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■スペイン・フランス旅note■⑨:大晦日のパリ中心部を楽しむ

いよいよ年末年始の旅noteも終盤に差し掛かりました。スペインとフランスを旅した旅行記。大晦日に終日パリ市街を観光し、翌日(元日)のフライトで帰国したので、パリで観光するのはこの日が最後になりました。この日は、どうしても行きたかったノートルダム大聖堂を見たさに、少し早い時間から行動することにしました。(前日の記事はこちら)

■1 朝焼けのノートルダム大聖堂へ

フランスの朝は、日本と比べるとかなり遅いです。7時台はまだ真っ暗。8時過ぎにならないと、空が明るくなりません。ホテルの朝食も、6時くらいから食べられるのですが、暗い時間は現地の人はなかなか活動しないのか、6時台の朝食はガラガラ。逆におひさまが登った9時前後に朝食会場が混雑します。恐らく日本のホテルとは逆の行動パターンです(笑)。日本人が勤勉・・というスタイルも、ひょっとしたらこのことから起因しているのかも!?と思ったりもしました。

まだ真っ暗な7時台の歩道です。
勤勉な日本人は、こういうのが平気なのでしょうかね(笑)。
モンパルナス駅で、メトロ4号線に乗ります。
ここは、全体が開閉する立派なホームドアが設置されていました。
シテ島の真ん中にある、シテ駅に到着。
立坑が昇降階段、みたいな、ちょっとミステリアスな駅でした。
シテ島の中には、朝ですがライトアップされた建物も。
こちらはシテ兵舎跡の、警視庁の本部のようです。
そして、朝焼けの、ノートルダム大聖堂!!
朝のキリっとした寒空は、祈りの聖堂にはとてもよく似合います。
待ち時間無く入れた大聖堂の中では、朝のミサが開催されていました。
大きな空間に、讃美歌が響き渡る、とても厳かな雰囲気でした。
大聖堂の真ん中や奥は、信者さんの空間で、
観光客は脇のスペースから見学するスタイルです。
荘厳なステンドグラスです。
2019年に焼失した建物の復元が進んでいました。
大聖堂の入口に飾られた、2024年12月に復旧を記念した銘板。
建物の後ろ側では、まだ修復工事が進んでいるようです。
2024年12月に見学が再開されました。仮囲いにも書かれています。
橋の上から見た、修復工事の今の姿です。
見学しているうちに、日の出の時間になりました。
12月31日ですが、セーヌ川から登る朝日。良いものを見ることができました。

■2 セーヌ川沿い(世界遺産)を歩く

ノートルダム大聖堂から、オルセー美術館まで、少し時間があったので、歩いて移動しました。ちなみにこの区間は、川沿いが世界遺産に登録されています。

サン・ミシェル橋。
橋名板には、「ナポレオン三世統治時代に建造 1857年」とあります。

ナポレオン三世の統治時代こそ、オスマンさんによるパリの市街地の改造が行われた時期です。

次の橋は、ポン・ヌフ。
橋名板には、「アンリ三世の時代からアンリ四世の時代に建造 1578年~1607年」
とあります。

アンリ四世は、ブルボン朝と呼ばれるフランスの王政の最初の国王。新たな王国の権威として、この橋を建設したのですね。日本では織田信長・豊臣秀吉・徳川家康が活躍した時代に、こんな立派な石橋を作ったのはさすが。

橋の上から。いやー、絵になります。
実は・・朝なので結構寒いです(笑)。
続いての橋は、ポン・デザール。訳して、「芸術橋」
対岸には、ルーブル美術館があります。ルーブルに向かう橋なので、「芸術橋」。

ポン・デザールは、ナポレオン1世が建造を命じた橋です。1804年に完成しましたが、空襲と船の衝突で一度崩落。この橋は1980年に架け替えられたものだとか。

次は、カルーゼル橋です。ルーブル美術館の正面に位置しています。
1939年に竣工しました。
こちらは、ロワイヤル橋。これは、ルイ14世が建造を命じた橋。1689年完成です。

こうして見ていると、個性的な橋は、それぞれの王政を象徴する橋になっていて、権威の象徴のようなものばかりと言えるのではないでしょうか。

■3 鉄道駅の「居抜き案件」、オルセー美術館

そうこうしているうちに、オルセー美術館の前に着きました。

こちらが、オルセー美術館です。並んでいる人が沢山いました。

この建物、実は当時ここにあった、「オルセー駅」というターミナル駅の駅舎の跡なのです。今は鉄道は廃線になったのかというと・・、

そうではなく、今も地下にはRER C線の駅として健在なのです。

そして、その館内はというと・・、

かつて駅があった!という気持ちで眺めると、そう見えてくるような空間。
駅があった頃の映像を流している場所がありました。

展示は、ルーブル美術館が少し古い時代の収蔵物が多いのに対し、オルセー美術館は比較的新しい収蔵品が多いらしいです。

オルセーと言えば、この大きな時計が目印。裏側がカフェになっています。
記念写真に行列ができる名物スポット。
モネの代表作の一つ、サンラザール駅を描いた絵画。
パリのかつての万博が開かれた時代の絵図も、なかなか素敵でした。
オペラ座の裏側を見せてくれる模型の展示。
「オペラ座の怪人」の一幕が脳内再生されました(笑)。

もちろん素晴らしい絵画もたくさんあったのですが、このようなパリの街の姿や、色んな建物のこともしっかり展示してくれているのが良かったです。

■4 ルーブル美術館へ

美術館巡りは、結構体力勝負。オルセー美術館を見て回るだけでも結構ヘトヘトになりましたが、続けてルーブル美術館にも行きました。かなりの強行軍です(笑)。

ルーブル美術館は、セーヌ川の対岸。川を歩いて渡ります。
こちらは、レオポール・セダール・サンゴール橋。
その先には、チュイルリー庭園が広がります。
その一角では、大規模なクリスマスマーケットが開催されていました。
遊園地にあるような立派な遊具も、移動式でやってきているようです。
そして、こちらがカルーゼル凱旋門です。

そして、その隣には・・、

とても大きな、ルーブル美術館が。そして、人、人、人。
有名なガラスのピラミッドが。

ルーブル美術館は、かつてのルーブル宮殿。フランス革命の後に美術館になりました。ガラスのピラミッドは、1980年代のミッテラン大統領時代に、大ルーブル計画によってつくられたそうです。

巨大な美術館。いろんな展示があります。
おお、これぞ有名な、ミロのヴィーナス!!
こちらは、サモトラケのニケ です。
そして、モナ・リザ。を見るためにごった返す人(笑)。
民衆を導く自由の女神。
モアイ像もありました。

広すぎる美術館。全部を見て歩くのは、全く時間が足りないのと、人が多くて、体力を消耗するので、見たいものをかいつまんで見学する、という感じで楽しみました。

疲れたので、オニオングラタンスープで癒されました。

■5 旅の終わり

長かった旅もいよいよ終わり。最終日はちょうど大晦日。日本とは時差8時間があるので、日本から紅白歌合戦だとか、「あけおめ」みたいなメッセージが来る頃に、ルーブル美術館を見て、疲れて夕方にご飯を食べようとしているところでした。そして、いよいよカウントダウン。パリで有名なカウントダウンスポットと言えば・・、

シャンゼリゼ通りと凱旋門!

シャンゼリゼ通りのカウントダウンが有名で、地下鉄などの公共交通も終夜運転されているのですが・・、人が多いので、テレビの生中継を楽しみました。

パリで迎えた新年。元日は日本に戻る移動日でした。

とても広いシャルル・ドゴール空港。ターミナル内移動のシャトルが走ります。
そのずーっと先に、搭乗口があります。
たどり着いた先に、Tokyo Haneda行きの飛行機が待っていました。
帰りはJALの直行便で帰ります。
日本人好みの機内食。ビールはスーパードライ。
帰りはロシアの南側を回ります。
2回の機内食をいただきました。
なかなか面白いアングルの尾翼カメラからのビュー。
お、風の塔が見えた!いよいよ羽田!!
無事に到着!!!

こんな感じで、何とか日本に帰ってきたのでした。

■終わりに

こんな感じで長いヨーロッパの旅が終わりました。今まで見たことの無い景色を眺められるというのが、海外旅行の魅力だということを改めて知りました。正直円安で結構物価も高いので、そう簡単に行くのは難しいかもしれませんが、またいつか行ってみたいと思いました。

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