仕事ができなくてもいい。私が上司に求めるたった2つのこと
上司に何を求めるかと聞かれたら、
昔の私は「仕事ができること」と
答えていたと思う。
経験豊富で、判断が早くて、結果を出せる人。
多少厳しくてもいい。
優秀な人の下で働けるなら、
そのほうが成長できると考えていた。
でも今は違う。
仕事が多少ポンコツでもいい。
代わりに、絶対に守ってほしいものがある。
それは「判断を背負えること」と
「境界を守れること」だ。
◼️判断を背負える上司であること
上司の役割は、正解を知っていることではない。
最終的な判断を引き受けることだ。
部下が迷ったとき、
部下が板挟みになったとき、
部下が矢面に立ちそうになったとき。
そのときに、
「それは私の判断です」
と言えるかどうか。
完璧な判断でなくていい。
結果がすべてうまくいかなくてもいい。
でも、決断の責任を部下ににじませないこと。
部下に「あなたの問題」として返さないこと。
これができるだけで、
部下は安心して仕事ができる。
逆に、判断を背負えない上司のもとでは、
部下は常に空気を読み、
機嫌を推測し、
責任の所在を探りながら動くことになる。
それは仕事ではなく、防御だ。
防御しながら出せる成果には限界がある。
だから私は、
仕事のスキルよりも
まず「判断を背負えるか」を見る。
◼️境界を守れる上司であること
もう一つは、境界を守れること。
業務と人格を混同しないこと。
指導と否定を混同しないこと。
ミスは業務の話であって、人間性の話ではない。
意見が違うことと、価値が低いことは別だ。
そして何より、
部下の人間関係や居場所にまで介入しないこと。
上司は評価権を持つ。
だからこそ、言葉の重みは対等ではない。
「冷静に怒っている」つもりでも、
声を荒げていなくても、
俯瞰して話しているつもりでも。
境界を越えた瞬間、
それは指導ではなく、圧力になる。
境界を守れる上司は、
自分の感情を部下に預けない。
苛立ちをぶつけない。
寂しさを埋めさせない。
優位性を確認しない。
業務は業務として完結させる。
それだけで、職場は安全になる。
◼️なぜ能力よりも、この2つが大事なのか
仕事の能力は、ある程度補える。
知識は学べる。
スキルは磨ける。
経験も時間とともに積み上がる。
でも、
心理的な安全は一度崩れると回復が難しい。
境界が曖昧になると、組織は静かに崩れる。
表面上は何も起きていないように見えても、
誰かが萎縮し、
誰かが本音を飲み込み、
誰かが距離を取り始める。
そして、関係はゆっくりと壊れていく。
私はそれを経験して、ようやく気づいた。
「仕事ができる上司」よりも、
「安定している上司」のほうが、
はるかに価値がある。
◼️理想の上司は、強い人ではなく、安定した人
強い言葉を使う人が強いわけじゃない。
声を荒げないからといって、
冷静とは限らない。
俯瞰していると言う人が、
本当に俯瞰できているとも限らない。
本当に強い人は、
自分の感情をコントロールできる人だ。
そして、立場の重さを理解している人だ。
部下を従わせるのではなく、
部下が安心して動ける空間をつくれる人。
それが、私にとっての理想の上司像だ。
仕事がポンコツでもいい。
完璧じゃなくていい。
でも、
判断を背負えること。
境界を守れること。
この2つだけは、絶対に外してほしくない。
今の私は、そこを見ている。
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仕事に子育て、アニメ。ごちゃまぜな日々の中でいつも何かを考え中です。日常のつぶやきですが、どこかで「わかる!」と共感してもらえたり、心に響くものがあればとても嬉しいです☺️
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