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スマホを置いて編み物をする。わたしの大切な「余白」の時間。

🎧 この音声は、Spotifyでも聞いていただくことができます。

https://open.spotify.com/show/3GDxrJTsYoJ9U9dySJW1x2


以下、音声を文字起こしして要約・加筆したものです。


今回は、前回の「情報過多な日々にやっている工夫」の続きとして、わたしが現在心酔している編み物についてお話しします。

日常的に編み物をするようになって、自分の時間をコントロールできている実感があり、心がとても充実しています。


37歳、編み物にチャレンジする。

わたしが本格的に編み物に取り組み始めたのは、去年の12月頃です。

以前から編み物をしている人を見て「楽しそうだな」「うらやましいな」と思っていました。
だけど、「きっと自分には無理だろう」という理由で、長い間チャレンジせず遠巻きに見ていました。

ある時ふと思いました。
わたしはまだ30代で、これからの人生もきっと長い。

今から始めたらある程度は上達するし、楽しくなるはず。
「今さらやっても遅い」「忙しい」なんて言い訳をしている自分がくだらないなと感じて、やりたいと思った時にやろうと決めました。

ちなみに、最近70歳になる義母と編み物の話をしていて、義母が通っている編み物教室に誘ってもらいました。
HSPで、人に囲まれた環境で集中することが苦手なわたしは編み物教室は気になりつつ、おそらく無理だと思っていましたが、義母に力強く背中を押してもらい来月から通ってみることにしました。

義母から「あなたの年齢できちんと編み物を習えば、きっと上達するし、これから色んなものを編めるようになる」と言われました。

一体これまでわたしは何に謙遜していたのかとハッとしました。
始めたばかりの棒針編み、難解で緻密な編み図、作りたいけどハードルの高いウェア、知らないコミュニティに参加すること、ずいぶん世代の違う人とコミュニケーションをとること・・・色んなことに苦手意識があるけど、「やりたい」パワーで飛び越えていこうと決めました。お義母さんに感謝。

編み物には、かぎ針編みと棒針編みの2種類があります。

わたしが本格的に取り組みたいと思ったのは棒針編みの方。

ゴールは、自分のサイズに合ったウェアを自分の手で編むこと。
そのために、棒針の持ち方や糸のかけ方などの基礎から学んでいます。

腕ならしがてらに始めた、かぎ針編みのグラニースクエアのコースもなんとか修了。


フェリシモのクチュリエ受講中

今はフェリシモの通販サービスの中にある「クチュリエ」という手芸キットのコースを受講しています。
これが初心者にとって、とてもよくできていると感じています。

まず、キットになっていること。
編み図、解説書、必要な量の毛糸、初回は棒針まで入っていて、材料や道具選びに悩まなくていいのが楽です

初心者がまだやったこともないのに、使いやすい道具を考えたり、買ったけど結果要らなかったという経験はよくあること。
プロが選定したセットに安心して取り組めるのは、大きなメリットだと思います。

ちなみに、わたしは熱しやすく冷めやすい性格で、ものを選んでいる時点で楽しくなって、揃えたら満足してやらないということがよくあります(笑)
だからこそ、道具や材料のセレクトは人に任せて、手っ取り早く着手するのがおすすめ。

次に、編み図と解説テキスト、動画がすべて揃っていること。
YouTubeにもHow to動画はたくさんありますが、動画だとさっさっさと進んでしまって、もっとゆっくり見たい部分やアップで見たい部分が見られない。
フェリシモの解説書は、初心者がつまずくであろうポイントを先回りして丁寧に解説してくれています。

編み図について丁寧な解説があるのもポイント。
初心者はつい編みたいものがあると、「やり方を教えて!」と思いがちですが、急がば回れ。
まずは編み図を理解して進める方が間違いが少なく、長い目で見ても正攻法だと思います。

そして、コースの設計が秀逸です。
わたしが受講している棒針編みのコースは全6回。
1回ごとにガーター編み、メリヤス編み、ゴム編み、鹿の子編みと、さまざまな編み方を10cm四方の小さなモチーフで練習します。

そしてコースの最後に、それらのモチーフをつなぎ合わせて大きな作品に仕上げる設計になっています。
小さな作品の積み重ねののち大きな完成品になるという、初心者でもきちんと達成感を味わえて、楽しく続けられるように考えられています。

⚠️ 注意点がひとつあります

フェリシモの解説はアメリカ式の編み方です。
棒針編みにはアメリカ式とフランス式があり、糸のかけ方に流派(?)があります。
わたしは実際にアメリカ式で始めたものの合わなくて、YouTubeでフランス式を調べ直して今はそちらでやっています。
まずフェリシモで基本である針と糸の動きを理解して、どうしても難しければフランス式に変えるということも十分できるので、流派にあまりこだわらず始めてみてOKです🙆‍♀️

自分時間を取り戻すための編み物

前回の放送でも話した通り、AIやSNSが加熱する現代は、何も対策しないとつい情報過多になってしまいます。

さらにわたしは2歳の息子を育てていて、常に子ども中心の生活になります。
これは子どもに振り回されているという話ではなく、2歳児の特性を考えれば大人のペースばかりを維持できないのは当たり前です。

そんな日々のなかで、疲れるとついスマホに手が伸び、見たくもない情報を見て心がすり減る。気づいたらさらに疲れている・・・なんじゃこりゃ。

こんな生活では、時間だけではなく、体力、エネルギーなど大事なものを失っていく感覚があって、せっかくの自分時間に充実感を持てませんでした。

だからこそ、あえて立ち止まって「余白の時間」を取り戻すために編み物をしています。
スマホを手に取る代わりに、編み針を手に取る。
誰かに楽しさや興奮を与えてもらうのではなく、自分の指先だけで少しずつものが出来上がっていく喜びを感じる。
それが今のわたしにとっていい習慣になりつつあります。


少しづつでも確実に成長できている実感

新しい挑戦をしたときは、たくさんの失敗がつきものです。

先日は2時間を編み物の時間に充てたのに、最終的にうまくいかなくて全部ほどきました(涙)
時間をかけても進まないどころか、むしろマイナスになることも日常茶飯事。

編み物界隈では、編み物に失敗してほどいて、糸に戻すことを「製麺」と言うらしい。
今夜もちぢれ麺出来上がりました!

「向いてないかもな・・・」と思うこともありますが、同時にふと思うのです。この失敗の繰り返しの先に、上達した姿が見える、と。
つまり今の経験は確実にスキルとして積み上がっているのです。

フリーランスで一人で仕事をしていると、自分が前に進めているのか止まっているのかがわかりにくい。
上司も先輩もいないし、誰かと一緒にやっているわけでもない。
さらに自己肯定感が低いわたしは、ただでさえダメな部分ばかりを取り上げてしまいがちです。

SNSを見ていても、AIを使っていても、子育てをしていても、「これで良いのか」「進んでいるのか」がよくわからない日々。

だけど編み物をしていると、少しずつでも確実に早く編めるようになっていること、作品が以前よりきれいな仕上がりになっていることが、目に見えてわかります。

そんな小さな成長にもちゃんと気づかせてくれる編み物が、自分を肯定してあげられる大切な習慣になっています。

(ちなみに、LINEスタンプなど自分の商品・コンテンツを作っている時も同じようなことを考えていました。)

みなさんにも自分を取り戻すための時間について、考えるきっかけになれたら嬉しく思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


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チコ | 脱力育児中フリーランス これから長く、楽しく記事を書いていく上で励みになります✨ いただいたチップは、次の記事を作るために使わせていただきます! ぜひ、応援してもらえるとうれしいです☺️