NovelJam2025初参戦レポその②_H-Cait視点
皆さんお疲れ様です。
こちらは東京チームA『遠隔共同体』デザイナーのH-Cait目線の一日目のレポートその②でございます。
NovelJam2025とは、三日間の初日でランダムで著者ふたりと編集者ひとり、デザイナーひとりの四人でチームを組ませて、その場で出されたテーマを元に即席で小説を作り上げて出版まで行ってしまうという超絶ハードな短期集中合宿型出版イベントです。正気ですか!?(二回目)
今回は東京と北海道、沖縄の三拠点同時開催で、今回は東京6チームと北海道&沖縄1チームずつの計8チーム、最終的に16作品が生み出されることとなりました。

その①でも少し触れましたが、初日のデザイナー陣はチームPOP作りを真っ先にやることになっておりました。
チームPOPは今回発導入らしいです。前回あたりに自主的に作られたチームがあったらしく、それで正式採用された流れだそうな。
皆さんのデザインができていく様子をDiscord越しに見ていて「ああっ◯◯チームさんのすごくかわいい!」「◯◯チームのこのデザイン厳つくてかっこよい!!」など自分たちのチームのチャットに書き込んでキャッキャしながら、こりゃレベル高いぞ〜〜ハチャメチャに勉強させてもらえるやつだ……! と初日からうっきうきでした。
全チームのチームPOPはこちらからご確認いただけます!
特に気になったのが、東京FチームのフタロさんのチームPOP。手描きっぽくて独自の世界観、雰囲気があるデザインで素敵だな……! と思っていたら、なんと今回のFチームのデザイナーさんである宮内梨央さんは東京会場にてアナログで参加されていたという……!!
その場で画材を広げて描かれてらっしゃる!? なんとかっこよいことでしょうか……!!
それを知った瞬間、会場へ行きたすぎる〜〜〜〜!!
その様子を生で見た過ぎる〜〜〜〜!! と悶えていました。
しかしおそらく初日から会場に行っていたら自身の体調面的にあとの二日間はくたばってしまうであろうことと、行けたら行けたでそっちに気を取られて自分の作業が進まないということにもなっていた気がするのでリモートだったのも結果オーライだったのかもしれません(笑)。
東京Fチームフタロの著者である澤俊之さんがそのチームPOPにも触れた記事を書かれていたのでそちらもご覧ください。
ぜひデザインを見てきてください!
他の方のデザインを見て、自分にはこの発想あったかな? あったとしてできたかな? この手法を取り入れるなら自分には何が足りてないかな? など、本当に色々考えさせられておりました。
こういうの本当にとても楽しいですね。
我ら『遠隔共同体』のチームPOPはこちら!

前回の記事で少し触れた通り、チームPOP発表会はテンパり倒してもはや何を喋ったかあまりおぼえてないですが「くじ引きの結果、全員リモートでのチームになってしまったのでそれを強調しました!」くらいは言えていた……のではないでしょうか、自信がありませんね!
もうちょっとはちゃんと意図があったのですが、そちらについては前回の記事をご確認ください。
その後は小説のタイトルとあらすじ、プロットなどが進んで出揃うまで色々と準備をしておりまして、今回は電子書籍とのことなので、表紙画像だけでぱっとあらすじ等までわかってしまえば購入に進みやすいのでは? と帯風のデザインにしてしまうことを考えており、それらの提案のために用意していたサンプル画像などをご確認いただいたり。
販促の面では効果的なのではと編集の結城玲夏さんとも意見が合致し、一旦その方向性で考えることになり、タイトルとあらすじで受けた印象から少しずつ手を動かしてイメージを膨らませる作業に入っていました。
その間、少し面白いなと思ったのが、著者の一之瀬楓さんと花曇ユラさんの書き進め方のスタイルの違い。
おそらく一之瀬さんはじっくり考えて進める堅実タイプ。
花曇さんはとにかく勢いに乗って書いてみちゃう筆が速いタイプ。
どちらのスタイルにも良い点と難点があって、その違いを大変面白いなと感じておりました。
そして自分は先に一之瀬さんの方から手をつけてざっくり組みながら準備体操のようなことをしていたところ、筆のお速い花曇さんから早速表紙のイメージリクエストが!
確認したところ、構図や人物、モチーフや動きなど、結構細かく要望があり「おっと〜!? これ全部反映できるかなぁ〜!? 大丈夫かなぁ〜!?」とひとりごとを呟いていたり。
こいつぁ自分結構油断していたかもしれないぞぉ〜!? と(笑)。
全部の要素を入れるとなると難しい部分もあり、どこまで反映させるか取捨選択をする必要があるなと結構悩みつつ、とにかくできる限り反映してみよう! と初日19時頃にはもうわりとがっつり目に手をつけはじめる流れになりました。
そして元々どちらも帯風デザインで行くかもという流れではあったのですが、一之瀬さんの方の進まれた内容を見た感じで帯などそういう情報をつけない方が気持ちよく読み進められそうなお話だと感じ、その意見が結城さんとも合致しまして少し方向転換することに。
一之瀬楓さんの「つなぐ手の先に」はTHE・文芸! という綺麗め正統派なイメージ。
花曇ユラさんの「SPY×BANKER」はブラックユーモア的で遊びがあるサイケデリックなイメージ。
その辺が固まってくると結構手を動かしやすくて、一日目の21時くらいにはざっくりと組んでみたイメージを共有することができました。
デザイナーは二日目が本番のような感じだったので、仮組みではありましたが初日である程度固められたのはかなり悪くないペースだったのではないかと……!
後になればなるほど自分の体力が保たないことが容易に想像できたので、進捗はどんどんお見せしつつ皆さんの進み具合の内容などを確認しながら結構急ぎ目で動いておりました。
自分、物事はわりと何でもある程度は終わらせておかないとずっと気になってそのことばかり考えちゃうんですよね。
後になればなるほど生活に支障を来たすレベルになっていくので自然と急ぎめでやる癖がついています(笑)。それができなくなっている時はとっくにキャパをこえています(笑)。
わろてる場合ではない。
そうして一日目はなんとか無事……無事? 乗り切っておりました。
意外となんとかなるのかも? と思っていましたが、
その後に、あんなことやそんなことが起こるだなんて……その時の私は知る由もなかった──
──なんて無駄な引きを作ってしまいましたが、ただドタバタしていただけです(笑)。
その辺りは次回に続く!!
そんなドタバタチーム『遠隔共同体』での、10/13に発刊されたばっかりホヤホヤの二作品は以下になります!
『つなぐ手の先に』(著)一之瀬楓 (編)結城玲夏 (表紙デザイン)H-Cait
『SPY×BANKER』(著)花雲ユラ (編)結城玲夏 (表紙デザイン)H-Cait
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