L’ oiseau Bleu

⚠️こちら数日前に書いた記事につき、ローテンションでお送りします。




昔流行ったドラマの主題歌。globeが歌っていた。


大人になる前に聴いていて、メロディや雰囲気が好きだから好きな曲ではあるのに
大人になってから、それは不倫の愛を歌った歌だって知って、複雑な気持ちになった曲が結構ある。


その一つ。



豊川悦司の主演のドラマを母がよく観ていた。
VHSに録画して観ていた。


『青い鳥』

S.E.N.SというグループがBGMを担当しており、その綺麗なメロディはピアノ曲としても素敵で、
私は青い鳥の挿入BGMを練習して(させられて)、今でも弾けるのだが。


一体どういう気持ちでこの好きだった曲を聴き、曲を弾けばいいのか。
嫌いだったら良かったのに。





今井美樹の『PRIDE』もそうらしい。


あなたは私に 自由と孤独を 与えてくれた人
翼があるなら 飛んでいくのに あなたのそばに今すぐにでも





これを不倫関係の恋愛だとして読むと、倫理を踏み越えた人間が何を言っているのか、勝手にやってろである。
それがやりたければ、まずは慰謝料を払って、罪を背負って、周囲に憎まれた先でやればいいだろ、と。







ZARDの曲も、個人的に微妙なラインになってしまった。

ZARDはグループユニットだから、ボーカルの坂井泉さんに「男性を応援するために身を引く女性」をテーマに歌詞を書いてもらっていたらしい。

有名な応援歌、『負けないで』も、あの歌詞が応援してるのはスポーツではない。

“あなた“から離れても応援している女性の曲。
"あなた"が男性とは限らないが、視線がぶつかってときめいてるしなー。




彼女の事故死後に発売された、ZARDを振り返る本で知った。


坂井泉さんの、かっこよくて女でも惚れるような美貌は、人類で一番の理想だ。
透明な声。曲調。


それらは好きだがーー、好きなのだが、「男を応援するのに黙って下がる女」の看板を背負わされてると思うと、真っ直ぐに好きだと思えないのだ。


流行りと言ってしまえば、そうだったのかな。


女性は別れた男性のことなんて、いつまでも応援してないですけどね。
男性の夢なのか?
昔の彼女は、今でも俺のこと好きなんじゃないかって。
いや〜〜〜。。。





浜崎あゆみも世代だった。
彼女の、10代の楽しさではなく暗鬱を描いた初期の曲はたくさん聴いていた。

声域が近かったのでカラオケでもたくさん歌ったけど、
『M』という自伝的な本を読んで、それが不倫相手の音楽家宛だったと知った時の失望と言ったら。


アーティストも人間だから、そういう関係になることもあるだろうし、そういう関係こそが作品作りの糧にもなるだろう。ドラマの主題歌であれば、それに合わせた曲作りもするだろう。


舞台裏なんて知りたくなかったな。
私の、一旦好きになってからぐしゃっとされた気持ちは、どこへ向けたらいいんだろうな。



どなたもファンの多いグループだから、怒られちゃうかも。
アーティストがどうこうって言うんじゃないんですよー。
曲が好きだったから、残念だったなって話です。



なんだっけ。
何かの作品の考察で書いた。

オクトパストラベラーのローラナの話だ。

ローラナは、自分が裏切って敵に情報を渡し、
街が滅ぶきっかけになった罪を、生き残った村人が復興に向けて動き出す時に、みんなの前で告白するんだ。


立ち直りかけた村人の心を、また掻き乱すローラナ。
ストーリー的にローラナは許されるけど、私は彼女が嫌いだった。

単に「嫌い」だけで終わる批判は弱いから、じゃあどうすれば良かったのか考えて、
「嘘をついているという罪を、抱えたまま生きる」のが彼女の罰だと書いた。


自分のことを吐き出して、認めてもらって、許されたいのに。
それをしないで、善人としてイメージを持たれたまま内部背反を抱えていくのが、彼女の贖罪だって。

ローラナは罪の告白により、嘘をついている罪悪感からは解放される。
でもその告白によって、よくやく立ち直り始めた村人たちはまた傷つく。

仕事を終えたのはローラナで、仕事を残されたのは村人の方だ。











真実は常に善なのか。
告白は常に誠実なのか。
知ることは常に、知らないことよりも良いのか。






探していた真実なら、知る覚悟もできているけど、
探してもない真実は、だいぶ受け取りに困ることも、ある。


でも、あなたは真実の中で生きた方が良いって、カウンセラーの先生に言われたんだ。
嘘のない世界にいないと、消耗してしまうからって。

そういうものだろうか。







外で、蝉が大合唱している。

蝉は、7年地中で、外に出たら7日生きるんだっけ。
コストパフォーマンスの悪い生き物だな笑

でも、思い返してみて、蝉が鳴かない年なんてなかったから、
今、地面の中には、向こう6年分の蝉が埋まっていることになるのか。

気持ちわる…いや、たくましいなぁ。