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ホテルとは、どんな場所であるべきなのか?

AIの時代に、ホテルマンは必要なくなるのか

10数年前、ホテルマンという仕事は
「将来なくなる仕事ベスト10」に入ると言われていたような気がします。

それも無理はありません。

現代はDX化が進み、
人間よりも優秀なAIが、効率的に仕事をこなしてくれる時代です。

実際に、
大手チェーン展開をしているビジネスホテルに行けば
入口では自動チェックイン機が迎えてくれます。

人の手を介さないチェックイン。
均一化されたサービス。
効率化されたオペレーション。

どこの地域へ行っても
それなりに不足のない設備があり、
それなりに安心して食べられる朝食が用意されています。

最近では、
大浴場やサウナが併設されているホテルも
ずいぶん多くなってきたなと感じます。

つまり――

ホテルは今、
「効率」と「安心」を提供する場所として
どんどん進化しているのです。


あなたは、なぜホテルに泊まりますか?

でも、あなたが
「本当に泊まりたい」と思うホテルは、どんなホテルでしょうか。

仕事での出張。
旅の宿としての利用。

そういう理由でホテルに泊まることは、もちろん多いと思います。

でも、もし
「本当に泊まりたいホテル」を思い浮かべるとしたら
それはどんな場所でしょうか。

人手不足の時代。
そして、AIやDXが進む社会。

それでも、僕たちは
やっぱり人間として生きています。

だからこそ、ホテルという場所に
日常から少し離れた
特別な時間を求める人も、まだきっといるはずです。

一人で訪れて、静かな時間を過ごすのもいい。

恋人と訪れて、
かけがえのない時間を過ごすのもいい。

大切な家族と、
ゆっくりと食事を囲む時間もいい。

ホテルという場所が
ただ泊まるだけの場所ではなく、

温もりや愛を感じられる場所。

そして、
自分自身をもう一度見つめ直す場所。

そんな場所であってほしいな、と
僕は思うのです。

人間が、
人間であることをもう一度思い出せる場所。

そんな場所が、
ホテルであってほしいと僕は思っています。

ただ泊まるだけの場所ではなく、
温もりや愛を感じ、
そして自分自身を静かに見つめ直せる場所。

ホテルが、
人の心を少しだけ優しくしてくれる場所であったなら
それはとても素敵なことだと思うのです。

このマガジンでは、
**「人間のリトリート」**をテーマに、

さまざまなコンセプトのホテルを
これから企画していきたいと思っています。

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白野タロウ この記事が、あなたの人生に寄り添いますように💛