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2024年の売上予測(セールスランキング)【バウンティラッシュ】

作成日:2024年12月20日
更新日:2024年12月29日

Game-iによる売上予測

 バウンティを含めたモバイルゲームの売上予測を「Game-i」というサイトが独自に調査されており、そのサイトを閲覧する事で対象のゲームがいつどのくらいの売上を達成したかを(どんぶり勘定ですが)把握できます。

 ※企業の公式情報ではありません。

 以前にこの売上予測のデータを引用した考察記事を出しましたが、今回は2024年のバウンティを振り返る意味で、今年全体の売上予測の推移を見ていきましょう(12月19日〜20日現在)。

2024年と2023年の比較

 以下のデータは全てGame-iから引用しました。

 今年の売上推移を昨年と比較した場合、下図の表とグラフのようになります(数字の単位は億です)。

 表の色分けについては、一番右の列の対前年同月比の割合に応じて分けています。

 すなわち2024年と2023年の同じ月を比較して、2024年のA月が2023年のA月に比べてどの程度売上が上昇ないし下降したかを示したものです。

 前年同月比が100%を超えた(つまり前年同月より売上が上がった)月は緑色にしており、逆に50%以下になった(つまり売上が半分以下に落ちた)月は赤色に塗っています。

 2024年は前年に比べて2月、6月、10月、11月が前年よりも高い売上を達成しており、反対に7月、9月、12月が(12月20日現在)前年よりも著しく低い売上しか得られなかった事が推測できます。

 年間全体では2023年が213.24億であるのに対して2024年は173.51億であり前年比は81.4%、すなわち前年の8割程度の売上を達成した事になります。

 単純比較で言えば2024年は減収した年になってしまったといえます(収支が赤字であるか黒字であるかについては経費情報が分からないので、残念ながら推測しようがないです)。

2024年の売上の特徴

 今年の売上の特徴を緑色の月と赤色の月に分けて見ていきましょう。

①緑色(よく売れた月)の特徴
 ①-1 2月
 2月は5周年最後の超フェスとして黒ロジャーが実装された時期です。

 前年は1月のうちに周年の超フェス3体が全て登場しており、2月には当時の覇権キャラおリンに対する対策フェス限としてクラッカーしか出ていないため、むしろ今年の方が増収するのは自然な事です。

 少し嫌らしい言い方をすれば「超フェスを実装した割には売上がそこまで伸びていない」という指摘もできます。

 ちなみに1月も込みで今年と昨年を比較すれば2024年は53.33億、2023年は62.04億であり約10億の差が生じています。

 この時期の収入源は言うまでもなく新しい超フェスキャラにユーザーがどれだけ投資したかにかかっており、4周年はどの超フェスもある程度活躍できたバランスの良い環境だったのに対し、5周年は最後に出た黒ロジャーが独り勝ちの一強環境となったため、ユーザーの投資モチベーションがそれほど上がらなかった可能性が高いといえます。

 ②-2 6月
 6月は5月に登場したセラフィムスネークの対策キャラとしてブルーノとジャブラが実装された時期でした。

 また、復刻として閻魔ゾロやエース&ヤマトも出ております。

 2023年は対策フェス限も復刻もなく目立った月ではありませんでした。

 セラフィムスネークは言うまでもなく黒ロジャーに続いてバトル環境の一強を築いた覇権キャラであり、既存のAT・GT・DFほぼ全てのキャラを嘲笑うかのような圧倒的な高性能で君臨しました(今現在も)。

 過去のキャラがほぼ使用不可能になる前代未聞の不毛環境の中で現れたブルーノとジャブラは救世主のような存在であり、これ以降、バトル環境はスネークがタイマンで圧勝する流れから、スネークが時にはキルされながらも旗を回復して守り切る流れに変わっていきます。

 この対策フェス限の登場は当時のユーザーにとって大きな魅力として映ったであろう事は想像に難くありません。

 ②-3 10月
 10月はハロウィンウタが突如として登場した月であり、未だに映画キャラとして根強い人気を誇るウタが新キャラとして、なおかつセラフィムスネークからほぼ確実に奪取できる高性能を備えて現れた事で、売上は17億と超フェス並みの数値を獲得するに至りました(スネーク実装の5月は16.75億)。

 対前年同月比で239.1%という驚異の伸び率を示しており、2倍以上の売上を達成したものと思われます。

 2023年の10月は緑ロジャー(上方修正前)、ゼファー、青シャンクスと復刻が続きましたがハロウィンウタのような環境上位キャラが新しく出てくる事はなく、比較的落ち着いた数値になっています。

 ユーザーからは「クリスマスにも新ウタが出るんじゃないか」と冗談めかして言われますが、私は冗談抜きに新しいウタは今後も出る可能性は高いと思っています。それぐらい売上への貢献度が群を抜いているのです。

 ②-4 11月
 11月はユーザーの記憶に新しいと思いますが、赤ヤマトと青カイドウが上方修正と同時に復刻された月です。

 残念ながらフェス限である上方修正キャラのマルコとジャックは修正後もそれほど使われませんでしたが、ヤマトとカイドウは環境上位に上り詰める驚異的な性能上昇の恩恵を得ました。

 既に覚醒ルッチと神避シャンクスの登場によって、過去の黒ロジャーやスネークの一強環境ほど不毛なバトル環境ではなくなっていましたが、相変わらず環境上位ではないキャラには人権がないと言うに等しい状況であり、この「人権」の恩恵に与れる過去キャラが少しでも増えたという意味で画期的な上方修正であり、売上に対する効果は少なくなかったと思われます。

②赤色(あまり売れなかった月)の特徴
 ②-1 7月
 
7月はハーフアニバーサリーの時期であり、運営にとっては大きな稼ぎ時のタイミングです。

 にもかかわらず2024年は9.47億と通常時とほとんど変わらないレベルの売上しか達成できず、前年同月(キッド&ロー登場)と比較して46%、つまり4割程度の稼ぎであった事が分かります。

 これは黒ロジャー、スネークと前々回、前回の超フェスがいずれも環境独占レベルの圧倒的な性能であったため、過去キャラがほとんど使用不可能な状態となり、多くのアクティブユーザーが離れた結果である事が容易に推測できます。

 ルッチとキドロにそれほど天と地ほどのキャラ人気の差があるとも考えにくいですし、ルッチもスネークやロジャーを凌駕するほどの圧倒的な性能ではなく抑制されていましたが、それでもアニバーサリーとしては信じがたい低水準の売上だったのです。

 ②-2 9月
 9月は緑おでんと白ひげの復刻を除けば目立ったキャラは出ていません。

 前年同月は超フェスのニカ対策としてアルベルと人獣クイーンが登場しており、なおかつニカの新規実装が8月から続いていたため投資するユーザーも多かったものと思われます。

 新しい超フェスは出た月だけでなく次月もガシャで引ける場合、少なからず売上に貢献している印象があります。

 例えばニカ実装の前年8月は40.64億という驚異的な数値ですが9月にも24.47億と対策フェス限の新登場だけでは考えにくい高水準の収益を確保しています。

 しかし今年のシャンクスは8月に現れ前年同月とほぼ同じ35.7億を達成してはいますが9月は9.85億と、まだシャンクスを引けたにもかかわらずユーザーが引き続き参入して投資した様子はうかがえません。

 ②-3 12月
 12月は前年同月と比べて大きな違いがあるとすれば、復刻した超フェスが環境上位で通用するか否かにありました。

 前年同月はキドロと人獣カイドウが復刻しており、キドロは言うまでもなく環境トップでしたし、カイドウもキドロに次ぐ高性能GTとして十二分に活躍できるキャラでした。

 対して今年12月は超フェスが一つのガシャで14体も復刻される前代未聞の「超フェスのバーゲンセール」状態ですが、対象キャラはいずれも(上方修正キャラは除いて)環境上位で戦うにはしんどくなっており、あまりユーザーの購買意欲を刺激するとは言いにくいガシャとなっています。

 超フェスはただ復刻すればいいものではなく、そのキャラが環境で程よく活躍できるかが重要である事が窺えます。

(2024年12月29日追記)12月23日に超フェスのガープが実装された事で既にセルランの売上予測は10億を突破している状況です。なので対前年同月比としては100%超えの「売上増」(緑色)の月となりました。

そもそも2023年は「売れ過ぎた」年でもある

 バウンティラッシュの売上予測の歴史をGame-iから概観すると、2022年の映画『FILM RED』公開の前後で大きく売上水準を変えたゲームである事がわかります。

 とあるバウンティの有名配信者がRED以前はマイナーなゲームだったと発言していたのですが、恐らく古参ユーザーの実感として的確な証言であるといえます。

 下図は2022年と2023年の売上予測を比較したものですが、年間合計で2022年は128.49億であるのに対して2023年は213.24億と166%(1.6倍)もの増収を達成していることが分かります。

 2023年は前提として「売れ過ぎた」年である事にも注意が必要です。

 とはいえバウンティはリリース以降、常に収益が右肩上がりであった事に間違いはなく、今年はその「右肩上がり」に初めてストップがかかった意味で重要な年でした。

 そして2023年と2024年の違いを一言でいえば、限られたキャラばかりが圧倒的に活躍する独占・寡占状況にある程度歯止めがかかっていたか、むしろ悪化したかにあります。

 運営もこの事は十二分に痛感しているはずなので、6周年は黒ロジャーやスネークほどの悲惨な環境破壊は発生しないものと思われますが、果たして売上を2023年並みに回復させられるか、最悪でも前年を下回らないかがユーザーとしても注目したいものです。

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