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玄関で倒れていた私に、パパが言った一言。共働き限界ワーママが、開業を決めた夜の話。

共働きで、毎日限界でした。


ある夜、玄関の扉を開けたまま、そこで寝てしまっていました。

パパに言われた一言が、わが家を変えました。

▼ 前回の記事はこちら


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1. 共働きの限界——1日の時間割

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長女が保育園に通っていた頃の、わが家の1日です。

朝6時に起床。

8時に長女を保育園に送り届けて出社。

定時退社して保育園に迎えに行く。

そのまま算盤などの習い事の送迎。

帰宅すれば夜8時。

9時に寝かしつけて、1日が終わる。

共働きの家庭では、これがごく普通の時間割です。

なんの余白もない。

切り詰めた時間の連続です。

私は当時、税理士法人に勤めていました。

時期によっては残業で遅くなることも多く、長女が寝てから帰る日が続きました。

パパは何も言わず、応援してくれていました。

ふと思うことがありました。

私の母は、毎日家にいて「おかえり」と迎えてくれました。

おばちゃんもいて、誰かが家にいて温かかった。

日常に誰かがいることで、安心感を覚えていました。

でも現代は、そんなことを気にも留める時間すらない。

その違和感が、ずっと心のどこかにありました。

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2. 玄関で倒れていた夜

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ある夜のことです。

疲れすぎて、玄関の扉を開けたまま玄関で寝てしまっていました。

そんな私を見て、パパが言いました。

「収入少なくなってもいいから、働き方を変えて個人でやってみたら?」

背中を押してくれた言葉でした。

でも当時の私は、まだ開業を考えていませんでした。

「もう少し経験を積んでから」

そう思っていました。

パパはそれ以上何も言いませんでした。

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3. 口に出していないのに、パパが言った

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長男が生まれるタイミングのことです。

「パパが育休取ってくれたらな」

心の中でそう思っていました。

口に出してはいませんでした。

するとパパが自ら言いました。

「育休とって、長女と長男を見るわ!」

私は思わず言いました。

「そんなんできるん?」

自分が心の中で思っていたことが、現実になった瞬間でした。

そしてそのタイミングで、私も開業のことを真剣に考え始めました。

怖くはありませんでした。

失敗しても大丈夫。

千と千尋の神隠しで千尋がハクの本名を思い出した瞬間のように——

ずっと心の中にあったものが、パパの言葉でよみがえった感覚でした。

お母さんとおばちゃんが「おかえり」と迎えてくれていたあの感覚。

あの温かさが、心の底にありました。

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4. パパ育休中の1日——家族全員が本気だった2年間

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パパは長男が2歳になるまでの2年間、育休を取得しました。

夜8時には就寝できるので、毎朝5時に起きて1日のルーティンを済ませます。

通常保育が終わる昼の2時に長女を迎えに行く。

物理的な時間が増え、最大限に有効活用していました。

毎朝、自宅前の公園で地域のラジオ体操や清掃活動に参加。

友だちと公園で遊んだり、習い事の体験に行ったり。

知育系・運動系・音楽系と、自由自在に組み合わせていました。

【わが家の分業】

長男の首が座るまでは、私が自宅でみていました。

その後、私は早々に職場復帰。

パパは長男を抱っこ紐に抱えながら、長女の対応をフルに回していました。

罪悪感はありませんでした。

家族でそれぞれの役割があり、最高のパフォーマンスで分業できていると感じていたからです。

パパが子どもたちを守る。私が外で稼ぐ。

それぞれが自分にしかできない仕事をしていました。

家族全員が本気だった2年間でした。

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5. 職場の反応とパパの覚悟

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ただ、育休を取ると決めてからも、簡単ではありませんでした。

①職場の反応

パパが上司に育休取得を伝えたときの反応は、様々だったようです。

「今までの経歴がストップする。昇進に響く可能性もある。もったいないのでは?」と引き止める人もいました。

「〇〇くんが決めたことやから」と何も言わず了承してくれた上司もいました。

そして、こんな言葉を言った人もいたそうです。

「〇〇くんの代わりは何人でもいるから、安心して休んでくれたらいい」

育休取得が職場に知られてからは、冷ややかな反応が続きました。

「嫁さんに養ってもらうんやろ」と後ろ指をさされる思いもしたそうです。

②パパが一番腑に落ちた瞬間

でもパパは、その言葉を聞いて逆に確信したと言います。

「代わりは何人でもおるということは、誰でもできる仕事やねん。」

そして続けて、満面の笑みで私にこう言いました。

「お父さんという職業があるんやったら、それは自分にしかできへん仕事や。」

この言葉を聞いたとき、私も迷いがなくなりました。

パパの覚悟を背に、思いっきり突き進むことができました。

あの玄関で倒れていた夜から、ここまで来られたのは、パパの一言がきっかけでした。

家計への影響や、開業後の働き方については、また別の記事でお伝えします。

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6. パパ育休を考えているご家庭へ

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最後に、正直に言わせてください。

わが家の選択が、すべてのご家庭に当てはまるとは思っていません。

育休を取ってこのような形ができたのは、わが家だからです。

パパの価値観があって、私の性格があって、このタイミングがあった。

その偶然が重なった結果でした。

どちらかが自分の思いに反してする行動は、いつかひずみができます。

今の状態を無理に変えるのではなく、まず自身の本来の気持ちや思いを省みてみてください。

導かれる道は必ず、自分の中にあります。


📌 読者のみなさんへ——情報を惜しみなく提供していきます。

「パパ育休、職場の反応はどうだったの?」

「育休中の家計、実際どうやって回したの?」

「開業のタイミング、どう決断したの?」

どんな些細なことでも構いません。みなさんの悩みや疑問をぜひ聞かせてください。いただいた声は今後の記事作成にも活かしていきます。

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次回は、パパ育休中のリアルをお伝えします。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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ちっくん

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