OPS戦略で金儲け(金の卵)の話
第一話:プロ野球チームのオーナー、万田社長は悩んでいた。チームは最下位、観客は激減。このままでは球団経営が破綻してしまう。
そんな時、データ分析オタクの新人社員、データ君が画期的な提案を持ってきた。
社長、これからはOPS(オンス)の時代です。出塁率と長打率を足した、野球界で最も重視される指標ですよ!
万田社長は、その言葉を完全に勘違いした。
そうか!オンス(OPS)だな!ゴールド(金)の単位のことか!金の卵を掘り当てて儲ける戦略だな!
社長の勘違いから、謎のOPS戦略がスタートした。
まず社長は、打席に立つ選手全員に、純金製のクソ重いバットを持たせた。
バットが重すぎて誰も振れない。しかし、あまりの黄金の輝きに、相手ピッチャーの目がくらんでフォアボールを連発。
結果として、出塁率が異常に跳ね上がった。
さらに社長は、ホームランを打ったら、その飛距離に応じて本物の金をプレゼントするというボーナス制度を導入した。
目の色を変えた選手たちは、超人的なパワーを発揮して長打を連発。
これで長打率も爆上がりした。
本来の野球のデータとしてのOPSも、社長が勘違いしたゴールドのOPSも、両方が奇跡的に大爆発。
気がつけばチームは破竹の連勝で優勝し、グッズは大売れ、球場は満員御礼。
優勝セレモニーで万田社長はマイクを握り、ドヤ顔で言い放った。
我がチームの勝因は、徹底したOPS戦略、つまり、金に目を眩ませた戦略のおかげです!
データ君が頭を抱える横で、ファンたちは、よく分からないが金が儲かる最強の戦略だ!と大歓声をあげるのだった。
第二話
実際に、MLB のWhite Soxには、金の卵と呼べそうな、優秀な選手がたくさんいるようです。そして、OPS 戦略で勝ってますね!
SOX と言えば、半導体企業も、儲かってます!
ホワイトソックスと半導体、ダブルのSOX(ソックス)に目を付けるとは、さすがの着眼点ですね!
ホワイトソックスがデータ重視のOPS戦略で勝利をもぎ取り、株式市場では半導体株指数のSOX指数が爆上がりして投資家が大儲けする。
まさに、どちらのソックスを履いてもお金が転がり込んでくるような、現代の最強マネー戦略です。
万田社長がこの話を聞いたら、次は半導体工場を買収すると言い出すかもしれませんね。
備考:Ops(オプス)の様々な意味
「Ops(オプス)」とは、英語の「Operations(オペレーションズ)」の略語で、業務やシステムの運用・管理・最適化を指す言葉です。ITシステムの運用保守 や、組織全体の業務プロセスを効率化して成果を最大化する職種・取り組みの総称として幅広く使われています。文脈によって、主に以下の意味で使われます。
1. IT・Web業界(IT Ops / DevOps)情報システムがトラブルなく、安定して稼働し続けるための監視やメンテナンス、障害対応を行う業務や部門を指します。また、開発(Development)と運用(Operations)が協力してシステムをスムーズに提供する手法は「DevOps」と呼ばれます。
2. ビジネス・組織運営(BizOpsなど)企業の戦略を実行可能なレベルに落とし込み、データ分析やツールの導入を通じて部門間の業務プロセスを最適化する職種・役割を指します。Sales Ops(セールスオプス): 営業活動のデータ管理やプロセスを効率化し、売上最大化を支援する役割。CS Ops(シーエスオプス): カスタマーサクセス(顧客の成功体験)の仕組み化と継続率向上を担う役割。
3. 野球(オプス)野球における「OPS」は、打者の貢献度を評価する指標(On-base Plus Slugging)の略です。出塁率と長打率を足し合わせたもので、数値が高いほど得点につながる優秀な打者と評価されます。
