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スペインの知られざる街。ブルゴスの大聖堂、ホテル、タパス、遺跡

はじめに

2025年4月中旬、イースターの時期のスペイン旅行の記録の続きです。
首都マドリードから北の都市サンタンデールへ向かう途中、ブルゴスという街に一泊しました。

ブルゴスは、日本ではあまり知られていないかもしれませんが、実は世界遺産の大聖堂を擁する美しい街です。マドリードと比べて人口も面積も人口密度も小さく、ザ・観光地!ではなく、スペインらしさをゆっくり味わえる場所でもあります。ちょうどイースター(セマナ・サンタ)の時期だったこともあり、印象深い滞在になりました。

マドリードから車で2時間半ほど

AC Hotel Burgos by Marriottレビュー

宿泊はAC Hotel Burgos by Marriott
マリオット・ヴォンボイで21,500ポイント使用。銀座のACホテルなどは軒並み50,000オーバーなことを考えると、リーズナブルに感じます。
系列ではありますが、プラチナステイタスのラウンジ利用や朝食無料はありません。(朝食ディスカウントはありました)

川沿いに建つ雰囲気の素敵なホテル

立地が最高

このホテルは、まずなんと言っても立地が最高。窓からは美しい並木道と橋を一望でき、街の落ち着いた雰囲気を感じながら過ごすことができます。
世界遺産のブルゴス大聖堂やプラザ・マヨールへも徒歩数分。歴史ある街並みを散策しながら観光が楽しめます。近隣には地元の人たちで賑わうタパスバーやカフェも多く、朝の散歩や夕暮れ時の散策にもぴったりのエリア。子連れでも安心。

少し寒かったけど散策が気持ち良かったです


イースターの時期だったので、ちょうど部屋からセマナ・サンタの行進を眺めることもできました。
セマナ・サンタ(聖週間)は、スペイン各地で復活祭の前に行われる伝統的な宗教行事です。磔にされたキリスト像や、悲しみに満ちた聖母マリア像を乗せた山車が、祈りの音楽とともに街を静かに練り歩き、敬虔な空気に包まれます。

磔のジーザス。静かにゆっくり行進していきます

なお、この数日後、復活祭翌日の「イースター・マンデー」に、フランシスコ教皇逝去のニュースが。スペインでそのニュースに触れ、キリスト教文化を改めて強く感じました

部屋も良かった

大きなテーブルに椅子が二つあったので、娘はパパとしばらくお絵描きを楽しんでいました。
バスタブもありました。

近くにあった可愛い本屋さんで買ったクラフトセットで遊ぶ

朝食も良かった

朝食もシンプル、と言っても決して少なくはない。多過ぎないという意味でちょうどいい感じでした。ちゃんとセレクトされてる感じ。

レストラン自体が大き過ぎなくて良かったです。
オレンジジュースはどこも美味しい。
右上の豆腐とクリームチーズを足して二で割ったようなチーズが好きです。

唯一の落とし穴

駐車場の駐車難易度がマジでやばかったです。
スペイン人のパパは普段から運転も駐車もお手のものですが、それでもかなり慎重にハンドルを操作しないと曲がれないような細い狭い駐車場を地下3階まで下るのはかなりスリリング・・・行きも帰りも予期せぬアドベンチャーを味わいました。私なら絶対無理
ホテルの人も「ちょっと狭いよ〜」くらいしか言ってなかったけど、もっと注意喚起した方がいい、笑。
そして駐車代が30ユーロだったか高かったので、タクシーなど使った方がいいかも。

この洒落た三角形の構造が、駐車場の難易度を爆上げしていると見た

ゴシック建築の傑作、ブルゴス大聖堂

ブルゴスのハイライトはなんといっても、世界遺産ブルゴス大聖堂(Catedral de Santa María de Burgos = サンタ・マリア・デ・ブルゴス大聖堂)

建設は1221年に始まり、1567年に完成したとか。なんと300年以上かかってますね!そんな建築にはフランスやドイツなどヨーロッパ各地の職人や芸術家が携わり、ゴシック様式の最高傑作とされていて、スペイン三大カテドラルの一つ(あと二つは、トレドとセビリア)です。
建設の長い歴史の中で、スペイン統一やレコンキスタといった国の歴史とも深く関わっているとのこと。

外観
うまく撮れませんでしたが、この「バラ窓」が有名

私自身歴史にそこまで詳しくありませんが、時間がフッと止まったような、差し込む光の中で静かな気持ちになりました。

コンパクトで歩きやすい街

街の中心にあるプラザ・マヨールは、ちょうど良いサイズ感で、人混みも少なめ。(マドリードは、特に近くの市場がザ・オーバーツーリズムといった感じでした)

人口密度が低い
木の形が独特

川沿いの並木道や橋の風景がとても美しくて、ただ歩いているだけで気持ちがいい。特に木の形が独特でなんだろうと思って調べたのがこちら↓

ブルゴスのような歴史ある街では、こうした剪定されたプラタナス並木がヨーロッパらしい風景の一部として残されていて、冬〜春先は枝だけの独特なシルエットが楽しめます。葉が茂る季節には、トンネルのような緑の屋根になるのも魅力です。

ChatGPT

緑の時期にも訪れたいですね。

道端にはカミーノ・デ・サンティアゴの道標も見られて、スペインの巡礼文化の一端にふれることもできました。

ドライブ中も、巡礼中の方を見かけました

地元民と観光客が集まるタパスバー

夕食は、ホテルの人に教えてもらったおすすめの一つ、La Favoritaという人気のタパスバーへ。
カウンターは地元の人と観光客で賑わい、なかなかのカオス。スペイン人パパですら苦戦していました。

混雑時、料理が見えないくらい人でごった返します

看板メニューのステーキを挟んだバゲットなどをオーダー。超スーパー美味!!というよりは活気ある雰囲気を楽しむ感じかな。美味しかったです。

パパが買ってきてくれたのでお値段は不明です。娘もペロリ

翌日はアタプエルカ経由で北へ

翌朝、北上する道中でアタプエルカ(Atapuerca)に立ち寄り、旧人類の博物館を見学。旧人類の遺跡や出土品を展示している施設です。

ネアンデルタール人よりも前のホモ・ハイデルベルゲンシスなど、かなり古い時代の人類が暮らしていた痕跡が発見されていて、スペインの考古学では超重要なエリア
係員の方がとても詳しく説明してくれるのですが、前のめりでマニアックなことを答えている少年もいて、そういう人には間違いなく、たまらない沼スポット。人類史に興味がある人には強くおすすめします

屋内展示はしっかり充実していて、骨格標本や発掘の様子、地層の説明などは大人にとっても興味深い内容でした。
人類が火を使うようになった過程とか、狩猟道具の進化の歴史など、地味だけど「人間ってこうやって今に至るのか〜」としみじみ。約100万年前から人類の祖先がこうして暮らしてきたのかぁ…私ゃここ数年の時代の変化に追いつくのでも必死だわよ。

屋外での展示や体験スペースも充実しているのが特徴で、狩りの様子の再現や、古代の住居モデル、石器作りの説明などが見られるようになっています。

屋外でも係の人が詳細に解説してくれます


……が、この日はあいにくの冷たい雨

私も娘も雨が寒過ぎたのと、そして私的には当然ですが説明が全部スペイン語なので内容が理解できず、、退散。

このあと向かったのが、スペイン北部の港町サンタンデール。
道中の立ち寄り地にしては、想像以上に記憶に残る滞在となったブルゴス。
メジャー観光地じゃないからこその良さ
が、そこにはありました。おすすめです。

次回はサンタンデールの記録です。

日本からスペインへの旅のTIPSはこちら。(有料記事)

マドリードでの記録はこちら。

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