ぶきっちょ37歳、洋裁を学んでみることにした | 人生のバンジージャンプ
🎧 この音声は、Spotifyでも聞いていただくことができます。
https://open.spotify.com/show/3GDxrJTsYoJ9U9dySJW1x2
以下、音声を文字起こしして要約・加筆したものです。
今回は、わたしが来月から文化服装学院の通信講座で洋裁を学ぶことにした、というプライベートな報告です。
最近もやもやと考え続けてきたキャリアの方向性について、自分なりに一つの答えを出したという、そんな話を聞いてください。
「しっくり来る方向」に進んでみる
ここ数ヶ月、これからどんな仕事をしていきたいかということをずっと考えていました。
頭でごちゃごちゃ戦略的に考えても、将来のことはその時にならないとわからないことの方が多い。
結局たどり着いたのは、「自然に気持ちが向く方向に進んでいく」ということでした。
わたしは、つい頭でっかちに考え込んでしまう人間ですが、こんなふうに自然に湧いた内なる声を聞いて進んだ先に「いいこと」がある(かもしれない)ということを知っています。
Webデザインのキャリアがまさにそうだったのです。
Webデザインの道を選んだのは「人生のバンジージャンプ」
わたしは今から8年前の30歳のとき、Webデザインの世界に入りました。
当時は明確なビジョンなんてなくて、あったのは「クリエイティブな仕事がしたい」「デザインを仕事にしてみたい」という気持ちだけ。
ちなみに、この時は結婚したばかりで今後は夫婦ふたりで家計を形成していくタイミングでした。
こんな時に全くの未経験で、なんの当てもなく、会社を辞めて新たな業界へ挑戦しようとするわたしを見て友達が「人生のバンジー(ジャンプ)だね。」と言ったのを今でもたまに思い出します。
結果的に、この選択がその後の人生を支えてくれることになりました。
その後間も無くやってきたコロナ禍では、スムーズに在宅勤務に切り替えることができました。
介護士として現場に出なければならない夫になるべくコロナを近づけないよう、わたしが家で仕事ができたことは家族の支えになれたと思っています。
また、その後始めた不妊治療も、在宅勤務だったからこそ頻繁に通院することもできました。
不妊治療がうまくいかず辛く苦しい時期も、人や社会と少しだけ距離をとりつつも、キャリアを途絶えさせることなく仕事を続けることができました。
妊娠して会社員を辞めてからも、Webサイト制作の経験を糧に在宅フリーランスに転身する選択肢をとりました。
これらは、なんとなく続けていた20代の事務職の延長線上には決して訪れなかった機会だったと思っています。
今振り返っても、あのとき自然に気持ちが向いた方向に進んだことは、自分なりに大正解だったのです。
だから今回も、同じように考えています。
今自分にとって一番しっくりくる道として「洋裁」がある、と。
なぜ洋裁を学ぶのか?
正直に言うと、わたしは洋裁が得意ではありません。
学生時代の家庭科を思い出しても、パンツを作る課題が出たとき、デザインまではめちゃくちゃ張り切る。
だけどいざ縫う段階になると、まったくの下手くそで「最初の勢いはどこへ?」という仕上がりに・・・
昔からの友達が今わたしの洋裁への決意を聞いたら、きっと驚くと思います(笑)
だから不安はもちろんあります。
得意でもない分野を今からやって実りになるのか。
そんなことに時間を使う余裕が今のわたしにあるのか。なにか他のことをするべきなのではないか。
そういう気持ちは自然に湧いてきます。
文化服装学院の通信講座という「選択肢」
洋裁を学ぶには学校に通わなければいけないと思い込んでいました。
子育て中のわたしには通学は難しいし、広島には洋裁の学校自体が少ない。洋裁業界は既製服の普及で縮小傾向にあり、本格的に学びたい人は東京などの都会に出ていくのが普通です。
だから「当然わたしには無理だろう」と思っていた。
だけど最近、文化服装学院に通信講座があることを知りました。
この講座は生涯学習の一つとして設計されていて、大人の学び直しやセカンドキャリアを考える人たちを対象にしています。
講座期間は基本1年で、無料で1年延長もできる。スケジュール感がゆったりしているので、子育てをしながら発信活動やWebデザインの仕事を続けつつ、洋裁を学ぶことができそうだと思えました。
母の洋裁店でもっと戦力になりたい
わたしが洋裁を学ぼうと思った大きな理由の一つが、母の洋裁店の存在です。
今、週に2〜3回お店の手伝いに行っています。
帳簿付けは今年からメインでやっているのですが、洋裁についてはスキルがないために手伝えないことも多く・・・
母が一生懸命教えてくれても何を言っているか全く理解できない場面がたくさんあります。
わからないことを「なんとなく」でこなす仕事は正直楽しくない。
もっと母の言っていることがわかるようになりたい。もっと戦力になりたい。その気持ちが自然にふつふつと湧き上がってきています。
父はもうすぐ81歳になります。これから暑さも厳しくなる中、体力的にきつそうな日が増えています。
家族経営のそんな状況を見て、経理だけでなく、洋裁の仕事も「わたしに任せて!」と言えるくらいのポジションにならなければいけないと感じています。
やってみなきゃわからない
今後、わたしの洋裁がどう仕事になるのか、母がいなくなった後にお店をどうするのか。そういう問題は解消されないまま残っています。
だけど、何事もやってみなきゃわからない。
洋裁を学んでみて、その道がもっとくっきり見えるようになるかもしれない。
逆に、自分には向いていないと判断するかもしれない。だけどどちらにしても、学んだことは無駄にはならないと思っています。
たとえ洋裁を専門的な仕事にできなかったとしても、母の洋裁人生を少しでも支えることができるかもしれない。
娘として本気でそんなふうに母を見つめているからこそ、洋裁へのチャレンジには意味があると考えています。
最近は編み物も練習していて、セーターやカーディガンなど自分が身につけられるものを編みたいという目標があります。
通信講座で自分の「原型」を取って、着心地のいいサイズで服を作れるスキルがあれば、編み物でウェアを作るときにも生かせます。
講座や課題についていけるのか?不安な気持ちは拭えませんが、
仕事やキャリアという枠を超えて、こんなふうにわたしの世界が少しづつ広がっていくのかも?と考えるとワクワクしています!
今後は、発信活動、Webデザインのお仕事、趣味の編み物に加えて、洋裁についての話も増えていくと思います。どうぞお楽しみに!
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