「余裕そう」と言われるたびに、少し引っかかっていた
今思い返すと、少し不思議なのだけど。
時短で働きながら、
部署を兼任していた時期があった。
そのうちのひとつは、
これまで全く関わったことのない分野。
でも自分では、
「まぁ回せてるな」くらいの感覚だった。
雑談していることもあったし、
たぶん、余裕がありそうに見えていたと思う。
(正直に言えば、
雑談につかまって抜け出せずにいる。)
でも実際は、
頭の中ではずっと段取りを組み直していた。
さっきの会話の中で出てきたあの話、
この業務に使えそうだな、とか。
今このタイミングでこれをやっておけば、
あとが楽になるな、とか。
表には出さないだけで、
ずっと“先回り”していた。
1ヶ月単位でざっくり枠を作って、
そこに業務をはめていく。
できるだけ同時に抱えないように、
順番に処理できる形に組み替える。
本当は一つずつやりたいから、
そうできるように整えている。
人に振る仕事も、
あとで自分が困らない形で
返ってくるようにしておく。
少しだけ具体的にしておくだけで、
後工程のストレスはかなり減る。
そんな中で、未経験の業務を初めてやったとき。
1回やれば、次からはいけそうだな、
というのが正直な感覚だった。
少なくとも、
「難しい」と構えるほどではない、
というくらいには。
でもそれを見た上司に言われた。
「やっぱり、あなたが
一気にやるのは難しいよね」
その場では、そうですね、と流した。
でもあとから、少し引っかかった。
あの人は、その業務単体を見て言っている。
私は、他の部署の仕事との
兼ね合いも含めてやっている。
しかも、時短で。
前提が違うまま評価されているような、
そんな違和感だった。
評価面談で、さらに上の上司と話したとき、
ようやく気づいた。
ああ、これ、ズレてるんだなって。
自分では普通だと思っていたことが、
どうやらそうでもなかったらしい。
特別なことをしているつもりはなかったけれど、
見えている範囲が、少し違っていたみたいだ。
もしかしたら、
仕事の捉え方が
少し違っていただけなのかもしれない。
目の前のタスクをどう回すかに意識が向く人と、
そもそも同時に抱えないように組み替える人。
どちらがいい悪いではなくて、
見ている場所が少し違うだけで、
見え方も、評価も、変わる。
忙しそうに見えないからといって、
余裕があるとは限らないのかもしれない。
マルチタスクって、
数の話じゃなくて、
組み方の話なのかもしれない。
むしろ私は、
できるなら一つずつやりたいと思っている。
そのために、組んでいるだけで。
たぶんそのあたりも、
少しだけズレていたのかもしれない。
▶︎小さなズレの積み重ね
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仕事に子育て、アニメ。ごちゃまぜな日々の中でいつも何かを考え中です。日常のつぶやきですが、どこかで「わかる!」と共感してもらえたり、心に響くものがあればとても嬉しいです☺️
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