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平和とはなんぞや

前回、大本命の記事は書き終えましたが、あれでもまだ大味というか、要所要所で引っかかった方もおられると思われますので、幾らかの補足の記事も書いて行こうかと思います。

例えば「お前は平和から遠ざかってるとか言ってるが、この国は平和だろ!」と感じられた方もおられる事と思います。
前提に相違がある、というご意見ですね。

それは我々が望んでいる「平和」か

平和って何でしょうね?
もしかしたら、多くの日本人が「日本が他国と戦争していないので平和」という感じで、平和を捉えているのかも知れませんね。

デジタル大辞泉では「平和」とは
①戦争や紛争が無い、穏やかな状態
②心配や揉め事が無く、穏やかな事

となっています。まあこの時点でも、戦争状態とは異なる定義が入っていますね。ですが、それが変だと僕は思いません。なぜなら、人々の願う平和と、自国が戦争中ではないことは必ずしも🟰ではないと考えているからです。

この事を理解することは、そんなに難しいことではありません。

戦争は確かに恐ろしいもので、人生において避けたい出来事ですが、我々が平和の祈りに込めるものの根底には、愛する人を奪われる様な悲しい出来事を避けたい、と言った願いが含まれているはずだからです。

では、愛する人の命が故意に奪われるような事態は、戦争中のみの事でしょうか?勿論違いますよね。殺人事件で奪われることもあれば、いじめや仕事上の失敗で自殺する場合も、愛する人が奪われたと感じることでしょう。

極端な例え話をするなら、戦争も無く、殺人事件がたった1件で済んだ、奇跡的な年があったとしましょう。ですが、その唯一の被害者があなたの最愛の人で、しかも惨たらしく殺されていたとしたらどうでしょうか?大晦日に「今年は平和で良い年だった」などと、笑顔で宴会なんてしていられるでしょうか?きっと、あなたは平穏とは程遠い心境にあるはずです。
そんな状況下で、平和の祈りが通じたなんて、誰が思えるでしょうか。

平和かどうかはに左右されているのでしょうか?
社会運営上、必要な生贄というババを引かないことを皆祈るのでしょうか?誰もが解決することは諦めて、許容しているのでしょうか?
それだけではありません。

先に平穏が奪われる例として「いじめや仕事上の失敗で自殺する場合」とも書きましたが、自殺などしなくとも、生活が苦しいこと自体、人間関係で精神的に追い詰められていること自体、本人にとっては、平穏とは程遠い状態なのではないでしょうか。それは、平和とは程遠いのと同義です。

平和のアップデート

であれば、我々が本当に求めている平和とは何でしょうか?
それは、最低でも誰も殺されない社会ではないでしょうか。
更に上乗せするなら、生活が苦しくなく、精神的に追い詰められることも無い社会です。

「平和にそんな定義は無い。聞いたことも無い」
そう仰る方もおられるでしょう。
マスコミ・政治家の洗脳もあるとは言え、今まで平和に託してきた思いを取り違えて認識していた方々には、容易には受け入れ難い考え方なのかも知れません。

成長には必ずアップデートがある。
僕はそう考えます。より良い世の中を望むなら、言葉の定義すら、アップデートする場合があっても良いのではないかと思うのです。勿論、新しい造語であっても良いのですが。新平和?平和NEXT?まあ何でも良いのです。

「認識を誤れば、対策を誤る」
僕の座右の銘かもなあと、最近感じている言葉です。
まあ、認識が無い事は、対策以前の問題でしょうか。
より深刻とも言えます。

平和だと認識してしまえば、人は安心して何も考えません。いじめがあろうが誰かが自殺しようが、殺人が起ころうが遠い国で戦争が始まろうが、「でもまあ平和だから」と思うのです。嘘の平和で嘘の安心を得て、いつもの日常を過ごすのです。心の片隅では、僅かな不安を抱えながら。
問題意識は育まれず、社会の改善は後回しにされて行きます。

「認識の間違い」や「諦め」が我々を停滞させ、成長を止める。
人生の優先順位が、別の何かに引っ張られているせいでしょうか。金ですか?愛する人より大事ですか?金にもならない、分の悪そうな目標には協力出来ませんか?

平和がない世界には、本当の幸せも存在しない。
これが、子供の頃からの僕の結論です。最低でも、そこに向かう社会でなければ希望が無い。

「平和とは、単に戦争状態にないだけでなく、人が殺されず、生活が脅かされず、精神的に追い詰められることもない社会の状態」と僕は考えます。従って日本は僕が生まれてこのかた、平和だった時期は1度もありません。この地上に平和な場所など、最初から存在しません。それが正しい認識です。僕はその様に確信しています。

僕が語る平和とはその様なものであり、多くの方にも、同様の考えに至って頂きたいと願っております。現実を見ず、自分に嘘を吐いて生きてたってしょうがありませんから。
本当の事は怖いかも知れませんが、夢から目覚めてこそ、本当の歩みを始められる気がするのです。

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