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別れたいのに、戻ってしまう|16年抜け出せなかった私が、離れるために必要だったこと


「結婚するには、歳をとり過ぎちゃったね」



同棲して3年。

30歳を過ぎた私に、
彼は信じられないことを言いました。

しかもこのとき彼は、
20歳の女の子と付き合っていました。


「結婚するには、歳をとり過ぎちゃったね」


え?
今の、どういう意味?

頭の中が真っ白になりました。

18歳から今まで、16年も一緒にいたのに。

私じゃなくて、若い女の子を選ぶの?





ちょっと前まで私は、
「そろそろプロポーズされるかも」

そんなことを考えていました。

会社を辞めて、彼の地元に引っ越して3年。


私は、
本気で彼と結婚すると思っていました。

彼と結婚するのは私だと信じていました。


誕生日やクリスマスが来るたび、
少しだけ期待していました。


なのに。

「歳をとり過ぎちゃったね」

その一言で全てが、
崩れてしまった気がしました。

私の何がだめだった?
彼はどうすれば変わってくれるの?


胸が苦しくて、
しばらく動くことができませんでした。


もしあなたも、
「彼はいつか変わってくれる」と思いながら、
不安な恋愛を続けているのなら。

あのときの私も、
同じように彼を信じていました。


「気のせいかも」と見過ごしていた違和感



彼と出会ったのは、大学1年生の春でした。

最初の頃は、
どこにでもある普通の恋愛だったと思います。

一緒にいるだけで楽しくて、
彼のことを考える時間が増えていって。


まさかこの恋愛が、
少しずつ私を苦しくしていくなんて、
思いもしませんでした。



彼と付き合い始めてしばらくすると、
少しずつ、
違和感を感じることが増えていきました。

最初は、本当に小さなことです。

マメだった連絡が減ったり、

会う約束をしていても、
直前になってキャンセルされたり。

「ごめん、今日はやっぱり会えない」

そんなメッセージが届くこともありました。

でもそのときの私は、
深く考えないようにしていました。

大学生だし、
友達付き合いやアルバイトで
忙しいんだと思っていたんです。

それに、会っているときの彼は
とても優しかったから。

冗談を言って笑わせてくれたり、
「一緒にいると楽しい」と言ってくれたり。

だから、少し寂しい気持ちになっても、

「最近あんまり会えなくて、ごめんね」

そんな言葉を残念そうに言われると、

「きっと彼も寂しかったんだ」
と、少しだけ安心しました。



でも、だんだん思うようになりました。

彼の予定の中で、
私は優先順位が高くないのかもしれない。

連絡が来ないと、不安になりました。

でも、「重いと言われるかもしれない」
と思うと、自分からは何も聞けませんでした。

もし聞いてしまって、
「めんどうな女だ」と思われたらどうしよう。


だから私は、
「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせながら、
彼に合わせるようになっていきました。


予定が変わっても怒らない。
連絡が遅くても責めない。

いい彼女でいよう。

そうすれば、きっと彼も、
私を大事にしてくれるはず。


私はただ、
彼に嫌われないようにすること。

それだけを考えていたんです。


別れても戻ってしまう、終わらない関係


彼とは、何度も別れました。

別れる理由は、いつも同じでした。


彼の浮気です。

携帯に知らない女の子の名前が表示されたり。

「最近あの子と仲いいよね」と周りから聞いたり。

最初は信じたくありませんでした。

きっと勘違いだよね。
ただの友達だよね。

そう思おうとしても、
少しずつ確信に変わっていくんです。

やっぱり、そうなんだ。

そのたびに私は傷ついて、彼に聞きました。

「その子と付き合ってるの?」

すると彼は、
「いや、違うよ」
と、さらりと言うこともあれば、

「そういう話はいいから」
と、不機嫌そうに言うこともありました。

でも結局、喧嘩になって、
別れを決めるんです。


もう無理だ。

もうこれ以上傷つきたくない。

そう思って別れるのに。

しばらくすると、彼から連絡が来るんです。

「久しぶり。元気?」

そんな、何事もなかったかのようなひと言。

そのひと言で、
あんなに傷ついたはずなのに、
気持ちが戻ってしまう。


どうして私は、
何度も戻ってしまうんだろう。

その本当の理由が、
あの頃の私には分かっていませんでした。


もしあなたも今、

・彼の態度で自分の気持ちが決まる
・浮気を疑ってしまう
・別れたいのに戻ってしまう

そんな状態にいるなら。


私は16年かかりましたが、
今は安心できる結婚をしています。

あの頃のように、

彼からの連絡を待ち続けて、
1日が終わることはありません。

「嫌われたかもしれない」と
不安になることもありません。

誰といるのか気になって、
眠れなくなることもありません。


この先では、
どうして私は離れられなかったのか。

そして、
どうやって「彼中心の恋愛」から
「自分を大切にする恋愛」へ変わっていったのか。

私が16年かけて気づいたことを、
順番にお話しします。

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