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私の人生、全部自分で決めてきたつもりだったけど

「42歳が自分の人生を取り戻すまで」

そんなタイトルのnoteを5月に書きました。すると、娘が隣からパソコンの画面をのぞき、こう言ったのです。

「ママ、別に人生失ってないじゃん」
「よくないよ、そういう釣りタイトル!」とも(笑)

ほう、と思いました。
なかなか鋭い、11歳の視点。
そしてこの言葉が、私の心にずっと引っかかっていました。

「取り戻した」という感覚は、嘘じゃない。
ということは、それまでの私は、自分の人生を「失っていた」のでしょうか……?


「自分を取り戻す」って何なのさ

「自分を取り戻す」ってよく聞きますよね。

私がそこに意識を向けているからなのか、時代的な影響が大きいのか、最近この表現を目にする機会が増えました。

本屋で平積みされていたこの本も、今年3月に新装版となり、タイトルとカバーが変更されていました。

(旧)『ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために』
(新)『ロングゲーム 自分を取り戻す人生戦略

でも、自分を取り戻すって、かなり抽象的。
実際、どういうことを指すのでしょう?

私の場合、今年ようやく「こういうことか!」と腹落ちした解釈があります。

それは、他人の基準ではなく、自分の基準で生きるようになること。

冒頭のnoteにも書きましたが、私の人生は、ほとんど他人の基準で構成されていました。世間の常識、望ましいふるまい、周囲からの評価、本で読んだ成功術。

「月○○万円稼ぐ!」のような目標ですら、自分の本音で設定したものではありませんでした。わかりやすい大台だとか、SNSやコミュニティで提示されるラインとか、そうしたものに安易に乗っかっていたんです。

でも、自分の本音を探っていくと、実はそれほど金額にこだわりを持っていなかった。

むしろ「お金のことは忘れて暮らせる状態」「好きなことでお金が循環する生活」のほうが、私は幸せだとわかったんですね。

つまり、私が失っていた「自分」とは、時間でもキャリアでも若さでもなくて、判断軸だったのです。

私は、あらゆることを自分で決めてきたつもりでいました。だからこそ、人生の基準を自分以外に預けていたなんて、全然気づきませんでした。

自覚なしって怖い!!
びっくりしたし、正直ショックでしたね。

真面目な人ほど、他人軸で頑張ってしまう

私は子育て中のママから、何度かこんな声を聞きました。

「目の前のことに必死で、いつの間にか『私』がいなくなってた」
「子どもも大きくなってきたし、そろそろ自分の人生を生きたい」

母親という役割を背負っていると、自分のことはつい後回しになりがちですよね(毎日お疲れ様です!)。

もちろん子育てに限らず、人は誰しも、何らかの事情を抱えているものです。家族の介護、身近な人の病気、お金の悩み、辞めたくても辞められない仕事、など。

そういう日々を、頑張って乗り切っていると、知らず知らずのうちに、判断が自分の外へ移っていきます

これ、真面目な人ほど、当てはまりませんか?

やっかいなのは、そこに気づけないこと。
自分軸で生きているつもりなのに、なんだか苦しい。
「これでいい」と思えないまま、人生が進んでいく。

だからまず、本当に自分の人生を生きているのか、見つめ直してみることが大切だと思っています。

小さな違和感をスルーしない

とはいえ、頭だけで考えても気づけないものです。自称・内省オタクの私でも、本音にたどり着くまでに時間がかかりました。

そこで手がかりになるのは、「なんだか苦しい」といった感覚のほうです。

私の場合は、旅先でふっと「ゆるんだ」感覚を味わったのが始まりでした。ということは、普段の私は力んでいたわけで。

小さな違和感や、感情の動きをスルーしない。
「それってどういうこと?」と、自分に聞いてみる。
難しいかもしれないけど、しつこく掘り下げてみる。

そして、気づいたところがスタートライン。すぐに何かを変えようとしなくても、目に入るもの、選び取るものが自然と変化していき、その中で「自分の人生を取り戻す」感覚がわかるはずです。

私、こう生きたかったんだ!」が腑に落ちると、視界がパアッと明るくなるような喜び、モヤモヤが晴れる気持ちよさを味わえますよ。ほんとに。

娘の一言からあらためて考えてみましたが、他人の基準で生きていたのなら、それはもう、自分の人生を生きていなかったということ。

やっぱり私は、人生を失っていた……のかもしれません。

自分基準で生きるようになったら、実際に私の生活がどう変わったか?それについてはまた後日、noteにまとめたいと思います。

ではまた!


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