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さし芽から育てるミニトマト栽培日記

【さし芽】
枝の一部を切り取って土にさし
そこから新しい株を育てる方法

トマトの場合
不要なわき芽を使うことが多い

5月31日(日)

郊外の貸し農園で育てていた
ミニトマト3株から
わき芽を5本摘み取り
家に帰ってから
プランターの土にわき芽をさしました。

6月9日(火)

畑の畝(うね)に苦土石灰をまき
その後、アヅミンを入れて畝を整えました。

【アヅミン】
農業で使われる土づくり資材です。
農家さんが堆肥の代わりに使うものだと
思っていましたが
家庭菜園向けのサイズが出たのを知り
購入しました。

堆肥と苦土石灰は同時に土に入れないように。
苦土石灰を入れたら1週間あけて
堆肥を入れましょう。

そうよく聞きます。

アヅミンは苦土石灰と同時でも大丈夫
とのことでした。
早く植え付けたかったので使ってみました。

なのでミニトマトの畝は「堆肥なし」です。

6月11日(木)

気温 最高28.7℃・最低15.4℃

さし芽の苗を植えました。
畝の真ん中に浅めの溝を掘り
元肥として
・骨粉入り油かす(N-P-K=5-5-0)150g/㎡
・草木灰(N-P-K=0-16-20)を50g/㎡
を入れました。

油かすは効き目が出るまで
時間がかかるため
株のまわりに
速効性のある配合肥料(N-P-K=5-5-5)を
少し加えました。

肥料はすでに手元にあったものを使いました。
骨粉入り油かすと草木灰の量を調整し
窒素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)の
バランスがかたよりすぎないようにしました。

溝を掘って肥料を入れたのは
植え付けた苗の根が肥料に直接触れて
肥料焼けを起こさないようにするためと

油かすが微生物によって分解され
根が伸びる頃に
養分を利用できるようにするためです。

ただ
油かすは効き目が出るまで
時間がかかる一方
生育初期には窒素が必要です。

そこで
去年のトウモロコシ栽培の失敗を思い出し
速効性のある配合肥料を株元にまいて
土に混ぜるひと手間を加えました。

【参考・去年の失敗】

6月12日(金)

気温 最高28.7℃・最低17.2℃

苗が早く根付くように
ホースでたっぷり水やりをしました。

6月23日(火)

気温 最高25.4℃・最低19.2℃

順調に育ち
支柱が必要な大きさになりました。
株が倒れずしっかり育つように
支柱を立てました。

この日、貸し農園のベテランさんから
「さし芽で育てた苗は根が浅くなりやすいよ」と
教えてもらいました。

下の写真は別の年のさし芽です。
確かに茎や葉の部分に比べると
根の量が少ないですね。

これだと地上部の成長を支えようとしたら
根は最初のうちは横に伸びようとするかな。
想像ですが。

7月9日(木)

気温 最高30.6℃・最低22.5℃

茎がまだまだ細いです。
がっしりとした株に育たないかなあ、と。

そこで、株元に土寄せをしました

根が張りやすいように
また地上部分をしっかり支えられるように
土をかぶせました。

株元の茎が土に埋まることで
そこから不定根(茎の途中から出てくる根)が
生えて根が増えるはず。

根が増えれば
それだけ茎も太く丈夫に育っていくだろうと
考えました。

株元の土が山盛りに

7月10日(金)

気温は最高31.4℃・最低22.9℃

朝8時30分の時点ですでに気温27℃。
本格的な夏の暑さになってきました。

不定根の発達を助けるため
前回土寄せをした株元を湿らせるように
水やりしました。

さらに、週末の乾燥に備えて
畝と畝の間に水をためておきました。

水やりして数分後 だいぶ染み込みました

7月13日(月)

気温 最高33.3℃・最低26.2℃

たくさんの実がつき始めました。
茎を守るために
誘引テープで支柱に固定しました。

【誘引(ゆういん)】
茎を支柱に結びつけて支えること

【誘引テープ】
100円ショップで買いました。
今年初めて使いましたが
思ったよりしっかり止まって外れません。
郊外の農園で台風に遭った時は
さすがに切れましたが……

「ひもでくくって結んで〜」よりかなりラク。
特に猛暑の中では
いかに短時間で作業できるか、ですから
ありがたいツールです。

7月14日(火)

気温 最高34.6℃・最低25.5℃

ベジフル粒(N-P-K=7-7-10)という肥料を
追肥しました。

実にはカリウム(K)が必要なため
窒素(N)やリン酸(P)に比べて
カリウム(K)が多く含まれているベジフル粒を
追肥に選びました。

これも手持ちの肥料です。
貸し農園11年目。
あれこれ試そうとすると
いろんな肥料が余ってきます。
在庫を総動員。

7月24日(金)

気温 最高37.8℃・最低27.4℃

第1段目から第4段目まで実がつき
第5段目の花が咲きました。
さし芽から育てた株としては
順調に育っていると思います。

わき芽を取り除き
誘引をやり直したあと
畝の間にホースでしっかり水を流しました。

7月26日(日)

気温 最高36.8℃・最低27.2℃

実がうっすらと色づき始めた一方で
枯れた葉も出てきたので
完全に枯れた葉を取り除きました。

7月27日(月)

気温 最高36.8℃・最低28.4℃

ほとんどすべての株が
第5段目まで育ちました。

一番上の実の房から
葉を2〜3枚残した位置で
摘心を行いました。
あわせてわき芽も取り除きました。

【摘心(てきしん)】
これ以上茎が伸びないように
先端を摘み取ること。

本来の苗なら
第7〜8段目くらいまで成長させることが
多いと思います(もっと上まで⁈)。

でも今回はさし芽のため
根が深くまで伸びにくく
茎も十分に太らず、葉もあまり茂りません。

さらに猛暑・酷暑で
成長が止まる可能性もあります。

なので、今ついている実を
確実に収穫することを一番に考えて
それ以上茎や葉の成長に
養分を使わないように
ここで摘心しました。

7月28日(火)

気温 最高37.0℃・最低25.7℃
降水量 3.0mm

実が少しずつ赤く熟し始めました。
枯れ葉は増えていますが
まだ青々とした元気な葉も十分に残っています。

光合成を優先するため
少しでも緑色が残っている葉は
そのまま残しました。

水やりはいつも通り
畝の間に水をためる方法と
ホースでの散水を行いました。

7月31日(金)

気温 最高35.8℃・最低27.0℃

ここ数日で一気に赤く熟してきました。
でも、一部の実の表面がザラザラしたり
割れたりする症状も見られるようになりました。

この日、初収穫。

今まで午前中にしか
農園に行っていませんでしたが
この日初めて午後3時に行きました。

強い西日をまともに受けていたのにびっくり。

実の表面がザラザラしていたのは
この西日による日焼けの影響だと思います。

実が割れたのは
水分供給の急激な変化ではないかと
考えています。

3日前(7月28日)に
いつも通り畝の間に水をためる方法と
ホースで水やりをしましたが
その日に3.0mm
翌7月29日に6.5mm雨が降りました。

どちらも急な夕立。
ミニトマトには負担だったでしょう。
ごめんよ〜。

赤い実 洗って食べました
少し皮がかたいかな
でもふつうに美味しかったです

8月2日(日)

気温 最高36.9℃・最低27.7℃

色づいている途中の実がいくつもあります。
色づき始めたばかりの実をさわってみたら
表面のザラザラはありませんでした。

株全体では枯れた葉が増えてきています。
赤い実を収穫し完全に枯れた葉を整理しました。

実の割れを防ぐため水やりは少なくしました。

まだ実や花がこれだけついています


(ここまでが昨日の下書き)


そもそも「さし芽苗」なので……

なにせこの暑さです。
本来の苗で育てていても
ミニトマトには過酷な環境。

6月から借り始めたこの農園。
時期的に育て始めるものが少なく
ダメもとでうえたさし芽苗でした。

なので
今ついている実がいい状態でとれれば十分。
ここまでがんばったなあとほめてあげたいです。

今日 8月3日(月)

農園に向かう途中で引き返しました。
【熱中症・極めて危険】が連日出る中
「短時間なら」と思って家を出ましたが
自転車を漕ぎながらふと
「これはやめといたほうがいいかも」と
直感が働いて。

正解でした。
家に着いた頃、手が震えていました。

ただ、夕方にすごい雨。
気象記録を見ると、17時台30mm!

また実が割れてるだろうなあ……。



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