小学校初めての運動会。望遠レンズとビデオカメラをレンタルして挑んだパパの記録
4月に小学校へ入学した娘。
ついこの間まで、ランドセルが少し大きく見えていたのに、5月の終わりにはもう運動会。
早い。
早すぎる。
親の心の準備が追いつかないまま、我が家の小学校初めての運動会の日がやってきました。
朝から運動会は始まっていた
運動会の日の朝。
娘が家で、運動会の歌を口ずさんでいました。
「僕らは輝く太陽のように〜」というあの歌。
それを聞いた瞬間、なんだか一気に懐かしい気持ちになりました。
「ああ、これ歌ったな」
自分が小学生だった頃の記憶が、ふっと戻ってくる。
運動会の朝。
赤組、白組。
応援合戦。
暑い校庭。
砂ぼこり。
娘がその歌を歌っている姿を見て、
「小学生になったんだな」
と改めて感じました。
ただ、妻はこの歌にあまり馴染みがない様子。
自分の中では「運動会といえばこの歌」という認識で、なんとなく埼玉の小学校で歌われているオリジナルソングのように思っていました。
でも、これって全国区の歌じゃないの?
調べてみると、どうやら埼玉だけではなく、いろいろな地域の小学校で歌われている運動会ソングのようです。
埼玉オリジナルではなかったらしい。
自分の中のローカル常識が、またひとつ崩れました。
晴れすぎ。もう夏
外に出ると、見事な晴れ。
いや、晴れすぎ。
5月の終わりとは思えない暑さで、気温は30℃を超える勢い。
娘が朝に歌っていた太陽の歌にふさわしい天気ではあるけれど、正直なところ、
太陽、少し本気を出しすぎである。
これはもう春の運動会ではない。
ほぼ夏。
いや、完全に夏。
子どもたちは元気。
親は開始前から体力ゲージが削られていく。
子どもたちは安定の早起き
運動会の日の朝。
子どもたちは、安定の5時起き。
いや、正確に言うと平日もだいたい早起きです。
親としては「今日は少しゆっくり寝てくれてもいいんだよ」と思うのですが、子どもたちの朝は早い。
体内時計が高性能すぎる。
娘は準備をして、いつも通り通学。
一方、息子はというと、朝からお気に入りの自転車に乗って虫取りへ。
最近、自転車を買ってからというもの、彼の「自転車に乗りたい欲」はすごい。
もはや移動手段ではない。
生きがいである。
虫取り網を持って、自転車にまたがる息子。
朝から完全に夏休みの少年。

息子の自転車を買った話はこちらに書いています。
パパ、場所取りに気合いを入れるも肩透かし
息子をママにお願いして、パパはひと足先に小学校へ。
運動会といえば、パパの仕事は場所取り。
開門前から並び、レジャーシートを広げ、家族の陣地を確保する。
そんな昭和〜平成の運動会イメージを、私はしっかり持っていました。
「誰よりも早く並んでやる」
そう意気込んでいたパパ。
しかし、今は違うらしい。
開門前から並ぶのは禁止。
レジャーシートを広げてお弁当を食べるスタイルでもない。
観戦は基本的に立ち見。
そして運動会は昼過ぎには終了。
なんだこのスマートな運動会は。
パパの気合いは、行き場を失いました。
とはいえ、少し早めに到着して、最初の50m走のゴール付近、最前列を確保。
場所取り禁止とはいえ、良い場所を取ろうとする親の本能は、そう簡単には消えません。
今回は望遠レンズとビデオカメラをレンタル
今回の運動会に向けて、撮影機材をレンタルしました。
利用したのは、カメラレンタルサービスのシェアカメ。
初めて使いましたが、しっかりした梱包で届き、機材もきれいに管理されている印象でした。


今回借りたのはこちら。
・SONY E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS
・SONY HDR-CX680
写真はa6000に望遠レンズ。
動画はビデオカメラ。
この役割分担にしました。
最近はスマホでも動画は撮れますが、運動会ではやっぱりビデオカメラが強いです。
ズームしやすい。
手ブレに強い。
長時間撮れる。
操作がわかりやすい。
写真も動画も1台で頑張ろうとすると忙しすぎるので、今回は機材を分けて正解でした。
買うと高い。だからレンタルにした
今回借りた機材は、新品で買うとそれなりに高いです。
SONY E 70-350mm F4.5-6.3 G OSSは、新品だとだいたい10万円以上。
SONY HDR-CX680も、新品や状態の良いものだとそれなりの価格になります。
両方そろえるとなると、かなりの出費。
運動会に気合いを入れるにも限度があります。
我が家の場合、本格的に使うのは運動会や発表会など年に数回。
それなら、必要なタイミングでレンタルする方が現実的です。
今回のレンタル費用は、望遠レンズとビデオカメラを合わせて10,500円。
正直、安くはありません。
「運動会のために1万円か……」と思う人もいると思います。
自分でも少し高い気はしました。
でも、帰ってから写真と映像を見返して思いました。
娘の生き生きした表情。
一生懸命走る姿。
ダンスをしている姿。
ピンクの靴下で頑張っている姿。
これを残せた価値は、自分にとっては何ものにも代えがたい。
もちろん価値観は人それぞれです。
スマホで十分という人もいる。
毎年レンタルするのは高いと感じる人もいる。
撮影より肉眼で見ることを大切にしたい人もいる。
でも我が家にとっては、
これは必要経費でした。
いや、むしろありがとうと言いたい。
レンズ、ありがとう。
ビデオカメラ、ありがとう。
シェアカメ、ありがとう。
そして10,500円、君のことは忘れない。
望遠レンズって、実際どれくらい寄れるのか
今回借りた望遠レンズは、SONY E 70-350mm。
a6000はAPS-C機なので、焦点距離は約1.5倍で考えます。
つまり、350mmまでズームすると、35mm判換算で約525mm相当。
数字だけ見るとよくわかりませんが、運動会で使うとかなり頼もしい距離感でした。
ざっくり言うと、
・50mくらい先にいる子どもは、かなりしっかり撮れる
・80mくらい先でも、全身の動きは十分残せる
・100mくらい先でも撮れるが、表情まで大きく写すには少し厳しい
・校庭の反対側にいる子どもも、スマホとは比べものにならないくらい寄れる
という印象です。
350mmで撮ると、50m先では横幅3〜4mくらいの範囲が写るイメージ。
100m先では横幅7mくらい。
つまり、50m走のゴール付近や、玉入れで少し離れた場所にいる子どもを撮るにはかなり使いやすい。
ただし、100m近く離れると「撮れるけど、もう少し寄りたい」と感じる場面もありました。
自分が持っているSEL18135は、a6000では約27〜202.5mm相当。
普段の旅行や家族写真には便利ですが、運動会で遠くの子どもを撮るには少し厳しい。
SEL55210は、a6000では約82.5〜315mm相当。
ある程度は寄れますが、今回借りた70-350mmの約525mm相当と比べると、やはり差があります。
今回のダンシング玉入れでも、遠くにいる娘をしっかり撮れたのは、この70-350mmのおかげでした。
結論としては、
・普段使いならSEL18135で十分
・近めの運動会ならSEL55210でもいける
・しっかり撮るなら70-350mmはかなり正解
・100m先の表情まで狙うなら、来年は150-500mmも気になる
という感じです。
350mmでも十分撮れている。
でも、もう少し顔を大きく写したい。
この欲が出てくるあたり、パパのカメラ沼は静かに始まっているのかもしれません。
50m走。娘、予定と違う順番で登場
最初の出番は50m走。
娘が事前に書いた紙には、
「3番目の3コース」
と書いてありました。
しかしこの紙、娘が自分で書いたもの。
本当に合っているのかは定かではありません。
本人は「最後に走る」と言っている。
どっちなんだ。
親としては、3番目だと思ってカメラを構えます。
しかし、3番目に娘は現れない。
4番目でもない。
5番目でもない。
結果、娘は一番最後に登場。
本人の情報が正しかった。
疑ってすまない。
でも小学生の情報管理、なかなか難しい。
それまで、いつ娘が走るかわからず、娘に関係のない順番でもビデオカメラを回していました。
しかしこれが、結果的によかった。
保育園が同じだったお友達を、奇跡的に撮影できていました。
無駄撮りだと思った映像が、まさかのファインプレー。
人生、何が役に立つかわかりません。
ピンクの靴下、作戦成功
最後に登場した娘。
遠くからでも、すぐにわかりました。
理由は、ピンクの靴下。

ママが「目立つように」と買ってくれた靴下です。
これが大正解。
運動会の校庭で、同じ体操服の子どもたちが並ぶと、わが子を探すのは思った以上に難しい。
でもピンクの靴下は強い。
親にとっては、もはやGPS。
娘は一生懸命走っていました。
結果は3着。
本人も頑張ったし、親としても十分。
そう思っていました。
しかし、帰宅後にビデオを確認すると、
娘、2着でした。
これは大事件です。
現地では3着だと思っていたけど、映像ではどう見ても2着。
スポーツの世界なら、ビデオ判定を要求する場面。
「VARお願いします」
と小学校の先生に言うわけにもいかないので、ここは家庭内公式記録として、
娘は2着
ということにします。
息子、待ち時間に暴れん坊モード
50m走が終わり、次の出番までしばらく待機。
この待ち時間が、息子には長い。
当然、飽きる。
そしてフラストレーションがたまり、徐々に暴れん坊モードへ。
小学校の運動会に付き添う未就学児。
これはなかなかの難敵です。
親は娘を見たい。
息子は遊びたい。
この温度差がすごい。
ただ、途中で保育園のお友達に会えたことで、息子も少しリフレッシュ。
やはり子どもにとって、友達の存在は大きい。
親がどれだけ頑張って相手をしても、お友達には勝てません。
ダンシング玉入れという、おしゃれ競技
次の出番は、ダンシング玉入れ。
名前からしておしゃれ。
ただ玉を入れるだけではありません。
スーパーマリオブラザーズの音楽に合わせてダンスをして、その合間に玉入れをする。
今の小学校、種目が進化しています。
パパの時代は、ただ玉入れするだけで十分盛り上がっていました。
笛が鳴ったら、ひたすら玉を投げる。
作戦もへったくれもない。
とにかく投げる。
それだけで楽しかった。
しかし今は違う。
踊って、投げる。
玉入れにもエンタメ性が求められる時代です。
ここで望遠レンズが大活躍しました。
350mm、APS-C換算で約525mm相当まで寄れるので、離れた場所にいる娘もしっかり撮ることができました。

やっぱり望遠レンズはすごい。
スマホでは届かない距離でも、表情や動きが残せます。
今回のカメラ設定
来年の自分のために、今回の設定もメモしておきます。
ビデオカメラはSONY HDR-CX680。
動画はフルHDで撮影しました。
運動会では、4Kの高画質よりも、ズームのしやすさ、手ブレ補正、長時間撮影の安心感を優先。
CX680はズームしても比較的安定して撮れるので、運動会向きだと感じました。
写真はSONY a6000にSONY E 70-350mm。
天気が良く、光量は十分。
マニュアルモードでシャッタースピードを速めに設定し、連写はHigh。
子どもが走る場面では、とにかく連写。
あとから良い表情、良い瞬間を選ぶ作戦です。
撮影中は必死ですが、帰ってから見返すと、
「この瞬間、よく撮れたな」
という写真が何枚かありました。
やっぱり連写は正義。
反省点その1。三脚を忘れた
今回の反省点は2つあります。
まず1つ目。
三脚を持って行き忘れたこと。
これは痛い。
本来なら、ビデオカメラを三脚に載せて定点撮影。
必要に応じて少しだけ操作しつつ、パパは望遠レンズで写真を撮る。
この構図が理想でした。
しかし三脚を忘れたことで、動画も写真も手持ち。
結果、パパの両手は常に忙しい。
運動会を見ているのか、撮影業務をしているのか、途中でよくわからなくなりました。
来年は、
・ビデオカメラは三脚固定
・写真は望遠レンズで撮影
この形を目指したい。
反省点その2。日焼け止めを塗らないパパ問題
そして2つ目。
これが最大の失敗です。
パパ、また日焼け止めを塗り忘れました。
以前の潮干狩りでも同じ失敗をしています。
にもかかわらず、またやった。
人はなぜ同じ過ちを繰り返すのか。
今日も見事に変な日焼けをしました。
手が中途半端に焼けている。

この焼け方、なんとも言えない。
健康的な日焼けではない。
計画性のない日焼け。
子どもの運動会に全力で挑んだ証とも言えるけど、正直ただの準備不足です。
来年の持ち物リストには、太字で書きたい。
日焼け止め。絶対。
来年の目標は、娘の成長を撮ること。
そしてパパの腕を変なグラデーションにしないこと。
初めての小学校運動会を終えて
娘にとって、小学校に入って初めての運動会。
親にとっても、小学生の親として初めての運動会。
保育園の運動会とはまた違う雰囲気で、成長を感じる一日でした。
朝、運動会の歌を楽しそうに歌っていた姿。
50m走を一生懸命走る姿。
ピンクの靴下で目立っていた姿。
ダンシング玉入れで踊って、投げて、楽しんでいる姿。
どれも、ちゃんと残しておいてよかった。
写真も動画も、撮っている最中は大変です。
でも帰ってから見返すと、
「ああ、撮っておいてよかった」
と思う。
10,500円は安くない。
でも、その日の表情はその日しか残せない。
そう考えると、今回のレンタルは我が家にとって十分価値がありました。
来年は、もう少し準備を整えます。
三脚を忘れない。
日焼け止めを塗る。
もっと寄れるバズーカレンズを借りるかどうか考える。
運動会は子どもの成長記録であり、親の撮影技術向上イベントでもある。
娘は歌った。
娘は走った。
息子は暴れた。
パパは焼けた。
そんな、我が家の小学校初運動会でした。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
小学校初めての運動会、親も子もなかなかの一大イベントでした。
写真も動画も、準備も反省も含めて、きっと来年の自分への記録になると思います。
子どもとのお出かけ、キャンピングカー旅、育児の記録などを少しずつ書いています。
「わかる」「うちも同じ」「パパの日焼け止め問題、あるある」と思っていただけたら、スキ・フォローで応援してもらえると嬉しいです。
来年こそは三脚と日焼け止めを忘れないように頑張ります。
