なぜドリブンズ丸山奏子は、最後にリーチを打たなかったのか?ゲーム理論に基づく戦略的な伏せの意味
このMトーナメント2023は2試合の合計得点で上位2人が抜けるというものだった。オーラス南4局は丸山の逆転するチャンスは倍満自摸のみであった。
一方園田は忍田が仮に聴牌していても丸山が聴牌をしていれば、聴牌料の移動ではギリギリ園田が忍田をかわして2位勝ち抜けるという条件だった。
本田は一試合目に大三元を上がっており、流すだけで問題はない。もちろん忍田が上がれば園田を逆転だったがどうも聴牌はしていない雰囲気だ。
一方、海底の一巡前に丸山がドラの4Pを切って一発自摸の倍満にかけるチャンスの手があった・・・誰もがリーチだと思った瞬間、なぜか丸山はリーチをせずの選択をした。
さらには園田はドラ切りの丸山を見て完全に聴牌したと判断した。よって園田は聴牌しながらも伏せて2位にギリギリ勝ち抜いたシーンについて今回のnoteは書いてみたい。

結論から言えば、チープなコメランを遥かに凌駕するドリブンズ丸山奏子が最後に見せた ゲーム理論に基づく戦略的な伏せだった。(なぜドリブンズ丸山奏子は、最後にリーチを打たなかったのか?その明確な理由については記事の最後尾に書いてあります。)
倍満自模の確率赤ナシで0.9%と言われる。
丸山が最後に勝てるチャンスに賭けたのがこの赤あり1.2%の倍自模だった。
もし4Pを切らずに丸山が聴牌していなければ、園田が聴牌で開けた時、聴牌料を払わなければならず、自動的に倍自模条件から外れてしまう。3倍満の出現確率は役満よりも低い。実質、役満条件と同じ。
よって丸山に4P切らずの聴牌取らずという選択肢はなかった。
ではなぜリーチをかけなかったのか?コメランはさも100%正しいかのように、語気を荒げるが、丸山がリーチをかけた瞬間、どうなるか?
園田が無条件で降りることになる。
つまり丸山にはリーチを一発海底で自模る以外チャンスはなくなる。
一発で上がれ、かつ裏ドラが2枚以上乗る確率
海底一発自模の確率 1/18 5.5%
ウラウラの確率 3/34 8.8%
たしかにリーチをかけて一発海底自模ウラウラ赤で上がれる可能性はなくはない。その確率は0.5%。もちろんこれも有力な一つの選択肢にはなると思う。
しかし後ほど真相は書いているがたしかにリーチは有力な選択肢一つではあるが、実際はリーチをかけた瞬間、丸山は自模るまでもなく勝負は100%園田のものとなっていた。つまり、丸山の勝つ確率は0%となっていたのである。
よってもう一つの選択肢についても考えを大きくめぐらす必要性が出て来るはずだ。このもう一つの選択肢を丸山は選び取ったということになる。
もう一つの選択肢としては、園田が聴牌しているように丸山からは見えた時、リーチして0.5%に賭けるよりも、園田が牌を開けることに丸山がベットする判断にも、それなりの勝ち筋はある。というのも次局の配牌時に戻れば、倍自模は赤ありで1.2%の確率は再び海底一発自摸ドラドラ条件の2.4倍へ跳ね上がるからだ。鈴木優はMトーナメントオーラスでその1.2パーセントの倍満条件を何度もクリアできる聴牌まではしていた。
結果的には聴牌=丸山は開けるというこの単純な方程式を根拠にした園田の思い込みが今回はたまたま功を奏したに過ぎない。そして丸山の園田が開けるという賭けに負けた。ただ結果論に陥っては物事の全体像を見えてこないのであり、
最も大事なことは、
なぜ聴牌の丸山が牌を伏せてゲームセットとしたのかということになる。
別に勝負には関係ないから、最後に丸山は開けても良かったのではないか。
この謎を論理的に解かなくてはならない。今回noteはこの謎についてゲーム理論のしっぺ返し戦略から紐解いてゆく。このnoteを読めばコメランの薄っぺらさが把握できると同時に、実は丸山が最善の選択をしていたこともわかるだろう。
なぜ丸山が最後に伏せたのか、その戦略的な意味がわからない方には是非読んでみてほしい。
ほんの一部抜粋
コメ欄は言う。
「なぜ4Pを切って聴牌サインを出したのか」
「なぜ4Pを切ったのであれば逆転リーチをかけなかったのか」
こんなことは丸山も百も承知だろう。
ではコメランが言うように、4Pを手出しした丸山はリーチにすべきだったのだろうか?
結論から言えば丸山がリーチ棒を出したその瞬間に、自模るまでもなく園田の勝利が100%確定した。その決定的な理由は・・・
(略)
語気を荒げながら丸山へ批判していた者たちは、なぜ丸山が最後に聴牌を開けなかったのか?その戦略的な理由について、果たして理解できていただろうか?
おそらく分析できていないに違いない。
(略)
ドリブンズ 丸山関連noteを一部改めて掲載しておきます。よかったらnoteフォローよろしくお願いします。
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