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「果てしなきスカーレット」不人気と認知的不協和

ジークアクスをまだ1話までしか観ていないのですが、お読みしてとりあえず感じたことを書きます。

フェスティンガーという実験社会心理学者がいて、認知的不協和理論というのが無茶有名です。

心理学科学部学生は必ず学びます。

https://psychoterm.jp/basic/society/cognitive-dissonance-theory

帰属理論という分類に入ります。
(シャクターの吊り橋実験があまりにも有名)

フェスティンガーの実験で1番有名なのは、喫煙についてのものですが、ここでは省略して、2番めに有名な、勤労へのモチベーションについてのものが、rain-bowさんの言わんとすることと関連づけられそうです。

ひとことで言えば、報酬が低い方が人はやる気を出す。

手取り足取り教えてもらうと、人は自分から積極的に調べて学ぼうとはしなくなります。

テレビ局による宣伝大規模キャンペーンは、観客を作品理解において怠惰にさせるばかりか、そういうキャンペーンではネタバレは避けますから、その作品を、とっつきやすい切り口からのみ紹介します。

それに輪をかけるのは、特番の構成者に、作品に対する洞察的理解力が欠けていることが少なくないことです。

監督にインタビューしたって、作品を実際に観て読み解いて欲しいことは語りません。

こうして、観客の中には、作品に対する、ステレオタイプな形で形成された、「期待できる作品像」が生まれます。

そして、その「妄想」(笑)が実現されないと腹を立て始めるということですね。

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私自身、徹底的な独学型の人間で、塾に通ったことないです。

出発点は、親が幼稚園時代に購入した、全30巻ほどの、図版が結構ある50音順総合百科事典。

昭和40年頃から、少し経済的余裕のできた家庭のステータスだったことはご存知でしょう。

たいてい、立派な家具調専用ケースに納められ、応接間にでんと鎮座ましましておりました。

ブリタニカ百科辞典(英語 Wikipediaより)

一人っ子だった私は、飽きることなくそれを読み返していました。

五十音順だから、関心ジャンルに偏りが出ない。

一番最初の項目が「愛」であり、「古代ギリシャにおいてはアガペーと呼ばれ…」と始まり、超マセガキだった私の期待をはぐらかしたことを、よく覚えています。

そして、「お受験」勉強ばかりで合格した、教員養成大学附属小学校の学友たちが、まるでものを知らないし、漢字も読めないのに驚きました。

少なくとも小2までは何も「勉強」しなくても成績トップクラスでした。

今の時代、部屋を専有した、かつての豪華ケース付き百科事典全集は、スマホの中のWikipediaに置きかわったわけです。

人は何か情報不足に飢えると、まずはそういうのを読み歩く。

そういう人間の方が、SNS情報には翻弄されず、自分なりの見解を形成できる。

ただ、昨今に至って厄介になったのは、AIの急発達で、ChatGTPなどに質問するだけの知的怠惰が跋扈しはじめたことでしょう。

私のアカウントの記事で自分史を詳しく書いた記事が幾つかあります。

「なぜ心理カウンセラーになったのか」

が代表です。

そこでも描きましたが、亡き祖父が関東軍の軍属として「戦死」していたとは、幼い頃から聞かされていましたが、まさか祖父が東京帝国大学出で旧満洲国のスパイだったとは知らず。

そうでもなければ拳銃自殺などできないわけですが。

ハルピンの旧制中学1年の夏に終戦をむかえ、祖母とたいへんな逃避行と大連での抑留を経て帰国し、市役所の小使いからたたき上げた父には、インテリジェンスは一見みられませんでしたが、猛烈に頭の回転が速いリアリストでした。

その後、指導教授が東大にひきぬかれた時にずる賢く立ち回り、研究室の他の院生を出し抜いて、赤門の中につれていってもらえた私ですが、東大生ってCPU速度は速いけど世間知らず。

性的に放縦な女性院生多かったです。私が言い寄っても当時のおたくなだけの私は振られっ放し。

その後の私も、実はそんなに勉強熱心だったとは思えず、音楽とオーディオとビデオデッキでの実写とアニメ三昧だったわけですが。

たまたま入ったパソ通の心理学フォーラムで当時リアタイだったエヴァンゲリオンが話題で、そこで知りあった大阪の外語大出身で貿易事務をしていたOLさんを、大阪に会いに行ったその日に、こっちは初体験なのに押し倒して、半年後に結婚したのですが、ワンレンボディコンでブイブイいわせてディスコに通う彼女のライフスタイルにあわせた私は、突如リア充かつおたくという、わけのわからん生活になります。

結婚すると報告したら「それって人間?」と言ってきた、プレイボーイの院の先輩(当然今は学界の長老)に、フン!と手帳に入った彼女の写真を見せたら、

「……神様は理不尽だ……」

沖縄美人でしたが、安室より可愛かったです。

彼女とは子供を2人作りましたがたいへん不幸な形での離婚に至ります。そのへんの真相を書いた記事にはここからはリンクをはりません。

私はすごいマルチな人間で、妻のライフスタイルも継承しましたし、しかもSNSのアカウントもマルチて持っててフォロアーもそこそこいますから、毎日のように女性からの交際申し込みはあり、その中からまずは投資詐欺系をBANするまでのやりとりを娯楽としています。

思わず自慢話が長くなりましたが、私は「スカーレット」を、映画文法の王道をいく、「わかりやすい」作品と感じていることは確かです。

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