ミクロフの『ぶどう収穫祭』でワイン三昧@チェコ
週末に、プラハから列車を乗り継いで約4時間。
南モラヴィア地方を代表するワインの産地ミクロフに行ってきた。

目的は二つ
①ミクロフの町で行われる年に一度の「ぶどう収穫祭」に行ってみたい
②この時期にしか飲めないという「ブルチャーク」を飲んでみたい
ブルチャークとは何ぞや:
ワインになる手前のブドウの絞り汁で、発酵途中の状態のもの。味わえるのは9月から10月にかけてだけ。モラヴィア地方の秋の風物詩ともいう飲み物。
天気は土日ともに雨予報だったが、もう気合で行こうと雨合羽持参で強行。結果一度も使わずに過ごせた。ありがとう神様。
プラハからの移動はもちろん、「RegioJet」。
快適。
ミクロフ駅に到着。
さすが町をあげての一大イベント。
15分おきに駅と町をつなぐ無料の巡回バスがあった。

この日は、町の中心部への入場が規制され、広場や城、ステージへのアクセスには、入場券を購入する必要がある(1日券880kcz:約6000円)。
事前にオンラインで購入済みだったので、腕にリストバンドを付けてもらい、意気揚々と入町。

着いて早々、メインイベントのパレードが始まる。




楽しい。
なんだか非日常感が溢れている。
ワインを飲みたいぞ。
行きかう人々一様にワイングラスを持って楽しそうに飲んでいる。
首から可愛らしくぶら下げている人も多数。せっかくだから、首にかけるタイプのワイングラスが欲しい。
あちこち探し回って、見つけた。

嬉しい。
道にはずらりと並ぶワインメーカーのテントたち。
困った。どこが美味しいかわからない。
あぁ。もう選べないわ。うふふ。
目についたお店のワインをどんどん飲んでみることに。
うー。美味しい。
モラヴィア地方では白ワインがメイン。
どこのお店も1dlや2dlから注文できる。
大体グラス一杯で50kcz:約350円くらい。
色々なぶどうの品種のワインも試してみる。
美味しい。
「Irsai Oliver」っていう品種がすごく美味。
念願のブルチャークも、飲んでみた。
ほほー。こんなに濁ってるんだ。
確かにぶどうジュースっぽい。
微炭酸。甘い。アルコール度数は1~7%位らしい。
飲み終わった後、のどに独特な風味が残る。発酵臭なのかな。
色々なお店のブルチャークを飲んでみたが、酸味が強いものや香りが強いものなど、お店によって味も全然違った。




今回のイベントは、会場が2か所に分かれている。
「広場&城」エリアと「メインステージ&移動遊園地」エリア。
歩いて移動。
もちろん、ワイングラスに並々ワインを注いでもらい、ご機嫌で出発。



そして驚いたのが、ワインを飲んでいる人たちのマナーの良さ。酔っぱらって顔が真っ赤になっていても、みんなご機嫌。
水のペットボトルを小脇に抱え、本当に気持ちよく酔っている。すごい。素晴らしい。見習いたい。
帰りのシャトルバス車内でも、大の大人たちが首からワイングラスぶら下げて、にっこにこ。
なんて平和なんだ。
今回泊まったのは、ミクロフから電車で一駅の町「ヴァルティツェ(Valtice)」。
駅を降りたら、サイクリストがビュンビュン。道路もたくさんの自転車が次々と集団で通っていく。すごい。自転車文化のエリアなのね。
booking.comで見つけた、ペンションタイプの宿。

オーナーがホスピタリティにあふれた女性だった。チェコ語&ロシア語、のちにドイツ語も習得したというトリリンガル。
親戚のおばあちゃんの家に泊まりに来たような大歓迎を受けた。清潔で快適な滞在だった。
ヴァルティツェの町は、北隣の町レドニツェとともに、ユネスコの世界遺産に登録されている。

この町もワインの生産地。
有名なワイナリーもあり、歩いて行ってみた。

町のレストランへ。
お。さっき行ったワイナリーのワインだ。


プラハに帰る時間。
ワインをたらふく飲んで楽しい2日間だった。
時期を変えて、もう一度この近隣エリアをゆっくり訪れたい。
