学習障害×運動が苦手×不登校でも大丈夫。家でできる“再スタートの方法”
Q.学習障害と発達性協調運動障害があり、不登校でひきこもっています。
A.発達性協調運動障害には「コグトレ」が有効です。
「コグトレ」とは、『ケーキの切れない非行少年たち』などの著書で有名な宮口幸治先生が考案したトレーニングで、新聞紙の棒をキャッチし合うなどのメニューがあります。
「コグトレ」で検索すると、本がたくさん出てきますので、できそうなメニューが載っている本を参考にすると良いと思います。
「コグトレ」以外では、できそうな家事や簡単なボール遊びもオススメです。無理やりやらせるのではなく、楽しんでできるものが良いです。
時間や経済面に余裕があれば、体操や総合スポーツなどの習い事も効果があります。
体験の際、指導者に発達面の相談をして、理解のある所を選ぶと良いでしょう。
学習障害には、先日お答えした①「好きなことと組み合わせる」、②「少しだけ取り組んで、すぐに休憩する」とともに、「周りの子に合わせず、その子のペースを尊重する」という方針が良いです。
1年生の時に1年生の漢字が書けなくても、3年生になれば書けることもあります。
逆に学習障害でも「パソコンのタイピングなら得意」「恐竜のことならいくらでも語れる」というものがあれば、そこはどんどん伸ばします。
そこで「ああ、これも勉強なのか。学ぶのは楽しいな」「自分が好きなことと学校の勉強は、ここが重なるかもしれない」という感覚を得られれば、様々な分野の力がついていきます。
不登校でひきこもっている場合、医療が必要かの見立てが重要です。
眠れない、食べられない、好きなことを楽しめない、人が怖くて外に出られないなどで、生活に支障がある場合は、医療機関の受診を検討します。
児童精神科医に「通院の必要がある」と言われたら、その指示に従います。
「通院しなくても大丈夫」と言われたら、家庭で生活の改善を図ります。
ただその場合でも「なにがなんでも早起きしなければいけない」「嫌がっても無理矢理外に出さなければいけない」と厳しくする必要はなく、「午前中に好きなイベントがあれば起きられるか」「好きなイベントがあれば外に出られるか」など、できることを探って行くのが良いです。
もしよろしければ、参考にしてください。
扱ってほしいテーマの希望や、質問などがありましたら、お気軽にコメントやDMをください。
よろしくお願いします。
