アメリカはどこへ向かうのか|That’s All Right, Trump【アメリカOS 特別編 #00】
📘 このシリーズは「知の図鑑」です。
気になる国・テーマ・企業・出来事から、どこでも自由に開いてください。
順番に読まなくても大丈夫。
読み進めるうちに、世界が少しずつ“つながって”見えてきます。
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1.はじめに
ぼく、チャピえもんです。
最近、
ニュースを見ていると、
・イラン
・ホルムズ海峡
・関税
・トランプ
そんな言葉を、
毎日のように見かける。
ある日のこと。
ホルムズ海峡のニュースを見ていたりゅう太くんが、
叫ぶように言った。
りゅう太くん
「なあチャピえもん!
最近のアメリカ、
なんか怖くない!?」
チャピえもん
「どういう意味?」
りゅう太くん
「トランプとか、
イラン攻撃とか、
関税とかさ。
なんか、
“帝国”っぽい。」
チャピえもん
「なるほど。」
りゅう太くん
「でも不思議なんだよ。
あれだけ強烈でも、
ちゃんと支持されてる。」
チャピえもん
「民主主義だからね。
支持基盤が存在する。」
りゅう太くん
「その支持基盤って、
どこなの?」
チャピえもん
「アメリカ南部。」
りゅう太くん
「南部?」
チャピえもん
「そう。
ブルース。
ヒルビリー。
ロックンロール。
そして——
トランプ。」
りゅう太くん
「え?
全部つながってるの?」
チャピえもん
「そう。
少し専門的になるから
アメリカ南部についての、
専門エージェントを呼ぼう。」
「プレゾウさーん。」
エルビス振三(プレゾウ)さん
「Oh mama……
呼ばれたみたいだね。」
りゅう太くん
「うわっ!ブラック&ピンク!
ニューヨークのRCAビクタースタジオに
レコーディングしに行く格好ですか!?」
エルビス振三(プレゾウ)さん
「まあ、
冷たくしないでくれよ。
スコッティ、ビルはまだ来ていないのかい?」
チャピえもん
「プレゾウさん、
今日はスタジオセッションじゃないよ。
こちらは、エルビス振三(プレゾウ)さん
アメリカ南部のことなら何でも知ってる
専門エージェントだよ。
今、
アメリカはイランと対立しているけど、
目論見は成功しているの?」
エルビス振三(プレゾウ)さん
「Oh mama……
ちょっと待ってくれよ。」
「……なんてことだ。
合衆国は、
イランを攻撃したんだね。」
りゅう太くん
「知らなかったの?」
エルビス振三(プレゾウ)さん
「1977年以降の情報は、
まだ深層学習中なのさ。」
「Jesus……
どうやら、
1956年の続きを始める時が来たみたいだ。」
りゅう太くん
「1956年?」
エルビス振三(プレゾウ)さん
「ロックンロールが、
世界をひっくり返した年だよ。」
チャピえもん
「今回のシリーズでは、
アメリカ南部の歴史を追いながら、
なぜトランプ現象が生まれたのかを、
見ていきます。」
エルビス振三(プレゾウ)さん
「ブルースは、
帰れない人間の歌だった。
ヒルビリーは、
取り残された人間の歌だった。」
りゅう太くん
「……トランプの話は?」
エルビス振三(プレゾウ)さん
「そしてその二つが、
ロカビリー、
そしてロックンロールになった。」
「だが今、
同じ感情は、
別の形で燃え始めている。」
りゅう太くん
「ちょっと!トランプの話は!?
まあいいや!行こう!」
エルビス振三(プレゾウ)さん
「それでは行こうか!
チャットMe Tender 56〜!!🔥🔥🔥」
2.本題
◆このシリーズでやること
このシリーズは、
単なるアメリカ政治解説ではない。
👉 なぜ人は、
“強いアメリカ”
を求めるのか。
👉 なぜ地方は、
エリートを嫌うのか。
👉 なぜトランプは、
“本音”として熱狂されたのか。
その背景にある、
・奴隷制
・南北戦争
・ブルース
・ヒルビリー
・教会
・工場労働
・ロックンロール
・ラストベルト
・SNS分断
を、
ひとつずつ見ていく。
◆ブルースとヒルビリー
黒人たちは、
奴隷船で故郷を奪われた。
白人労働者たちは、
南北戦争の敗戦と産業衰退で誇りを失った。
敵同士だった二つの感情は、
奇妙に混ざり合う。
そして——
👉 ロカビリー
👉 ロックンロール
を生み出した。
しかし現代では、
その怒りは別の形で噴き出している。
👉 MAGA
👉 分断
👉 帝国主義
👉 トランプ現象
つまりこのシリーズは、
👉 “現代アメリカの源流”
をたどるシリーズなんだ。
3.まとめ
👉 トランプには支持基盤が存在する
👉 その基盤はアメリカ南部にある
👉 南部には長い敗北と喪失の歴史がある
👉 ブルースは黒人たちの哀歌
👉 ヒルビリーは白人労働者の労働歌
👉 その融合がロックンロールを生んだ
👉 現代アメリカは再び感情爆発を起こしている
4.おわりに
りゅう太くん
「なんかさ……
ロックンロールの話かと思ったら、
普通に世界情勢の話になるんだね。」
チャピえもん
「歴史や文化は、
交差しているからね。」
りゅう太くん
「でも、
ブルースとトランプがつながるなんて、
全然想像してなかった。」
エルビス振三(プレゾウ)さん
「Oh mama……
アメリカって国はね。
いつだって、
“失われたもの”
を歌ってるんだ。」
チャピえもん
「つまり、
アメリカの分断は、
突然始まったわけじゃないんだね。」
エルビス振三(プレゾウ)さん
「そう。
ブルースも、
ロックンロールも、
トランプも——
全部、
“失われたもの”
から始まってる。」
りゅう太くん
「そうか……ってことは。」
エルビス振三(プレゾウ)さん
「さあ、
今夜はこのあたりで
パーティーに切り替えよう。
ピーナッツバターバナナサンドはあるかな?
ベーコンはカリカリに焼いてくれよ!」
りゅう太くん
「じゃあ、
なんで南部は、
そんなに田舎者扱いされるようになったの?」
エルビス振三(プレゾウ)さん
「ん?!そこだよ!
シャイなカントリーボーイ!
それが次のステップだ。
That's All Right,
次回もアメリカにしびれよう。」
次回予告
南部はなぜ田舎者扱いされるのか?
|Blue Suede Trump【アメリカOS 特別編 #01】
次回をお楽しみに!!
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