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社労士試験は何から勉強する?

はじめに

社労士試験って、科目数が本当に多いですよね。

労働基準法、労災保険法、雇用保険法、健康保険法、国民年金法、厚生年金保険法……。

テキストを開いた瞬間、

「これ、どこから手をつければいいの?」

と固まったことはありませんか。

私も最初は完全に迷子でした。

順番なんて特に決めずに、気になった科目から勉強してみたり、難しそうな科目を後回しにしてみたり。

結局あっちこっち手を出してしまい、今思えばかなり遠回りをしていました。

私は3年間勉強して、ようやく社労士試験に合格することができました。

その経験を振り返ると、「最初に勉強する順番」を決めておくだけで、理解のしやすさも勉強の続けやすさも大きく変わったと感じています。

この記事では、

  • 初心者におすすめの学習順序

  • それぞれの科目をその順番で勉強する理由

  • 私が遠回りして気づいたこと

  • 2026年試験で意識したい学習のポイント

を、実体験を交えながらお話しします。

「何から始めればいいか分からない」

そんな方の参考になれば嬉しいです。


第1章 結論|最初はテキストの順番どおりで大丈夫

いきなり結論ですが、初心者の方はテキストの順番どおりに進めるのがおすすめです。

実は私も、勉強する順番だけはテキストどおりに進めていました。

結果として、この順番はとても理にかなっていたと感じています。

多くのテキストは「労働基準法」から始まります。

これは偶然ではありません。

労働基準法は、社労士試験全体の土台になる科目です。

労働時間、休日、休憩、賃金など、働くうえでの基本的なルールを学ぶため、この知識があることで後に学ぶ労働安全衛生法や労災保険法も理解しやすくなります。

一方で、

「難しい科目から片付けたほうがいいんじゃないかな」

と思う方もいるかもしれません。

私もそう考えたことがありました。

でも、基礎がないまま難しい科目へ進むと、専門用語ばかりが増えてしまい、理解が追いつかなくなります。

遠回りに見えても、

基礎から応用へ。

これが一番効率の良い勉強方法だと私は感じています。


第2章 私がおすすめする学習順序

私がおすすめする順番はこちらです。

労働科目(まずはここから)

① 労働基準法

② 労働安全衛生法

③ 労災保険法

④ 雇用保険法

⑤ 労働保険徴収法

社会保険科目

⑥ 健康保険法

⑦ 国民年金法

⑧ 厚生年金保険法

最後

⑨ 一般常識

では、それぞれ簡単に理由を紹介します。

① 労働基準法

社労士試験全体の土台です。

ここを丁寧に理解すると、その後の労働科目がぐっと分かりやすくなります。

② 労働安全衛生法

労働基準法と共通する考え方が多く、続けて学ぶと理解しやすい科目です。

ボリュームも少なめなので、勉強のペースをつかみやすいと思います。

③ 労災保険法

労働基準法で学んだ「業務上災害」の考え方がそのまま活かせます。

④ 雇用保険法

労災保険法と似ている仕組みも多く、知識がつながりやすい科目です。

⑤ 労働保険徴収法

労災保険・雇用保険の保険料を扱う科目です。

この2科目を学んでから取り組むことで、「なるほど、こういうことか」と理解しやすくなります。

⑥ 健康保険法

社会保険科目の入口です。

身近な制度も多く、イメージしやすい科目です。

⑦ 国民年金法

年金制度の土台になります。

ここを理解しておくと厚生年金がかなり楽になります。

⑧ 厚生年金保険法

国民年金を理解していることが前提になる科目です。

土台があると知識を積み重ねる感覚で勉強できます。

⑨ 一般常識

法改正・白書・統計など最新情報が多い科目です。

他科目を一通り終えてから取り組むほうが効率的です。


第3章 初心者が迷いやすい3つのポイント

労働保険徴収法はいつ勉強する?

労災保険法と雇用保険法を勉強したあとがおすすめです。

私は徴収法を勉強しているとき、

「これは労災だったかな?」

「雇用保険だったかな?」

と何度も混乱しました。

でも先に労災・雇用を勉強していたので、その都度思い出しながら理解を深めることができました。


年金は国民年金と厚生年金、どちらが先?

必ず

国民年金 → 厚生年金

の順番がおすすめです。

年金制度は、

国民年金が「土台」。

厚生年金が「上乗せ」。

という仕組みです。

私はテキストどおりに進めたことで、

「健康保険でも似た話があったな」

「国民年金と同じ考え方だ」

と知識をつなげながら学べました。


一般常識はいつ始める?

私は1・2年目、直前1か月だけ勉強していました。

その結果、

「覚えきれない…」

という状態で本番を迎えてしまいました。

3年目はGW頃に一度軽く目を通し、直前期でもう一度復習しました。

この2回方式に変えたことで、

「あ、この内容見たことある」

という状態で復習できたので、精神的にもかなり楽でした。


第4章 私が遠回りした勉強法

1・2年目は、とにかく問題を解いていました。

過去問。

一問一答。

模試。

問題をたくさん解けば合格できると思っていたんです。

でも、実際はテキストを読む時間が圧倒的に足りませんでした。

知識がバラバラで、

問題は解けても、

少し聞き方が変わると答えられない。

そんな状態でした。

3年目は思い切って勉強法を変えました。

テキストをしっかり読み込み、

横断整理をしながら、

「制度そのもの」を理解することを意識しました。

すると、

知識同士がつながり、

問題も自然と解けるようになりました。

順番だけではなく、

理解しながら進めること。

これが本当に大切だったと思います。


第5章 2026年の受験生が意識したいポイント

2026年試験では、法改正への対応も重要です。

特に雇用保険や育児・介護関連などは改正事項が続いています。

だからといって、最初から改正内容まで細かく覚える必要はありません。

まずは制度の基本を理解すること。

そして直前期に法改正講義や法改正テキストで最新情報をまとめて確認する。

このメリハリがおすすめです。

私自身も、

1・2年目は一般常識を直前だけで終わらせてしまい、十分に整理できませんでした。

3年目はGW頃に一度確認し、直前でもう一度復習。

この流れに変えたことで、自信を持って本番を迎えられました。

「最初は理解」

「最後にアップデート」

これが2026年の受験生にもおすすめしたい勉強法です。


第6章 よくある質問(Q&A)

Q. 好きな科目から始めてもいいですか?

もちろん興味のある科目を読むのは構いません。

ただ、本格的な勉強はテキストの順番どおりがおすすめです。


Q. 年金から始めてもいいですか?

初心者にはおすすめしません。

健康保険→国民年金→厚生年金の順番のほうが理解しやすいと思います。


Q. 一般常識は早く始めたほうが安心ですか?

早すぎても忘れてしまいます。

春頃に一度触れ、直前期に仕上げるくらいがおすすめです。




Q. 一科目を完璧にしてから次へ進むべきですか?

まずは全科目を一周しましょう。

一周したあとに戻って復習するほうが、知識がつながって理解しやすくなります。


まとめ

勉強の順番に絶対の正解はありません。

でも、初心者が理解しやすく、挫折しにくい流れはあります。

私自身、3年間勉強して感じたのは、

遠回りに見えても、

基礎から一歩ずつ積み上げることが、結局は一番の近道だったということです。

勉強の順番で悩み続けるより、まずは最初の一歩を踏み出してみてください。

まずは、労働基準法の1ページを開くことから始めてみませんか。


次に読むなら

勉強する順番が決まったら、次に大切なのは「どうやって1年間で進めるか」です。

私は3年目に勉強方法を見直し、年間スケジュールやテキストの読み方を大きく変えたことで合格につながりました。

その具体的な進め方については、別の記事で詳しく紹介していますので、興味があればぜひ読んでみてください。


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