見出し画像

SM嫌いの私が、今もMであり続ける理由

私はこのnoteでも何度か書いている通り
暇な時間をほぼチャットルームで
過ごす事が多いぐらい、

長年チャットルームの
SM部屋を利用している。

勿論忙しい時や、
知識欲というか、好奇心みたいなものが
落ちている時には一切見ないので

ずーっと通っていたわけではないが、
それこそむかーしのYahoo!知恵袋から入れると

私と、不特定多数の匿名サイトとの関係は
もう20年以上になる気がする。

だから、というわけではないかもしれないが、
私は人よりも文字を打つのが早いらしい。

基本的に私と初めて会話をする人は、
私の年齢の話になった際、

何故か必ず45という数字を挙げる事が多い。

30を過ぎて、
たまーーーーに
ほぼ実年齢を当てられる事が
増えてきたけど、

正直20代の頃は、
多分誰にも実年齢を当てられた事がない。
(そんなに落ち着いてるかな……)

それでも不思議なもので、20代の時は
20前半は、29付近が多く
20後半は、35付近が多くて
どちらも実年齢+5歳程度だったが、

マスターと出会う前後ぐらいだろうか。

もしかしたら子供ができたぐらいからかもしれないけど(結婚〜出産何年かはチャットに一切行ってないので判断できない)

今の実年齢30前半に対し、45歳という
MAX+15歳という結果になっているのは
案外面白い傾向だ。

私自身の自分への理解度が深まり
より精神的に成熟した、と
ポジティブに捉えるほかないわけである。
(文章が年上感ある…のか…?)

・・・少し話がズレた。

私がSM界隈に足を突っ込むきっかけについて話そうと思っていたのに、何故か長くなってしまった(年齢上に見られ過ぎてるの気にしてんだろ)

さて話を戻そう。

というわけで、私のチャットの部屋には
Sやドミナントの男性だけではなく
M男やサブ男子、いろんな思考の女性も多く訪れる。

私は相手の話を聞くのが結構好きだし
色んな考え方をしれるので
その時々で質問したりしながら
一度きりかもしれないその場を楽しむ事が多い。

今回チャットに入ってくれた人は
私が常々部屋のメッセージに
noteのことを書いているのに興味をもっていただき、

実際にnoteを軽く見た上で
私の部屋に入ってきてくれた、とのことだった。

その初めましての女性の方から、

「棗さんがSMに惹かれたきっかけはなんですか?」

と言った感じの質問を受けた。

私はこのnoteで、
いくつかの視点から自己紹介的な文章を
書いている。

一番プライベートを細かく書いているのが
この記事だが

この記事は正直人物から見た
私の背景を書いているのみなので、

SM界隈に引っ張ってくれたのが
当時の元パートナーだとわかるだけで

私自身がSMに惹かれたきっかけや要因を
確かに書いたことがなかったなー・・・と
気づきを得た。

せっかくなのでこの機会に
その辺りをなんとなく書いてみようと思う。


端的に言うと、私がSMに惹かれたのは
自己肯定感のなさ、からだった。

「誰かに認められたい」
「誰かに好かれたい」「褒められたい」
「私を見てほしい」「一番になりたい」

私は昔から、
そういう感情に支配されることが多かった。

例えば学生時代に、
一番仲が良かった人から
理不尽に無視され続けた時

例えば学生時代に、親友と好きな人が被って
相手が私より親友を選んだ時

一方でその相手が私に関係を迫り
結局なし崩しで関係を結びかけ
最後の最後に抵抗した時には
既に一足遅く無理矢理初体験を奪われた時

性根が明るい妹と常に比べられ
どんなに勉強を頑張っても賞をとっても
何故か満たされなかった時

私は色んな瞬間で
色んなことを諦めては、
「私はこんなのだから仕方ない」
そう思って生きてきた。

私はなんの価値もない。
だからせめて、私に価値が出るように
魂ぐらいは綺麗になりたい、そう思っていた。

でも胸の中に残ったドロドロは
ずっと消えることがなく

私はその汚いそれを、
どこに捨てたらいいか分からず
ただただ押し入れにしまって持ち続けていた。

そんな「それ」を解放してくれたのが
当時の元パートナーだった。

だから、
SMをし始めたきっかけは彼なんだけど、

多分惹かれたのは、私のこの、
自信のなさと、
それまでの経験だったのだろうと思う。

Mの特徴でよく挙げられる
ネガティブ思考や自信のなさと同様に、
私も同じものを抱えていたのだと思う。

だからこそ、
SMに惹かれるのは
必然だったのかもしれない。

この方法しか、
私は私を解放できなかったし、
私は私を許してあげられなかった。


そんな話をその女性の方としていると、
その方が新しい質問をしてくれた。

「それで棗さんはSですか?Mですか?」

私は部屋のメッセージを書く際、
基本的に私の情報を書かない場合が多い。

「雑談」とのみ記入し、
それ以上の情報は足さないので

私が女性ということは分かれど

性嗜好がどうなのか、何歳なのか、どこに住んでいるのか

そういった情報は
あえて伏せた状態で話をしている。

何故そうしているかは
いくつか理由があるが
一番の理由は
色んな人の話が聞きたいから、である。

性嗜好を書けば、逆の人
私の場合はSやドミナントの人が集まりやすい。

性癖を書けば、
その性癖の人が集まりやすい。
(しかも性欲に侵されている人が一定数集まりやすいので私が望む考察やSM哲学みたいな話が一切できず何も楽しくない)

年齢を書けば、
射程範囲かどうかで判断されるし、
(私は別に男探しを積極的にしているわけではない)

どこに住んでいるかなんて書いた日にゃ
下手すりゃ粘着される時だってある。

情報は最低限が一番色んな人が集まりやすい
というのが個人的な自論でもある。

このnoteを隅まで見てくださっている方は
私がMなのは
わかりきっているかもしれないが、

情報がない中だと
この背景を聞いた上でも
確かにSかMかは判断できないのか、と気づきを得た。

何故かというと、
SMは結構トラウマなどの暗闇と
リンクしている事が多いからか

自分がされてきたことを、
同じようにされたいと思う人=M
と、
逆に誰かにさせて反応を見たいと思う人=S
の分岐点があるからだ。

何故その分岐点が起こるかも
いつかまた話したいと思っているが、

私がこの経験からMになったのは
そして10000%の自信で
「S転しない」と断言できるのは
ある気持ちがあるからだった。

それは私とSMとの関係性が
大きく関わってくる。

私はそもそもSMが嫌いだ。

ここでも書いてある通り、
「必要」だからしているだけで
なくなったらどれだけいいだろうと
何度も思ったことがある。

でもだからこそ私は
Sになって
自分の状況を見ないふりをするやり方は
私とは合っていないと思ったのだ。
(SMを逃避行に使う方を否定しているわけではないです)

私は私と向き合うため、
負のエネルギーをSMで解消しているだけで
向き合うのが終わり、

自分で負のエネルギーを
解消できるようになったら
SMなんてさっさと捨ててしまいたいと
思っているのだ。

こんなに気持ちよく
素晴らしいものはないとわかっていても

私には多分それ以上にたいせつなもの、
=子供がいるからである。

だから、私はSMを
自分と向き合うための
力をためるものとして使っている。

だからこそ、Mである必要があるのだ。

責められ苦しめられることで快楽を得ることが
多分今の私の足を
前に進ませるエネルギーに
なっていると思うから。


今回の参考記事



いいなと思ったら応援しよう!

棗 ご無理無い範囲でお願いします。貰ったものは還元できるよう尽くします。でも本当に嬉しいのはコメントです。^^

この記事が参加している募集