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すべてはこの瞬間のために

生きていると靄がかかっていた視界がパッと広がる瞬間に遭遇することがあります。

その瞬間にたどり着く前は暗いトンネルを明かりも持たずに進んでいるような感じで、正直しんどいのですが、そのしんどさがあるからこそ視界が広がる瞬間、最高に気持ちいいのだと思います。

私は先日そんな経験をしました。この瞬間は人生であと何回経験できるんだろうか、と思うほど貴重なものだった気がします。

私はFIRE研究所というFIREコミュニティを運営しているのですが、最近これからどうしたらいいのか、私は何がしたいのか見えなくなっていました。

これまではやりたい気持ちが沸き上がってきて突き進んできたのですが、運営を続けると落ち込むこともたまにあって。

そして最近落ち込むことが立て続けに起きて、ネガティブモードに入っていました。

「私が欲しいと思ったから作ったコミュニティなのに、なんで私がしんどい思いしているんだろ?」

「お金もらっているわけでもないのに、なんでつらい思いをしなければならないんだろ?」

など、いらんことばかり考えてしまっていたのです。ちょうどプライベートの方がバタバタしていて、FIRE研究所に時間を割けていなかったこともマイナスに働いていたのかもしれません。

そんな悶々とする中、FIRE研究所のオフ会に参加しました。今回のオフ会は少し変わっていて、メンバーが持っている荒れ果てた畑を開墾するオフ会です。

荒れ具合はこんな感じ。

一体どこから手を付けたらいいのか(笑)

土地の所有者のメンバーと企画をしているとき「荒れ地を開墾したい人なんているのだろうか?(笑)」なんて思いながら募集したのですが、なんと私たちを含め5人も集まりました。

そして当日の2月8日。
日本を大寒波が襲いました。

メンバーの一人は雪の影響が大きいエリアに住んでいたので、事前にキャンセル連絡が入りました。残るは4人です。

4人のうち、私を含む3人はオフ会が開催される三重県在住。残り1人は東京からの参加でした。

東京からの参加はちゃんさん。

私は夜行バスで来るちゃんさんを車で拾い現地に向かいました。

行く途中に寄ったコメダ珈琲から見えた風景。写真では分かりづらいのですが風も強かったので吹雪いていました。

集合場所の道の駅に着くと主催者のまるこさんとお会いできました。まるこさんは私たちが泊まる宿から、当日の計画まで全部手配してくれました。

そしてこんなしおりまで作ってくれました!

私たち3人はもう一人の参加者、ミチさんを待っていました。ミチさんは住んでいるエリアの雪がひどく、来れるかどうか分からないとおっしゃっていたのですが、こんなチャットが来ました。

「こちら雪がなかなかやまないですが、強行突破で家を出て、今電車の中です笑」

ミチさんは翌日お仕事があるのに強行突破で来てくれました(笑)

4人集まって道の駅の休憩室の中で雪がやむのを待っていました。その間みんなの自己紹介などしていたのですが、不思議とすぐ仲良くなれました。

普段からnoteで記事読んだりチャットでやり取りしているから、初対面なんだけど相手のことをよく知っているという不思議な感じです。お互いの価値観を知ったうえで会うからすぐ仲良くなれるのかもしれません。

会話の中でまるこさんの趣味の写真の話になりました。まるこさんは旦那さんと一緒に鳥や動物の写真を撮るのが趣味とのこと。

※まるこさんが撮影した写真のカレンダーをいただきました!

その話を聞いてミチさんは大はしゃぎ。ミチさんはバードウォッチングとか鳥の写真を撮りたいとずっと思っていたそうです。

まるこさん「じゃあ三重県にもいいポイントたくさんあるので一緒に行きますか?」

ミチさん「えー!!いいんですか!?めっちゃ嬉しい!みかんさんF研作っていただいてありがとうございます(笑)」

まるこさんとミチさんの嬉しそうに話されている姿を見ながら、私は「F研作って本当によかった」と心から思いました。

まるこさんとミチさんのやり取りを見ていて、私の心がとんでもなく満たされたのです。

「この瞬間だ!」と思いました。

実はF研では”あえて”お金を取っていません。これは「お金を取らないことが正しい!お金を取ると汚い!」とかそんな考えではありません。単純に資本主義の論理から脱却したかったからです。

資本主義社会において多くの人はお金を稼ぐことが正義と認識します。私も同じです。お金を稼いでいる人は社会に価値を提供できているからエライ。noteでも同じですね。

「noteで〇〇万円稼ぎました!」
「有料記事何本売れました!」
「メンバーシップ〇人います!」

私自身サラリーマン生活の中で、「お金を稼ぐこと=正義」の価値観が刷り込まれました。でも最近思うわけです。

「その世界はもうお腹いっぱい」

そう考えると投資でお金を増やしてFIREをしたという選択は、私にとってお金からの解放を意味するのかもしれません。無職になる前もなった後も、私は自分のためにお金を使うことってほとんどありません。

元々物欲がない人間なのかもしれませんが、基本的にお金をかけずとも自分が満たされているのでこれ以上満たす必要があまりないのです。

私にとって一番大切な妻との関係が良好で、次に両親や義両親との関係が良好。あとお金の心配もしばらくない。これだけで私の幸福はほぼすべて満たされるので、ここから「もっと稼ぐ!」というのはしばらくいいかな、と思うのです。

あと今回の瞬間は「投資で〇〇万円増えた!」とか、「noteやkindle本で〇〇万円稼いだ!」とかそんなことよりもずっと嬉しかったんですね。

そう考えると私はお金を排除しないと、お金以外の価値に気づけなかったのかもしれません。

F研を運営し始めて約7か月。日数にして210日。この膨大な時間をお金と切り離して、考えて考え抜いて、やっと見えた瞬間が今回でした。

F研が目指すべき方向性に確信を持てました。

私たちはあの瞬間。素敵な人同士が出会って、お互いの人生を豊かにする。すべてはこの瞬間のために存在するのだと思いました。

そんなことを思いながら旅館へ。

旅館の部屋から見える雪景色を見ながらメンバーと今後の話を数時間。

イノシシの鍋を食べながらまた飲んでデロデロに酔いながら今後の話を数時間。

※ちなみに旅館はこちら!ご飯も美味しくて温泉も気持ちよくて最高でした!

そして翌日。2日連続のコメダで数時間。

コメダではまるこさんがこんなことを話していました。

「私今回のオフ会めっちゃよかったんです。みんなのために企画して手配して、私人のために何かするのすごく好きなんだって気づけました。」

まるこさんの話を聞きながら、なぜか私がめっちゃ嬉しくなりました。

私たちはこれまでの経験も違えば年齢も性別も違います。でもFIREという共通項だけで出会ってなぜか友達になりました。

サラリーマン時代のその人の肩書やこれまでの経験、先輩後輩などの年齢、私はそれらの視点から人を見ることに慣れていましたが、たぶんあれ必要なかったんですよね。

その視点でしか見られないから、幸福度低かったんだろうなと今になって思います。ただ目の前にいる人を見るだけでよかったんですね。

さいごに

今回書きたいこと多すぎて!

本当はオフ会で朝ごはんにマグロが有名な店に食べに行ったけど、朝はサバ定食しかなかった話とか、開墾オフ会なのに雪がひどくて開墾全くできなかった話とか、雪が20センチ以上積もって帰り道絶望した話とかしたかったのですが、それ以上に書きたいことあったのでこんな記事になりました!(笑)

でも視界が開けたのが本当に嬉しすぎて!
オフ会でご一緒いただいた皆さん、ありがとうございました!

宣伝~本を発売しました!~

本はいずれもAmazonから発売中です。
(レビューしていただけると嬉しいな~。星だけでも!)
※いずれも下のリンクから登録できる Kindle Unlimited会員の方であれば無料で読めます。

①パワハラ。休職。投資。そしてFIREへ(2025年12月発売)

私の会社を退職する前8か月、退職してから8か月、計16カ月間サラリーマンについて書いたエッセイ集です。
noteでスキ150以上、すべて有料の記事が30本収録されています。

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私のnoteアカウントをどう育てたのかを赤裸々に書いています。これからnoteを始める方、すでに始めているけど「なんか伸びないな~」と悩んでいる方は是非手に取ってくださいね!
スキを押しまくって晒された失敗談などたくさんございます(笑)

③100人のFIREコミュニティができるまで(2025年11月発売)

FIREしてから寂しいのでコミュニティを作ってみました。そして4か月が経過しました。

・メンバーは私1人から100人になりました。
・そのうちFIRE済みは4割超え、また女性の少ないFIRE界隈なのですが女性も半数います。
・定期的に行うメンバー募集は倍率18倍(5人枠に90人応募)に。
・情報発信をしているnoteは35,000PVに。

どのようにコミュニティを育てたのかをありのままに書きました!

みなさま、レビューをいただけると、私嬉しくて飛び跳ねてしまいますのでお待ちしております(笑)
おしまい!


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FIREサラリーマン みかん🍊 こんな拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございます!これからもサポートいただけるよう精進いたします!