古民家図書館TSUDURIで開催した「ZINE・写真・クラフトなど手仕事展」レポ(2025/11/24)
このnoteは2025年11月14日・15日に開催された「ZINE・写真・クラフトなど手仕事展」のレポートです。(別のnoteから移行しました)
コミュニティづくりを目的とした交流イベント
11/14(金)・15(土)に古民家図書館TSUDRUIで、「おしごとパレット」と共催した「ZINE・写真・クラフトなど手仕事展」を開催しました。
両日13:00〜16:00という短い展示時間でしたが、出品者の方や、展示を見に来てくださった方との交流が生まれたのではないかと思います。
このイベントは一般社団法人豊前生涯活躍地域づくり協議会(おしごとパレット)との共催で、コミュニティづくりを目的としてイベントとして企画しました。
するならば、してみたかったことをしようと、これまで古民家図書館で出会った方や、私がライフワークとする史跡巡りで知り合った方々など、豊前市だけでなくエリアを越えた交流が生まれたらと、この手仕事展を思いつきました。
初めて行うタイプのイベントでしたので、手が足りないところも多かったのではないかと思いますが、来館してくださった方が「面白かった」「色々な人がいることが分かって興味深かった」「買いたい」などとご感想くださって嬉しかったです。
出品に協力してくださった方も、観覧に来てくださった方にも感謝です。
このイベントに張り切り過ぎたため、落ち着くのに1週間かかりましたが、ようやくレポートをお届けできます。
イベントの様子

秋晴れのなか、開館です。

古民家図書館はお隣の大分県中津市からの利用者の方が多く、このイベントでも中津市の地域おこし協力隊の女性が出品してくれました。
それを見て「あ、ゆうかちゃんのだ」と手にしている方も中津市の方。

中津市のイベントで知り合った女性が差し入れを持ってくれてくれました。
知り合ったイベントは耶馬渓読書会です。

今回両日出品者として参加してくれた、豊前市の地域おこし協力隊の陳さん。台湾から豊前にやってきた、日本語堪能な女性です。
一日目には初対面の出品者と一緒に食事してきたと話してくれました。
交流できて何よりです。

二日目の土曜日は、陳さんの上司もプライベートで来てくれました。
出品者紹介
Ogawa Masumiさん

ご近所、同じ「組」のOgawa Masumiさんはカメラマンでありクリエイター。
以前は福岡市でも個展をしていたほどの腕前。
手作りの額と共に、お気に入りの写真を出品してくれました。
山形県の土門拳写真美術館から帰ってきた翌日、15日に来館してくれました。

風工房(大分県杵築市)

大分県杵築市、美術工芸「風工房」さまからは、倶利伽羅不動と倶利伽羅竜王の像を出品いただきました。
学芸員の知人から情報提供を受け、ずっと拝見したいと思っていた像を制作した方。
イベント初日に来てくださいました。
一体は寄贈いただき、もう一体をお返しにまた杵築市に伺います。
美術や歴史の話をたくさん教えていただけるので、お届けも楽しみです。

小さな龍は寄贈いただきました…!!
keis305thさま

神楽や祭りの撮影現場で遭遇していた鞍手のカメラマン、keis305thさんからの出品は神楽の写真です。
京築神楽フォトコン2024金賞受賞の腕前を持つkeis305thさんの作品は、神楽らしい躍動感がにあふれていました。
寄贈いただいたので、来館時にぜひご覧ください。
keis305thさんのインスタグラム
https://www.instagram.com/keis305th/

CUORE

豊前市中心に革小物を手作りして販売しているCUOREさん。
「がま口」をつい開けてしまう方が続出。
なぜか古民家図書館に来る方は、がま口が好きな方が多い?

KUBOTE NOTE編集部
私にとっての元祖豊前ZINE。
豊前市の地域おこし協力隊第一期生だった東さんが、協力隊になる前から関わっていたという里山での活動が綴られたフリーペーパーの初回版です。
懐かしそうに見ている方がいらっしゃいました。
私が知らない頃の豊前がこの中に。

暮+建築設計 日高雄介さん

耶馬渓読書会でもご一緒の建築士、日高雄介さんからは図面集を出品いただきました。
DIYに関心がある方が熱心に見ていらっしゃいましたよ。
古民家に詳しい日高さんには展示準備の時に大変お世話になりました。

白髭神社(大分県中津市)

大分県中津市の白髭神社さまからは、以前神楽を見に伺った時にいただいていた御幣の説明書き。
豊前エリアの方はよくご存知の「御幣」ですが、移住者である私には馴染みがないものでしたので、説明書きをお願いしました。
「大名行列」前の忙しい時期だったのに書いていただき恐縮でした。
なお、御幣を瓶に立てて展示するアイデアは、イベント前日に来てくれた宇佐市安心院町の妻垣神社の宮司さんが教えてくれました。
「こんな飾り方をすると、せっかくの絵も際立つというもの」
説明書きは寄贈いただいているので、来館の際にご覧いただけます。

すーさん

地域おこし協力隊の陳さんのお友達、日本人で台湾通のすーさんが伝える台湾やネパール、カンボジアに行った時の写真をまとめたZINE。
味のある写真に私も引き込まれ、旅気分に。
写真でその人の視点が感じられるZINEでした。
スロウ屋(福岡県豊前市)

豊前市を中心にマルシェやワークショップでシルクスクリーンの楽しさを伝えている「スロウ屋」さん。

手仕事展では「金」と「銀」のシルクスクリーンを施した洋服も提供してくれました。

地域おこし協力隊・大谷さん(大分県中津市)

古民家図書館初期からのリピーターである大谷さんは大変味のあるイラストを描く方。
活動している三光地域で発行している手描きのフリーペーパー「三光スタイル」(新作も)を出品してくれました。
「これ、探しているけど置き場所が見つからなくて。ここで見れてよかった」と仰る方もいました。
大谷さん含め、現在三光地域では若い世代のチャレンジが気になります。
地域の歴史や文化を守るための地に足をつけたクラウドファンディングもスタートされているようです。
地域おこし協力隊・陳さん

現在豊前市の地域おこし協力隊として活動する陳さんの出品は、台湾から豊前市にやってきた高校生たちの豊前体験記ZINE。
高校生たちが豊前のどんなところに惹かれたのか、写真中心に綴られています。
古民家図書館に寄贈いただいているので、来館時にご覧いただけます。

またこちらの動画は、豊前市に初めて訪れたという中国人の女性の方の出品です。
初めての日本の神社、神社で奉納される神楽の様子を伝えてくれました。
映画のようでしたよ。
今回のイベントで沢山の人と交流できたので、また何かここでできたらと言ってくれた陳さん。
考えていることがあるので、また相談したいと思います。

地域おこし協力隊・平野さん

豊前市の地域おこし協力隊であり、猟師の平野さんの出品物は鹿とアナグマの骨。
出品者も来館者も度肝を抜かれておりました。迫力。
↓私が制作した平野さんのZINEもそっと添えておきました
妻垣神社(大分県宇佐市安心院町)

大分県宇佐市安心院町の妻垣神社さまからは、パンフレット・社誌などの発行物のほか、のぼりを出品・寄贈いただきました。
さらに「手仕事展ということなので、よかったらこちらも…」と御札などもいただきました。
出品物は全て寄贈いただいているので、来館の際にご覧いただけます。
最近では新参道ができて、磐座がある神社内の足一騰宮(あしひとつあがりのみや)にもお参りしやすくなったそうです。
以前は登山感覚でのぼらせていただきましたが、お参りしやすくなったという新参道、私も伺いたいです。

英彦山 豊前坊高住神社(福岡県田川郡添田町)

史跡巡りでお世話になっている、福岡県添田町英彦山、豊前坊高住神社さまから、虫札の説明書きをいただきました。
こちらの展示を見て、宇佐市安心院町の妻垣神社の宮司さんが「虫除けの神事もしているとはすごいですね」と言っていました。
御札もですが、神事そのものもしているところが少なくなっているのだそう。

英彦山の牛玉宝印の説明書きもいただきました。
最強の護符といわれる牛玉宝印の説明も、虫札の説明書きも寄贈いただきましたので、古民家図書館来館時にはご覧いただけます。
もちろん豊前坊高住神社に行って、直接お尋ねするというのもおすすめです。
↓定期的に行ってしまう高住神社。最近では神秘的な神社として動画でよく見かけます。ぜひご覧を

ハミングバード(福岡県豊前市)

豊前市内よりも全国に知られている?!
旧川内小学校跡に、2019年に設立されたNPO(特定非営利活動)法人「平和の種」が運営している障がい福祉サービス事業所「ハミングバード」の作品を出品していただきました。
古民家図書館オープン以来、「何かご一緒できたらいいですね」と代表の恒遠さんとお話していたことが実現しました。
「これ、どうやって描いているんですか?」と声があがったほど緻密な作品の制作期間は数カ月に及ぶものもあるそう。
作品の購入は、事業所で行っておられるとのこと。

豊前市副市長(福岡県豊前市)

おしごとパレットのアドバイザー兼地域おこし協力隊の一木さん経由で出品いただいた、豊前市副市長の手仕事品です。
水引で生み出される様々な作品。
今回ゴジラは間に合わなかったそうですが、豊前市役所でいつか見ることができる?!

へちま屋(福岡県豊前市)

「へちまの良さを伝えたい」と豊前市で活動している「へちま屋」さん。
全国的に有名なデザイナーの女性が、「へちま屋」さんの活動を応援のためにプロダクトデザインしているそうです。
来館者も出品者からも、「これかわいい!」「どこで買えるんですか?」の声。
出品物の引取に来てれくれた「へちま屋」さんのメンバーの方にお尋ねしたら、欲しい方はインスタグラムのDMから直接連絡くださいとのことでした。
へちま屋さんのインスタグラム
https://www.instagram.com/buzen_hechimaya/

マナブくん新聞(中津市)

大分県中津市三光エリアの地域おこし協力隊を卒業したばかりの今井学さんからは、「マナブくん新聞」を出品していただきました。
リアルでお会いしたのは、地域おこし協力隊着任直前だった?
それでもインスタでずっと活動を拝見して、地域おこし協力隊活動中にずっと発刊されていた「マナブくん新聞」。
地道な活動の証です。

morriss・picot426(豊前市)

以前から私が「おしゃれな動画を撮る人が豊前市にもいるのだなぁ」と思っていた事業者「morriss」さん(アクセサリーは「picot426」さん)。
豊前市エリアでとれた木材の廃材が、素敵な素材に変身。
子供から大人まで、工作好きにはたまらないはず。
実際に学校などからも木の素材の注文があるそうです。
出品者の方から「このQRコードを焼くのがなかなか大変で…」と手間がかかることを教えていただきました。
「自分もこんなふうにQRコードを出したい」と仰る出品者もいましたよ。
↑手仕事展の様子を動画にしていただきました!
寄贈品紹介
企画より前から寄贈いただいていた品も展示させていただきました。
箭山大権現の御札と聖母堂牛王宝印

元・地域おこし協力隊で庭師の秦さんからの寄贈品です。
三光エリアの地域おこし協力隊OBとして、現在も活動されています。
手作りのフラワークラフト

豊前市グリーンツーリズム研究会「花筏」さんからいただいたフラワークラフト。
ご自身で育てられた草花や、野に咲く草花をセンスよくクラフト作品に作り上げている方です。
古民家図書館の写真募集企画・スライドショー

古民家図書館の継続的な企画として募集していた画像のスライドショーも、来館者の方にしっかり見ていただくことができました。
「村田さん(豊前市の学芸員)の写真、いいですね!」と市役所の方が驚いていたり、豊前市内の伝統ある神社「大富神社」の方の関係者ならではの写真に「早朝って、こんな景色なんですね」と思わず見入ってしまう方もいらっしゃいました。
古民家図書館のイベントでの展示のみという規約にしておりましたので、ぜひ次のイベントでご覧いただけたら。
画像提供いただいた皆さま、共有のフォトアルバムの送信は今しばらくお時間ください。
おわりに・お礼
以上、古民家図書館TSUDURIで開催した「ZINE・写真・クラフトなど手仕事展」の様子でした。
出品者や来館者の方から「ここで映画を見てみたい!」「次はこんなことがしてみたい」「古民家図書館の館長代理になりたい」などありがたいご感想やアイデアをいただき、今後ご一緒ができそうなつながりが生まれたのではないかと思いました。
ただ今回の反省点は、自分のキャパを完全にオーバーしていたかな…というところでした。
それでも、今回のイベントでつながりが出来た方、つながりを強めてくださった方と、また何かできたらと思っているので、無理なく続けるためのイベントを企画していきたいと思います。
(来月は12/17(水)開館、小さなイベントを企画中です)
手が足りないところを助けてくれた皆さま、来館してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
出品者の方とも、来館者の方とも沢山お話ができて幸い、そう思えたイベントでした。
距離や時間の問題で来館は難しいと思っていた方が来てくださったり、インスタでつながっている方ともリアルでお会いできて嬉しかったです。
またよろしくお願いいたします!
↑動画最後には市役所職員の方の草刈り映像。
総合政策課のおふた方、ありがとうございました…!
