:
2021/09/04、コミナティの初回投与を受けた。
同日夕方から頭痛が出現した。夜から 38.0 度台の発熱および口内炎が出現したため、カロナールを処方して経過観察を行った。
日付不明、症状はその後も改善されず、食物摂取量が普段の 3 割程度まで減少した。
2021/09/07(ワクチン接種 3 日後)、予防接種を受けた病院を受診した。インフルエンザと COVID-19 迅速抗体検査が行われたが陰性であった。
血液検査については結果は以下のとおりであった:WBC 1800/uL、Hb 13.3g/dl、Plt113000/uL、AST 49IU/l、ALT 31IU/l。
白血球および血小板の減少、さらに軽度の肝酵素上昇を認めたため、2021/09/08(ワクチン接種 4 日後)に当院を紹介受診した。
来院時、患者は活気良好であったが 37.7 度の発熱が認められた。
身体診察上、下歯列歯肉部分にアフタを認めた以外に明らかな異常所見は認められなかった。
(中略)
精査加療目的で、当院小児科に入院した。
入院後、床上安静の上、経過観察を行った。
(中略)
2021/09/13(ワクチン接種 9 日後)、血液検査の結果は以下のとおり:
WBC 4200/uL、Hb 12.4g/dl、Plt 258000/uL、AST 119IU/l、ALT 246IU/lで、白血球および血小板は正常化し、肝酵素値は大幅に低下していた。全身状態は良好であり、2021/09/07 の肝障害は経時的改善が見込めると判断し、同日退院となった。
さらに、入院期間中に肝障害の原因として A 型肝炎ウイルス・B 型肝炎ウイルス・C 型肝炎ウイルス・EB ウイルス・サイトメガロウイルス・パルボウイルス B-19 の血清学的検査を行ったが、感染を示す所見は全く認められなかった

ワクチン接種および一連の症状発症のタイミングより、コミナティによる副反応であることが第一に疑われる
2 回目の接種は、今回と同じか、もしくはさらに強い肝障害が生じる可能性が高いと考え、接種は控えるよう推奨する。
今回のコミナティ接種によりどの程度患者に抗体が備わったのかは把握したい。事象の肝酵素上昇および肝障害の転帰は軽快であった。事象の発熱および頭痛の転帰は日付不明に回復であったが、その他全ての事象の転帰は不明である

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000853783.pdf

発熱と頭痛は回復したと書かれていますが、その他の症状がどうなったかは不明となっています。膠原病との関連は、あるのでしょうか。

新型コロナワクチン接種後に、血小板の減少が見られるという報告は、すでに成人から多くあります(下記参照)。

以下、厚労省のサイトで公開されている、重篤副作用疾患別対応マニュアルより。

https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1f18.pdf


肝障害の因果関係を「知りたい」

上記と同じく、11月12日公開の資料からです。

事例:14682 13歳男性 コミナティ筋注1回接種 ロット番号不明
患者の病歴と併用薬は報告されなかった。
臨床経過:
2021/09/25、コミナティの初回接種。
2021/09/29、発熱が 38 度から 39 度の間で推移されていた。
以下の臨床検査値上昇:ガンマ GTP 70、 AST 250、CRP 13
報告者は、コミナティと肝機能関連の臨床検査値上昇の因果関係を聞かれた。報告者はコミナティと肝障害の因果関係を知りたい
事象の転帰は不明であった。

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000853783.pdf

この症例を報告をした医師は、「コミナティと肝障害の因果関係を知りたい」と言っています。患者さんから聞かれたけれど、医師にもわからないから答えられなかったということでしょうか。

「特例承認に係る報告書」によると、ラットを使った毒性試験では、肝臓への影響が出ていました(過去記事Vol.2参照)。ヒトでの安全性を説明するように求められましたが、安全性薬理試験などを実施せず、推察で済ませています。ですから、ヒトに対して影響があるか、販売前には調べていないということではないでしょうか。

「コミナティ筋注 特例承認に係る報告書」
https://www.pmda.go.jp/drugs/2021/P20210212001/672212000_30300AMX00231_A100_5.pdf


以下、厚労省のサイトで公開されている、「重篤副作用疾患別対応マニュアル」より。

https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1i02_r01.pdf


患者の親からの自発報告

以前の記事(Vol.46参照)でも紹介しましたが、厚労省のサイトで公開されている「新型コロナワクチン接種後の副反応疑い報告」には、医師や薬剤師からの報告だけでなく、患者自身からの報告もあります。今回紹介するのは、「患者の親」からの報告です。

ホーム> 政策について> 審議会・研究会等> 厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)> 第71回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第20回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医
薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催) 資料(10月22日)

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00033.html

資料1-2-3-1より。

事例:13539 10代女性(高3)コミナティ筋注 回数・ロット番号不明
本報告は医学情報チームを介し連絡可能な消費者(患者の親)から受領した自発報告である。
関連した既往歴と併用薬は、報告されなかった。
不明日、 BNT162B2(コミナティ)を接種。
ワクチン接種直後、しびれを発現し、発熱、腫れも発現した。結果的にワクチン接種した左手を動かせなくなった
MRI が施行され、首から肩にかけてリンパの腫れを示した。
電流、MRI が施行された。首から肩にかけて炎症が起きており、それに伴い血液の値も異常に上昇した。患者は高校 3 年生で、握力が 3kg(報告のとおり)とも報告された。
抗体が多すぎて、リンパ血液での数値が異常に高くなっていたようであったが、それを下げる薬はないとのことであった(等々)。
事象報告時点では、転帰は不明であった。

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000846543.pdf

接種後のお子さんに起きた症状について「数値を下げる薬はない」と言われ、不安になって報告したのではないでしょうか。接種によって表れた症状を改善する方法が見つからないという状況は、子宮頸がんワクチンの接種によって起きたことと非常によく似ています(Vol.45参照)。

子宮頸がんワクチンの勧奨再開について、「本人だけでなく、我が子にワクチンを受けさせてしまったと自分を責める家族の辛さも想像してもらいたいです」と語る保護者の方たちがいることをご存じでしょうか。もしご存じなければ、ぜひ下記の記事もご一読ください。

新型コロナワクチンは、臨床試験を開始してから1年も経たないうちに、緊急使用許可のもとで接種が開始されました。通常は、臨床試験に3年から7年かけています。現時点では、どのような副反応が出て、それに対してどのように対処すればよいかなど、わからないことばかりなのは当然です。

医師にもよくわからない状況になっていることは、テレビなどの大手メディアは報じていません。まだきちんと調べられていないので、どのような人にどのような症状が出やすいかなどもわかっていません。紹介した症例のような症状が出る可能性は、誰にでもあるのです。もし、お子さんにこれらの症例のような症状が起きても、納得できるでしょうか。「接種を希望します」にチェックを入れるということは、「納得できる」ということになると思います。

https://www.mhlw.go.jp/content/000855611.pdf

5歳から11歳向けは、添加剤が大人用とは違うと、アメリカのFDAは言っています。それについては、下記の過去記事を参考にしてください。