■スペイン・フランス旅note■⑦:フランス・パリへ移動!
年末年始に訪れた旅の記録も、いよいよ後半戦。前半は、スペイン・バルセロナと内陸部のサラゴサを訪れる旅を楽しみました。前回はバルセロナの街を歩き回った様子を書きました。(前回の記事はこちら)
実は、パリに移動する前日のバルセロナは最高気温が15℃を越える比較的暖かい一日で、街中には何と半袖で過ごす人もいたのですが・・、パリは最高気温4℃の世界と聞き、寒いな~思いながらのフランスへの移動です。
■1 バルセロナ→フランスへのフライト
バルセロナからフランス・パリへのフライトは、エル・プラット国際空港から始まります。

スペインとフランスはどちらもEU加盟国で、シェンゲン協定締結国なので、特に出入国審査なしで往来できます。飛行機はいわば「国内線」のような扱いになります。(手荷物検査や搭乗手続きの際には、パスポートの提示は求められますが・・)とはいえ、ちょっと手荷物検査等に手間取ったので、結構時間のない搭乗手続きになりました・・。

ヨーロッパの航空会社は、「ブエリング航空」「ライアンエアー」などの格安航空会社の台頭で、LCC以外の航空便が飛んでいないことも少なくありませんが、今回は大きな荷物もあるので、預入荷物の料金等を足すと、LCCでない航空会社とあまり値段が変わらなかったので・・、

エールフランスにお世話になることに。
バルセロナからパリまでは、約2時間のフライトです。短い時間なので、窓側の席に陣取りました。



ヨーロッパの有名格安エアラインですね。






なだらかな丘陵・山地が続きます。

おそらくのどかな風景。降り立ってみることを想像します。

パリは、セーヌ川の河口近くにあるんじゃないのかな?と思っていたのですが、実は河口から240kmも遡ったところにあるのです。セーヌ川は、パリ近辺では、うねうねと蛇行してゆったり流れています。

翼のすぐ下くらいに、エッフェル塔が見えます!
高層ビルが見えているあたりが、パリの西側の、ラ・デファンスあたりでしょうか?飛行機はパリの西側を時計回りにシャルルドゴール空港を目指します。
■2 ふと、パリ上空を眺めて、ケスタ地形を思い出す
実は、パリ周辺は、地理を高校で勉強した人なら聞いたことのあるかもしれない、ケスタ地形の典型的な場所だそうです。ケスタ地形とは、こちらのサイトの記載をお借りすると、平野の硬い地層と軟らかい地層が交互で傾斜している際に、硬い層が浸食されずに残り、段々状になった地形です。

フランスの地図サイト、「Geoportail(ジオポルタイユ)」で、緑色の濃淡の等高線図と、航空写真と、地形図を重ね合わせてみると・・・、

左上から右下に、硬い層(図中の褐色っぽい、標高の高いエリア)と、緑色の比較的標高の低い、軟らかい層が交互になっているのが見えますね。ひときわ標高の低い薄緑のところに、セーヌ川が蛇行してさらにその層を削り、その一部分(右のほう)に、うっすらとパリの昔の城壁、いまの環状道路が見えます。ちなみに、ヴェルサイユ宮殿は、セーヌ川のの横の一つ目の硬い層を抜けた、2つめの低地部にあるのですね・・。パリ・ヴェルサイユ付近を拡大してみました。

セーヌ川が削った、パリ市内と、削られる前の丘。
■3 シャルル・ドゴール空港へ
さて、飛行機の上からそんなことを想像している地図マニアを乗せた飛行機が、いよいよパリに着陸します(笑)。


■4 セーヌ川を目指す
ということで、パリの街に降り立って、最初に向かった場所は、セーヌ川の遊覧船でした。

あちらでは「KABUKI」というタイトルで上映されているらしい。

親柱が壮大過ぎます(笑)。

このあたりのセーヌ川は、河岸に美しい建物が建ち、素晴らしい橋が並ぶところから、周辺が世界文化遺産に登録されています。



■5 バトームッシュの舟で、セーヌ川クルーズ
パリの街をざっと眺めるには、まずセーヌ川の遊覧船に乗るのが良いと思い、乗船しました。


船の上からだと、あっという間に有名なスポットを見て回れます。いやはや、とても美しいところばかりです。




そして、シテ島に現われるのが・・、


ノートルダム大聖堂の復活のプロジェクトに携わる人たちの写真が、仮囲いに飾られていました。建設の仕事に携わる身としては、何だか嬉しい展示でした。



じつは・・・とても・・・寒かった(笑)。
このクルーズ、冬に来ると、寒さにこらえてのクルーズになります。最初のほうは屋上の2階席が満席だったのですが、シテ島の先端を過ぎたころから脱落者が目立つようになりました(笑)。1階席は、景色は近くで楽しめないのですが、温かい場所。行こうかとも思いましたが、またとないパリの景色を楽しむため、あえて最後まで寒さと闘ってみました(笑)。

そして、後半戦の主役、エッフェル塔が。



この付近で高架線を走る、地下鉄6号線のビル・アケム橋。


もう少し良いシーズンに来たかったな(笑)。
■6 人が一杯のシャンゼリゼと凱旋門
バトー・ムッシュのセーヌ川の遊覧船を降りた場所から徒歩圏内にあるのが、パリのシンボルロードとも言うべき、シャンゼリゼ通り。優雅に散歩してお茶する、という雰囲気かと思ったら・・、

予想していたことではあったのですが、シャンゼリゼ通り周辺は、人、人、人でごった返していました。スリなども多いらしいですし、バルセロナからの移動疲れと、遊覧船の屋上で寒さに凍えた後だったので、凱旋門だけ見て退散しようと思いました。

この写真の場所は、実は中央分離帯のような場所なのですが、観光客が記念撮影を撮りまくって渋滞していて、1回の信号の時間では渡れなくて(パリの歩行者信号、やたらに短くて、いきなり赤に変わるんです、これが!!で、パリの地元の人は、意外と信号を平気で無視しているのですね・・)、これは渋滞して中央分離帯で信号待ちをしている時の一コマです。
■7 モンパルナスへ
今回のパリのお宿は、なるべく落ち着いた場所で、少しリーズナブルな場所にしたいと思い、セーヌ川の左岸(パリの南側)、モンパルナスの少し南側(パリ市内からほんの少しだけ外に出た場所)を選びました。というわけで、今回の旅の拠点は、モンパルナスです。

この駅、他のフランス国鉄のターミナル駅と比べると、あまり観光客は多くなく、どちらかというと地元の人が多く集まる街なのだとか・・。駅の雰囲気は、何となく阪急梅田駅のような感じがしました。
ここで立ち寄ったのは、行列ができる有名店、「ブイヨン・シャルティエ」。安くておいしいが評判で、店の前に大行列ができていました。接客も名物なようです。


さすがは、美食の街かな、と思いました。
■終わりに
こんな感じでスペインからフランスに移動しました。挨拶も「Hola」(スペイン語:hは発音しないので、”オラー”と言い続けていました(笑))から、「Bonjour」(フランス語:ボンジュール)に変わり、お隣でも全然違うな、という感じになりました。翌日は、ヴェルサイユ宮殿までの遠征をした模様などをお伝えします。
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