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「あなた次第じゃない?」と言われた日。

これは、2人目の育休から復帰したときの話。

少し前のこと。

復帰後、
元々の営業バックオフィス業務に加えて、
技術面から営業をサポートする部署も
兼任することになった。

事務寄りの仕事と、
技術職寄りの仕事を
行き来するような配置だった。

会社からの説明は、一応あった。
それっぽい理由も、並んでいた。

でも正直、しっくりはこなかった。

とはいえ、復帰のタイミング。

強くは言えない。

「まあ、やってみるか」

そんな気持ちで、受け入れた。


このとき私には、立場の違う二人の上司がいた。

同じ「優先しろ」でも、向いている方向が違う。
その時点で、すでに少し複雑だった。

営業側からは急ぎの依頼が来る。

サポート側からは
「こちらを優先してほしい」
という空気が流れる。

どちらも正しい。
どちらも必要。

結果として、組織の力関係もあり、
営業側を優先せざるを得ない場面が
増えていった。


その頃から、サポート側の上司の空気が、
少しずつ変わっていった。

指示は明確には出さない。

でも、思い通りにならないと、
空気で不機嫌を伝えてくる。

そういう変化を、私は嫌でも拾ってしまう。

言葉にならない圧が、
じわじわと積み重なっていった。


「なんでも引き受ければいいって
 わけじゃないよね。」
「仕事は断っていかなきゃ」

その度に思う。

それは、管理職という立場があって
初めてできることで、
私個人の裁量で「やりません」とは
言えないよ、と。


どこかでずっと、こう思っていた。

サポート側の上司が、
営業側と直接やり取りをして、
優先順位を整理してくれたら、と。 

個人に任せる前に、
もう一段上で調整できる余地は、
あったんじゃないか、と。


1年以上その状態を抱えながら、
評価面談のタイミングで、思い切って聞いた。

「会社として、私に将来どうなってほしいとか、
 そういうビジョンってあるんですか?」

少しの沈黙のあと、返ってきた言葉。

「それは、あなた次第じゃない?」


ああ、違うんだ、と思った。

任せてほしくないわけじゃない。
自分で考えて動くこと自体は、嫌いじゃない。

でもその前に知りたかったのは、
会社がどこを目指していて、
その中で自分がどんな役割を
期待されているのか、ということだった。


それから、しばらくして
サポート側の上司の言動は、
明確に一線を越えた。

ここには書かない。

ただ、私はその時点で、
次の評価面談を待たずに、
上位の立場に相談する判断をした。



あのとき欲しかったのは自由ではなかった。

「あなたにこうなってほしい」

ただ、その一言だった。

だから今、私は自分で決めることにしている。

誰かにもらえなかったなら、
自分で自分に、
言葉をかけていくしかないのかもしれない。


▶︎上司に求めるもの

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あおい|仕事と本音のあいだ 仕事に子育て、アニメ。ごちゃまぜな日々の中でいつも何かを考え中です。日常のつぶやきですが、どこかで「わかる!」と共感してもらえたり、心に響くものがあればとても嬉しいです☺️ 良ければぜひ、応援よろしくお願いします🍀

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