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尿管結石なう(そしてバリウム残存あり)~リアルタイム記録3日間

健康診断の直後というタイミングで、尿管結石などというものが体内に爆誕してしまいました。いてててて…。自身のリマインドと情報共有を兼ねて、ささやかながらドキュメントを残しておくことにします。

医療機関が発行した画像診断報告書より

<重要な注記>

本記事は健康診断に関すること、特にバリウムとその後の出来事、ならびに便秘体質のことなど、イメージ的に汚いことを想起させる記載内容がどうしてもありますので、それをご承知のうえお読みくださりますようお願いします。そういう表現が苦手な方は、申し訳ありませんが当方の別の記事をお楽しみくださいませ。

本記事は私自身の体験だけをもとに、一方的かつ独善的な視点から記述しております。医師から聞いた内容はほぼそのままですが、本文自体が医療的な正しさを保証するものでは一切ないことを念頭におきお読みください。
--------
<掲載内容についての連絡先>
CQF01770@nifty.ne.jp  久保田裕之 宛

健康診断の翌日の朝、突然の痛み

11月29日(金)7:00

約1ヶ月半に渡る健康診断対策の日々が終わり、ようやく飲み放題食べ放題の日常が始まらんとする朝のことでした。

あれ?右下腹に何か違和感があるぞ。何だろう?

PHOTO ACより

昨日の戦勝会で食べ過ぎたのか?
それとも寝違えたかな?

このときはまだ寝起きだったためか、それが痛みだという認識すらありませんでした。

ともあれ腹が減っては戦は出来ません。私はいつものシリアルに牛乳を入れてかっこみ、会社に行く支度を整え始めました。

…が、右下腹の違和感はズキズキとした痛みに変わり、一刻ごとにその酷さを増していくではありませんか。

そうは言っても、前日も健康診断で会社に行かなかったので、今日も会社に行かないというわけにはいきません。私はいつもの出勤スタイルで、自宅を後にしたのでした。

これ原因、アレじゃないの?(勘違い)

11月29日(金)8:00

PHOTO ACより

痛みはますます激しさを増し、電車の最寄り駅にすら満足にたどり着けない有り様に。もうさすがにこれは尋常じゃないと判断し、病院に立ち寄りして出社する旨を上長や部署皆様に連絡。

私はこの時点で、この痛みの原因かについておおよそアタリをつけていたのでした(それが間違いであると後で知ることになるのですが)。

昨日の健康診断のバリウム。あれしかない。

イラストACより

えぇと、ここからちょいと汚い話になるので容赦してね(重要な注記にそう書いたので…)。

実は私ことchitoseArkは極度の便秘体質でして。特にバリウムについては、毎年その排出について苦戦しているのです。下剤?そんなもんこの私に効くわけありません。いっつも便の色が変わるのに3~4日かかり(1週間かかるときもある)、家族にえらく心配かけています。

ご存知の方はご存知だと思うのですが、バリウムという造影剤はその成分の99%が硫酸バリウムというもので出来ています(残りは様々な添加物)。

そのため、バリウムをやった後は「速やかに排出しろ」という意味で下剤を渡され、さらに多めに水分を取るように言われるのが常です。

つまり、ずーっと体内に在り続けたらダメなんですよ、バリウム。

いま私を襲っているこの右下腹の痛み、体内のバリウムが私の内臓を溶かし始めているのだ、きっとそうに違いない。

そう思った私は、昨日健康診断を受けたクリニックに電話で事情を説明し、連日でお世話になることにしたのでした。

11月29日(金)8:30

PHOTO ACより

そのクリニックまでは、私の家からだと最寄り駅から電車に乗り、そこからバスに乗り換えて行くのですが、痛みはさらに激しさを増し、バスに乗る頃には何かにつかまらないと乗り込めないくらいになっていました。

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

フラフラになりながらもバスを降り、目的地のクリニックまで徒歩3分。そのわずかな距離を20分近くかけて歩き、息も絶え絶えの状態でようやく私は目指す場所に到着することが出来たのでした。

11月29日(金)9:00

朝早かったことが幸いしたのか、それとも私の尋常ならざる様子を見てクリニック側が配慮してくれたのか。私は思いのほか早めに診てもらうことができたのでした。

現時点での痛みと、バリウムがなかなか出てこない話を目の前の女医さんに切々と訴える私。

「バリウムが!全っ然体内から出てこないんですよ!!」
「水分は多めに摂りましたか?」
「もちろんです!健康診断の戦勝会で缶酎ハイ2本に缶ビール2本、こんだけ水分摂ってるの凄いと思いませんか?」
「それ水分じゃないですから」(キッパリ)

バリウム後にchitoseArkが摂った水分

「むしろアルコールは脱水作用があるので、バリウムを固めてしまう効果がありますね」

(ガーン)

PHOTO ACより

女医さんによると、水分と言ったら「水」を飲むのが良いのだとか。

でも、酒とは言え液体を飲んでいるわけなので、それを「水分じゃない」って言われるのは…じゃあ水分の定義とは何よって言いたくなるなぁ…?

「で、どのくらい水飲むもんなんですか?」
「普通は2リットルくらいですね」
「2リットル?人間がそんなに水飲めるものなんですか!?」
(生ビールだったら2リットルくらい当たり前のように飲んでるくせに)
「私だって毎日そのくらい水飲んでますよ?」

11月29日(金)9:30

ともあれ、バリウムの状況を見ましょうかという話になり、CTという検査を受けることに。

PHOTO ACより

このような巨大な機械の前に仰向けに寝転がり、ギーコギーコと往復すること3回、とりあえず準備が出来るまで待合室で待つよう言われたのでした。

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

待っている間、私のあまりの様相を気遣ってくれたのか、何とベッドを用意してくださりました。しかもカーテンで仕切っているという(超ありがとうございます!!)。

PHOTO ACより

待っている間も激痛は治まらず。もはやこの時点では仰向けに寝ることすらできず。せっかくのベッドなのに、四つん這いになってうずくまるくらいしか出来ないという有り様でした(カーテンあって良かったよ!)。

痛みの正体は「尿管結石」

11月29日(金)10:00

再び診察室に呼ばれ、女医さんのところへ。
CTとやらによる判定結果は、次のようなものでした。

画像診断報告書
(医療機関名や医師名などは非公開とします)

***バリウム内服後の右季肋部痛。 ***
腹部単純 CT
・結腸にバリウムと思われる高吸収域が認められ、一部 artifact により評価は 困難となっています。 イレウス所見は認められません。
・L4椎体下縁レベルで右尿管に5mm程度の結石が認められます。腎盂および上位尿管の軽度拡張を伴っています。症状の原因病変と思われます。右腎上極にも結石あり。
・胆摘後と推察します。
・肝臓、膵臓、脾臓、副腎に粗大病変なし。
・有意な腫大リンパ節や腹水貯留なし。
#右尿管結石
#右腎結石

け、結石ぃ!?

何よそれ、いつの間にそんなもん出来てたのよ?
しかも5mmって何気にデカくないか?

それにartifactって何事よ。
聖遺物か!?

図を拡大。ご丁寧に矢印で結石の場所をマークしてくださってます。

尿管結石と言えば、実は身内(詳細は言いません)が今年やったばかりで、あの尋常ではない辛さを見ているので、この痛みはそれか!道理で!!と、痛みに耐えつつも妙な納得感を感じていたのでした。

こんな動画もあるくらいで…いてててて。

▲泌尿器科・消化器内科の医師、伊勢呂哲也氏による動画。25分くらいあり長いですが、非常に分かりやすいので気になる方にはオススメです!

これをお読みの皆様がどんな想像をしてるか分かりませんが、間違いなく!その想像の100倍痛いです!!(既になったことある方は身に沁みて分かっていらっしゃるでしょうから想像の1倍です)

つーか濡れ衣着せてごめんよバリウム君…。

それでこの結石、どうやって退治するかなのですが、女医さんが言うには、とにかくひたすら水飲んで水飲んで水飲みまくって、体外に排出されるのを待つ!!という方法しかないみたいです。

イラストACより

「それ…1日どれくらい水飲むことになるんですか?」
「アナタの場合は3~4リットル飲んだ方がいいかも」
「!!!!!」
「加えて結石を出やすくする薬を出します」
「はい」
「それと、バリウムが残留してるのも確かなので、そこは液状タイプの下剤を出すから、その2通りでいってみましょう」

さらに女医さんより、もうひとつ衝撃の通告が。

「石が出るまでお酒は飲まないでください」

PHOTO ACより

「な、なんだってー!!」

Pixabay + イラストACより

薬を手に入れるのにひと苦労

11月29日(金)10:30

かくして、次のような薬が処方されることになったのでした。

ということで、痛む右下腹を押さえつつ、処方箋を握り締めてクリニック隣の調剤薬局に向かうと、そこには次のような表示が。

ただいまの待ち時間:40分

んがぁぁぁ!!!こっちは今にも死にそうなのにそんなに待てるか!!もうええわ。近隣の駅まで行けば、調剤薬局くらいあるやろ!!

バスに乗ればターミナル駅に行けるが、とてもじゃないがバスに乗れる状態ではない。それにバスを降りてから調剤薬局を探すまで、とても耐えられるとは思えない。

それならば、ここから一番近い駅までおよそ700~800m。そこまで歩ければそっちの方が早い…たぶん!!

尋常じゃない痛みの中、私なりに導き出した最善手でした。

11月29日(金)10:50

目論見通り、目的の駅周辺にて調剤薬局を発見。半ば倒れそうになりながら店内に入り、処方箋を差し出した…のですが。

「大変申し訳ありません。この薬は当店では取り扱いが無くて、取り寄せになってしまうんですよ…」

ガーン!!

今すぐ痛み止めのひとつも飲まなきゃ死にそうなのに、取り寄せとか受け入れられるわけがありません。ひとまず礼を言って次へ。今度は駅前にて調剤薬局を発見!しかし…。

「いや~このお薬は今まで当店で扱ったことないですね~」

再びガーン!!

あの女医さんそんな入手困難な薬を出したのか?こんなことなら病院併設の調剤薬局で40分待った方が利口だったか?いや、ここまで来て今の道を再び戻るなんて無理過ぎるっ!!もう1件この駅周辺で探して、それでもダメだったらどうするかを考えよう!!

うぅ、

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

さっきから語彙力もへったくれもなく「痛い」の羅列ばっかで申し訳ないと思っていますが、これを適切に表現できるような痛さが他にないので仕方がありません。

「尿管結石」で検索してみると分かりますが、

「お産の次に痛い」とか
(妊娠したことあるわけないから知らん)
「痛みの王様」とか
(そんな王様ギロチンにかけてしまえ)
「人間が感じる最も強い痛みのひとつ」とか
(お産の次じゃなかったのかよ)

とにかく物騒な言葉が並んでます。まぁとにかく、どんだけ想像しても届かないような痛みであることは確か。「刺すような激しい痛み」って書いてあるサイトもありましたが、私的にはちょっと違っていて。何かもっと、臓器を万力で潰されるような、そんな痛みのような気がするんですよね。私の言ってることも適切と言えるかどうか…。

とにかくもう、絵にも描けない痛さなのです。

11月29日(金)11:20

交番に周辺の調剤薬局の場所を聞き、行ってみることに。その店舗はすぐに発見できたのですが、これまで回った中で一番こじんまりとしたお店。いやこれ、大丈夫かな…?

「あぁ~、これらの薬ならありますよ」

PHOTO ACより

地獄に仏!!ついに私は目的の薬を手に入れることに成功。痛み止めも含めて直ちに飲むと、そのまま電車で家路に着くまでにロキソニンが効果を表わし、何とか私は自宅に生還することができたのでした。

PHOTO ACより

これをお読みの皆様も覚えておくと良いと思います。処方箋に書かれた薬が薬局に必ずしもあるとは限らないということを。「ホントにっ!?」という感じですけれども、そういうこともあるのです。

今回処方された薬

自宅にて~とりあえず皆様に連絡

11月29日(金)12:00

痛み止めも効き、ようやく落ち着きを取り戻した私は、会社の上長や部署の皆様に、次のようにメールを送ったのでした。

お疲れ様です。
病院行った結果、尿管結石と診断されました。
本日は安静にし、とにかく水をたくさん飲むようとのことで、薬をいただきました。
ただ痛みは変わらずあり、いまロキソニンで抑えてる状況です。
このような次第ですので、本日はお休みいただきたく、どうかよろしくお願いいたします。
自宅に戻りましたので、痛みの状況次第ですが何かあれば可能な限り対応します。

会社の皆様から次々に届くお見舞いメッセージ。

「それはかなり痛いですね、しばらくは安静に、くれぐれもお大事になさってください!」
「人生で一番痛い出来事」
「お疲れ様です、お大事になさってください」

2日連続で会社を空けているにも関わらず、皆様からの温かい励ましのお言葉に嬉しくなります。しかし、やっぱりこれ、経験してる人いるんだな…。

また、普段関わっている皆様に現状を伝えておかねばなりません。
Xとfacebookで状況報告を行ないました。
(何故かfacebookはリンクが貼れないのでXのみ紹介します)

特に翌日の11月30日は、とあるボードゲーム会と飲み会への参加を表明していたにも関わらずキャンセルせずを得なくなってしまいました。それぞれの幹事の方にはご迷惑をおかけしてしまいましたが、無理して参加してかえってご迷惑をおかけしても申し訳ありませんので…。

それにしても、私と関わっている皆様から温かいお言葉の数々!!ライター先輩諸氏、茅原実里ファン同志、ボードゲーム界隈、noteフォロワー、私の以前からの知人etc…といった多くの皆様からの励ましのコメントをいただきました!!書き込んでくださった皆様には何らかの形で返信させていただきましたが、この場を借りてあらためて御礼申し上げます。本当にありがとうございました!!

今後の作戦、いったいどうする?

11月29日(金)12:30

痛み止めのロキソニンを飲んだのがおよそ11:30。この薬は一度飲んだら次に飲むまでに6時間空けなくてはなりません。なので次に痛み止めを飲めるのは17:30ということになります。

今は何とか平静を保っていられますが、またあの痛みが来たら…と思うと、無為無策のまま時間の経過を待つわけにはいきません。

あと5時間…ロキソニンタイムが来るまでに打てる手を打たねば。

そこで今回の作戦です。「尿管結石」の治療は基本的に、石が5mmくらいの場合は、たくさんの水を飲んで石が体外に自然排出されるのを待つ…つまりオシッコと一緒に出るのを期待するというやり方なワケ。

つまり、動くんですよ。この石。

ならば、再びあの痛みが襲ってくる前に大量の水を飲み、石を現在の「激痛ゾーン」から脱出させたら、当面はこっちの勝ちです。石を現在の「尿管」から「膀胱」というところまで移動させれば、そんなに痛くないとのこと。

よし、作戦は決まった!!

作戦①:今日1日で5リットル水飲む!!

11月29日(金)13:00

女医さんが3~4リットルと言ったので、ならばそれを超えてやる!!
この大量の水で、石を安全圏まで一気に押し流してみせる!!

注:写真ではカラになってますが、中身入ってました。

とにかく飲む!
寸分の暇を惜しんで飲む!
吐きそうになっても飲む!
てめぇ俺の水が飲めねえってのかウーイヒック!!

…という勢いで、次から次へと水のペットボトルを空にしていく私。

イラストACより

さすがにもったいないので、途中から既存のペットボトルに水道水を入れて飲む方法に切り替えました(もっと早く気付け)。

この1本で600ml、5本飲むと3リットルです

帰宅するまでに600mlのボトルを2本空けてるので、既に1.2リットルは飲んでいる計算として、5リットルまでにはあと3.8リットル飲む必要があります。

いやこれ結構しんどいですよ。
自分で自分に水責めの刑をやってるみたいなもので。

しかし数時間後にまたあの激痛が襲ってくることを考えたら、水責めの方がどれだけマシなことか。答えは考えるまでもありません。

とにかく飲む。
ちょっと気分転換したら飲む。
イスを立ったら飲む。
マウスをクリックしたら飲む。
あくびしても飲む。

すべての行動に「水を飲む」というアクションを挟んで実行した私。

おかげで腹はたぷんたぷんになったが、肝心な問題がいつまで経っても解決させないことについて私は焦りを感じ始めていた。その問題とは…。

いつまで経ってもトイレに行きたくならない

11月29日(金)14:00

私の作戦は暗礁に乗り上げました。いくら水を飲んでもさっぱり尿意に反映されないのです。

そもそもこの作戦は大量の水を人体の上から下に流し続けることで、尿道にある石を動かそうというものです。流れず溜まり続けてるだけだったら意味がありません。むしろ体重を無駄に増やしてるだけです。

こうなってる原因は何か?

私は何となく分かっていました。
そう、アイツです。

「バリウム」。

イラストACより

バリウムの逆襲

最初に濡れ衣を着せていた奴が、こともあろうに復讐してきたのです。

バリウムについていろいろ調査すると、次のようなことが分かりました。

バリウムが排出できないままでいると、腸で長い時間留まったままになり、水分が過度に吸収されてしまう。その結果、便が硬くなり、さらに排出しづらくなる。

Colorda(カラーダ)サイトより引用

ってことは、水いくら飲んでもコイツに吸収されてるんじゃん!!
どうすればいいの?

この状態が続くと、便が詰まってしまうだけでなく腸閉塞や腸穿孔(ちょうせんこう)を招く恐れもあるので、下剤は可能な限り早く飲むことが望ましい。また、下剤を飲むだけでなく、多めの水を飲むことも大切だ。

Colorda(カラーダ)サイトより引用つづき

やっとるわー!!

水も山ほど飲んでるし、下剤も飲んでるわ!!
筋金入りの便秘体質をなめんなよ?

とにかくバリウムを一刻も早く排出しなくてはなりません。

ということで、私は水を飲んでいる時間以外、すべてトイレで過ごすことに決めました。幸いなことに妻は仕事に出ているし、娘は学校に行ってます。私がトイレに住んだところで、文句を言う者はおりません。

PHOTO ACより

妻帰る

11月29日(金)16:00

トイレで格闘することおよそ2時間。やっぱりあきません。出ないもんは出ない。途中で何度か水を飲みに部屋に戻り、再びトイレと向き合うも効果はなし。うぬぬぬぬ。

そうこうしているうちに妻が仕事から帰ってきました。あれおかしいな、いつもよりずいぶん早い帰宅なんだけど…。

聞けば、旦那が尿道結石だと言ったことで「すぐ帰ってあげて!」と職場の偉い人や同僚から言われ、定時を待たず帰ることになったのだとか。世間の人はみんな尿道結石に優しい(みんなこれの経験してるということか)。

しかしこれでトイレに住む作戦は変更を余儀なくされることになりました。さてこれからどうするか…。

第2のロキソニンタイム

11月29日(金)17:30

やはり痛みが復活してきた!!しかし、幸いなことにその時間がロキソニンタイムとちょうど近かったため、17:30、6時間ぶり2度目のロキソニンを飲んで、当座を凌ぐことにしたのでした。

水飲み&トイレチャレンジは試み続けているものの進展なし。

作戦②:下剤はディナーのあとで

11月29日(金)18:00

再び痛みが和らいできたところで、晩ご飯です。

普段ならもちろんまだ会社にいる時間。金曜なのに家で晩ご飯が食べられるのはありがたい限り。

PHOTO ACより

ちょっとここは考えがあり、ご飯をおかわりして多めにいただきました。

どういうことか?

これも作戦です。そもそも人間の胃袋は無限に入る四次元ポケットじゃないのだから、食べ物であれ水であれ限界まで入れば、後はもう出すしかない。その限界のタイミングに合わせて下剤を投入すれば、この勝負、勝てるかも知れん!!

すなわち「下剤はディナーのあとで」作戦です。

11月29日(金)20:00

この作戦は実に2時間後にようやく功を奏しました。それまで絶対に出てこようともしなかったバリウムがようやく出始めたのです。

それと共に、小の方も勢いよく出るように。

やはりバリウム、お前が人の飲んだ水を全部吸い上げてやがったな。やはりてめぇは悪の元凶だ!!来年から胃カメラに変えてやる!!
(ただ問題は胃カメラだと予約が取りづらいんだよな…)

この後はどうなったかというと、今度は逆にトイレがめちゃくちゃ近い人になり、違う意味でトイレの住人と成り果てました。しかし出ない苦労よりは出る苦労の方が全然いいから!!これは本当に、便秘体質にしか分からない悩みがありますからねぇ…。

PHOTO ACより

11月29日(金)22:00

相変わらずヒマさえあれば水を飲んでいます。そして変わらずトイレに通ってます。現時点でそこまで目立った痛みはなし。

これは…ひょっとして…!!

11月29日(金)23:30

先ほどのロキソニンタイムからちょうど6時間。
痛みは…さほどない。
これなら本日3度目のロキソニンは飲まなくても良さそうです。

これは、勝負に勝ったか!?
我が執念、ついに巨石を動かしたか!?

イラストACより

11月30日(土)1:00

寝る。おやすみなさい。

夜中の格闘

11月30日(土)夜中

寝たはずなのに、トイレがめちゃくちゃ近くて30分おきに1度トイレに行ってたりして…。

下剤が今ごろになって本気を出したらしく、下痢も酷い。

が、これまでに溜め込んだ悪行体内の排泄物を洗いざらい出すにはちょうどいい機会であることもまた確か。

トイレ行くたびに水をガブ飲みすることも忘れない。
こんだけやれば、石動くだろさすがに。

石、動いた!が…しかし

11月30日(土)7:00

目覚めると、痛い場所が今度は背中に移動していました(痛)。

PHOTO ACより

朝食後、毎回飲む薬とともにロキソニンを飲むことに。
あまり痛み止めに頼りたくはありませんが、ここまで痛いと止むを得ず。
この日のイベントをすべてキャンセルしていたのは正解でした。
(いや痛み止め効いてれば行けたかも知れんけど)

とりあえず予定がなくなったので、お家でまったり過ごすことに。
とは言え、石をさらに動かすための大量水飲み作戦は継続。

イラストACより

11月30日(土)13:00

お昼ご飯食べて薬を飲む。
痛みはさほどではないので、ロキソニンの必要はなし。
お、また石動いたのかな?

ここからは大して面白いことが書けるわけではありません。
(いやここまでの記述だって別に面白いこと書いてないだろ)

以降はもう、ただひたすら修行僧のようにルーチンワークの繰り返しです。

① 水を飲む
② トイレに行く
③ 部屋に戻る
以後、①に戻って繰り返し

このサイクルをだいたい15~30分ごとに繰り返してる感じ。
うわ何かこれ、私まるで病人みたいじゃん!(病人なんだってば)

本当に社会復帰…もとい会社復帰できるのかな私。

11月30日(土)15:00

この度の出来事を記録に残しておこうとnoteに書き始めました。
それがこの記事です。

人の病気の話なんて読んだってつまらないだろうと思いつつも、同じような症状で悩んでる人がいたら役立ててもらえたらと。

11月30日(土)17:00

引き続きロキソニン必要なし。
このまま石どっか行ってくれたらいいんだけど。

ヒマや…。

こんなことなら今日のボードゲーム会行ってれば良かったな…。

尿路結石関連の動画について考える

ヒマを持て余しているのも何なので、このnoteを書くかたわら、尿管結石についてのYouTubeを見まくるなど(娘や妻が私のLINEにいろいろ送ってきてくれました)。

尿路結石ができる仕組み(劇場ひとり)

【アニメ】尿路結石になるとどうなるのか?想像を絶する痛みがマジでヤバすぎる(テイコウペンギン)

【世界三大激痛】地獄の腎結石...下腹部を切り裂く痛さ!(ヒューマンバグ大学_闇の漫画)

どれも漫画チックで面白いんですが、尿路結石になった本人としては他人事ではありません(泣)。

ただ、こういった動画たくさんあるんですが、特に医師が監修している動画で目に付くのが「シュウ酸を含む食べ物」に関する言及。特にほうれんそうを槍玉にあげてるものが多いんだけど…。

【絶対厳禁!】尿管結石になりやすい食品5選を現役泌尿器科医が解説します【原因、症状、治療、予防法について】(くぼたクリニック松戸五香 / 泌尿器科・内科・皮膚科・美容皮膚科)

例えばこの動画、「これ絶対食べないで」とかキャッチーなタイトル画像で訴えかけてます。動画内では「シュウ酸が多い食品を全く避ける必要はありませんが、その摂取量には注意が必要」とずいぶん言い方がマイルドになってますけれども。

シュウ酸関係で槍玉にあげられているのは、野菜カテゴリでいうとほうれんそう、さつまいも、たけのこ、レタス、ナス、ブロッコリー、ナッツなどなんですけれども、それらをさも悪の権化みたいに呼ぶのは私的にはどうなのかなぁと思ってしまいます。だって、その一方で多くの健康系メディアでは「野菜を食べましょう」とか言ってるわけじゃないですか?じゃあシュウ酸を多く含んでいるものは野菜と見なさないんですか?って風にどうしたって受け止められてしまいます。

PHOTO ACより

まして「これ絶対食べないで」とか言われちゃうと…。だったらシュウ酸を多く含む野菜を劇物指定して栽培を禁止しろよって話になっちゃいますよ?ポパイ泣いちゃうよ?イモ堀りもタケノコ狩りもなくなっちゃいますけど、それでいいんですか?

まぁ、あれらの動画を作られた方々も「絶対食うな」って言ってるわけではないのは分かるんですが、もう少し言い方を考えてくれたらと思います。酒とかは嗜好品だからどんだけ悪く言われてもやむを得ませんが、野菜については食生活に直結しているだけに、その表現について慎重であるべきかと。

11月30日(土)19:00

おうちで晩ご飯。薬飲む。ロキソニン必要なし。その流れで、とにかく水ガブ飲みしながら就寝(AM1:00)まで過ごしました。

おやすみなさい~!!

作戦③ 身体動かして石動かす!!

12月1日(日)夜中

さすがにひと晩中寝られないということはありませんでしたが、やはりそれでもちょくちょく起きてトイレ行ってましたね。夜中で寒いとちょっと痛みが出てくる感じでした。

12月1日(日)7:00

痛い場所は背中。昨日と変わらない感じ。
おい本当にこれ石動いてるのかよ!?

しかしまぁ、このくらいならロキソニンいらないかな?くらいの感じ。
使わなくて済むならそれに越したことはないもんね。

とりあえず朝ご飯食べて薬飲んで、今日も水ガブ飲みして過ごすか~と思いつつ、私は現在のやり方に限界を感じ始めていたのでした。

12月1日(日)13:00

「このままではラチが開かぬ、旅に出よう」

chitoseArk撮影

尿管結石3日目にして、ついに私は石を抱えたまま、冒険の旅に出ることにしたのです。道中で飲むペットボトルの水をリュックに積み、出先で飲む薬、特に痛み止めのロキソニンもしっかりと常備して。

さぁ、”ぱつ”だ!!

12月1日(日)14:00

chitoseArk撮影

都内某所の公園。結石を出すためには階段の上り下りが良いと聞いたので、とりあえず階段を探して歩いている感じ。

ところでこれを見ている皆様の中には、「そんな尿管結石を抱えている状態で身体に負荷がかかるような運動してもいいの?ホントにっ!?」と思われる方もおられましょう。確かに2日前のあの七転八倒の有り様ではとても運動どころではありません。

しかしながら、尿管結石時における運動というのは、実は医療機関などにも推奨されているのです。どんな運動が良いとされているかについてはまちまちですが、筋トレのような運動よりも体を上下に動かすような運動(ジャンプ、縄跳びなど)が良いとされているようです。

また、「ジェットコースターで排石が促されたとの論文もある」との情報も。

これらの言説にどれほどの根拠があるのかは分かりません。しかし、このまま何もせず家の中に引きこもっていたところで石が落ちて来るとは思えず、それならばせめて身体を動かし、石も動く可能性に賭けた方がナンボかマシというものでしょう。

12月1日(日)16:00

chitoseArk撮影

こちらもまた都内某所の公園。

chitoseArk撮影

鮮やかに色付いた紅葉が、今年最後の艶姿を見せつけるかのごとく風に揺られておりました。

私の方は、無論こうして歩いている間も水分補給…というより水のガブ飲みを欠かしておらず、ゆえに公園のトイレ巡りをしているという有り様です。情緒もへったくれもないですよねまったく。

PHOTO ACより


痛みの方はどうかというと…やはり激しく痛む瞬間というのは時折あるのですが、そんなときは追い打ちをかけるかのように水をカブ飲みし、しばらく耐えて歩いているといつの間にか痛くなくなってる…といった兆候がしばし続くようになりました。何となくこのパターンが分かってから、少しくらい痛くてもあえてロキソニンに頼らず乗り切る術を会得した感じです。これで後は石が出ればいいんだけど…。

12月1日(日)23:00

晩ご飯食べて薬飲んだ。石は未だ出ず。寝ます。おやすみなさい。

戦いは終わらない…to be continued

ということで、唐突ですがこの話はここで一旦終わりです。結局この3日間で石の排出には至りませんでしたが、「尿管結石」なるシロモノとのお付き合いの実体験はそれなりに書けたのではないかと思います。

時節は年末。クリスマスに忘年会、仕事納めに年忘れ。我が行く手には数多の飲み会が首を揃えて待ち受けておりますが、女医さんより「石が出るまで禁酒」と厳命されている以上、お酒をいただくことは叶いません。

こんなことなら「生ビールは水だから、1日3~4リットル飲んでもOKですよね?」とクリニックでちゃんと聞いとくべきでしたが、あのときはあまりに痛過ぎてそこまでの知恵が回らなかったのが悔やまれるところ。仕方ないので、飲み会の日に石がまだ出ていなかったら、生ビールの代わりにオレンジジュースでもいただくことにします。人の生き血の代わりにトマトジュースをいただくドラキュラのように。

PHOTO ACより
ビールに見えないことはないッ!!

この忌まわしき「石」と共に私は年を越すのか!?
chitoseArkが再び生ジョッキをその手に握る日は来るのか!?

その答えは、本記事の続編で明らかにします。
いつ書くか(書けるか)は運命だけが知っています。

あ……あんたの気に入る…答えじゃあないかもしれないが…
この「石」はぼくの心とは無関係に動く
子供の時からずっとそうだった………………
自分ではどうしようもない「力」なんだ
(中略)
われわれはみんな「運命の奴隷」なんだよ
それがぼくの能力---
「尿管結石」の意味なんだ

「ジョジョの奇妙な冒険」第63巻より
一部改変 m( _ _ )m

(了)

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