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岡山大学研究会で講演!ここまで来た!医療メタバース最前線レポート

2025年3月21日に岡山大学で講演をしてきました!!!

同学の、医療情報化診療支援技術開発講座主催「第2回 3次元医療AI研究会」での招待講師となっています。

タイトルは──
「医療メタバース 〜 次世代の診療・リハビリ・メンタルケア」


ここでは、ワタシが考える医療メタバースの可能性と、実際にワタシがやってきたこと、そしてこれから目指す未来について。医療専門家にお話してきました!

どんな内容だったのか? 公開できる範囲でレポートにして公開します。


はじめに:メタバースって何? そして、ワタシは何者なのか?


ワタシは「医療メタバースエバンジェリスト 星野うぇあ」として、メタバース空間での医療・福祉・教育の可能性を探求し、実践している者です。

とはいえ、「メタバースって何?」という人もいます。
だからこそ、まずは 「メタバースとは何か?」 について。

バーチャル美少女ねむちゃんの「メタバース進化論」から引用させて頂きながら解説しました。


またワタシ自身も各地で講演を行っており、医療者がイメージする「メタバース」についてリサーチもしています。



大半の方がイメージしているのは
①「3DCG技術の使用先としてのメタバース」です。

例えば相互交流性やアバターの多様性を含まない「独立したVRリハビリコンテンツ」や「360度動画+CGの医療教育コンテンツ」、またはMR技術での手術トレーニングなどです。


コンビニでのモニターアバターワークのような「デジタルツイン」や、3DCGゲーム(フォートナイトやロブロックス)のような形での「シリアスゲーム」のように利用イメージをされる方もいます。


次に多く聞くイメージは
「NFTやAIなどの最先端デジタル技術の使用先」としてのメタバースです。

同じデジタル技術のため相性が良く、掛け合わせた可能性をイメージされる方もいます。ワタシも既に、AIとメタバースカウンセリングを組み合わせた実験的研究の準備をしています。
両技術とも発展段階であり、今後の研究が期待される分野です。

「メタバースにおいてAIバーチャルパートナーは、人生のガイドになり得る」と考えています。


そして最も理解の薄い部分が
③VR-SNSメタバースです。VRchatやclusterで行われているような医療系イベントや、メタバース独自の文化、住民の生態については殆ど知られていません。

VRゴーグル無しで体験出来ることも十分知られておらず、オタクな趣味とまで揶揄されます。しかしながら現在最も発展しており、新たな可能性を示す分野です。

医療は専門性を深めるだけでなく、領域を拡大することでも発展してきました。例えば再生医療やロボット治療などです。

すでに「医療VR」であれば確立されている分野です。医療メタバースは更に医療へ革新を起こすと確信しています。

そして、メタバースはすでに医療・教育・ビジネスなどさまざまな分野でも活用が進んでいることを紹介しました。


医療メタバースの可能性:なぜ今、必要なのか?

医療の世界では「人と人との距離」が大きな課題になることがあります。
• 地理的な距離(遠方で受診できない)
• 心理的な距離(リアルでは相談しにくい)
• 身体的な距離(動けない・移動が困難)

これらを埋める手段として、メタバースが有効ではないか? という話をしました。

しかしながら「現実の代替」を目指したメタバースは「箱ものメタバース」として失敗する例が散見されています。医療メタバースが成功するためには、「メタバース住民」のニーズをくみ取り、彼らのようなユーザーがどうすれば増えるのか?深層心理に迫る必要があります。


ワタシは実践者としてメタバースに向き合った結果、ここはゲームセンターみたいなものだと考えています。

家でゲームが出来るのに、人が集まってくる空間。「行くと楽しい」、「特別な体験がある」、「人と一緒にわくわく出来る」ような感情が動く場である。ということです。

つまりメタバースが成功するのは「人の心が動く場所を作れた時」です。単なる仮想空間ではありません。

「メタバースでの感動」を構成する因子には
①ヒト
②イベント(特別性)
③空間&演出
が重要になります。どれも一朝一夕では出来ず、プロジェクトへの粘着性無しでは、すぐに破綻します。と強調しました。

滋賀医大での講演:医療メタバース最前線より


事例紹介

そして、ワタシ自身が取り組んできた「医療メタバースの実践」として、以下の事例を紹介しました。

・ダンスフィットネス(健康維持・リハビリ)
・カウンセリング(VR空間での医療相談)
・医療教育(次世代の学習環境)

実際に試してみると、メタバースならではの「距離の壁を超える力」を強く実感します。現状では医療メタバースは「ヘルスケア」の部分にとどまっており、保険診療下では行えません。しかしながら、リアルではできない新しい形の医療支援が可能になってきています。


実際の活用事例:「バーチャルだからこそできること」

(講演では、より具体的な実例を紹介)

① メタバース・ダンスフィットネス

「体を動かすことは、心を動かすこと」
これはワタシがずっと大切にしている考え方です。

ワタシは、VR空間でダンスフィットネスイベントを開催し、リハビリや健康促進につなげる試みをしています。
参加者からは「楽しく運動できる」「メタバースだから続けられる」という声が多く、手応えを感じています。

機材に関するQ&A・イベント情報・ステージに立つ経験の提供などを行っている、他のVRダンスコミュニティも多くあります。ワタシは特に「CLUSTER DANCERS GUILD」に注目しています。

ダンスを始めるハードルを下げる工夫が随所に見られ、医療者として非常に参考になります。例えば、基本的なダンスの動きを解説する動画の紹介や、初心者向けのイベントの開催など、誰でも気軽に参加できる環境が整っています。

こうした環境が整っているからこそ、初心者から経験者まで、多くの人が安心して挑戦できるのだと感じます。

ワタシ自身も実際に参加し、その雰囲気を肌で感じましたが、驚いたのは参加者のモチベーションの高さでした。メタバース空間というバーチャルな場でありながら、リアルのダンスイベントと変わらない熱量を感じられるのは、このコミュニティの魅力の一つでしょう。

医療者は、こういった知見のあるメタバース住民とタッグを組み、社会実装を進めて欲しいと考えています。

参加希望の方は「コミュニティ創始者:ひとは」さんまでご連絡ください



② VRカウンセリング:「リアルと違う安心感」

リアルのカウンセリングでは、どうしても「対面のプレッシャー」があります。また夜は対応していないカウンセラーや医療的な相談の場も多いのが現状です。
でも、メタバースではアバターを通じていつでも気軽に話せるので、「リアルより気軽に相談できる」 というメリットがあります。

「話しやすいから、本音が言える」
この価値は、特に精神医療の分野で大きな可能性を持っていると感じています。

(現在、VR空間では個人の診察は行うことはできません。あくまで一般的な傾聴を無料で行っています。)

近年では「小児がん患者支援」と「不登校児支援」が医療者に注目されています。


③ 医療学術との連携

さらに、これらの取り組みを学術的に検証することにも取り組んでいます。
研究としての価値を持たせることで、メタバース医療を「一時的なブーム」ではなく、「実践的な手法」として確立したいと考えています。

また学ぶことが好きな医療者も多く、彼らがもっとも実践しやすい「セミナー」や「学術集会」形式の方法も確立しています。


治療の技術的な練習や、純粋な情報伝達手段としては対面やオンラインビデオ会議に軍配が上がります。

しかし「相互交流」や「ディスカッション」など、感情を媒介する場として最適化されたとき、メタバースは最大の価値を発揮します。


質疑応答:熱量のあるディスカッション!

講演の後は、20〜30分間のフリートーク&質疑応答。
「どうやって始めればいい?」「今後の課題は?」など、さまざまな視点から質問が飛び交いました。

ワタシが印象的だったのは、「医療者に求めることは?」 という質問。

答えはシンプルで、「メタバース住民と共に歩むこと」です。

ワタシ自身、最初は試行錯誤の連続でしたが、実際に動いてみて初めて見えてくることがたくさんありました。彼らはそこで住み、生活をおくり、「生態系」を持つ、新たな人類です。

そしてワタシたちと変わらず、笑い、泣き、苦しんでいます。

すでに医療ジャーナルで「メタバース住民」というワードは掲載されています。単なる「メタバースユーザー」ではありません。

医療がインフラと言うならば、まずは「メタバース住民」の声を聴いて欲しいと思っています。現ユーザーですら使いたいと思わないものや、サービスでは絶対に広がりません。


この場を通じて、医療メタバースに興味を持ってくれた人が増えたのなら、それだけで大きな意味があると思います。

医療メタバース元年は2022年。そこから数年、やっとここまで来た、でもまだ始まったばかりとも言えます。

岡山大学での講演を終えて、改めて感じたこと。
それは──

「医療メタバースは、すでに動き出している」 ということ

そして、ワタシたちは今、その最前線に立っています。

だけど、これはゴールではなく、スタートに過ぎません。
今後も、より実践的な活用を広げ、医療メタバースの可能性を追求していくつもりです。

次は、どんな世界が見えてくるのか?
ワタシ自身、ワクワクしています。

「未来は、ここから作る」

まだまだ、走り続けたいと思います。

今後も様々な活動を展開していきます。
講演やイベント出演のご依頼など、なんでもお気軽にご相談下さい。
下記の「プロフィール」に連絡先を記載しています。

実績一覧(簡易版)

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