ボードゲームの金字塔「カタン」が2026年4月にリニューアルされて新発売。その全貌を現物写真にてお届けします!
全世界で4,500万個(※)売れているという、世界を代表するボードゲームの代名詞「カタン」が2026年4月にリニューアルされました。
(※)2025年12月時点での世界累計販売数とのことです。

新版はカードやボードなど様々なデザインが一新され、しかもコマ箱なるものがセットで付いてくるのだとか。これはもう現物を見てみるしかないじゃない!!ということで入手してみました。じゃーん!!
「カタン」とはどんなゲームか
まずそこをカタンに…いやカンタンに説明しておきましょう。「カタン」とは世界的に有名なボードゲームのタイトル。1995年にドイツで発売されて以降、爆発的なヒットとなり、我が国のみならず世界のボードゲーム人気のけん引役となっていたとされる作品です。
ゲーム内容はカタン島という架空の島を舞台とした陣取り合戦で、お互い集落や都市の建設に必要な資源を自陣の領地から産出したり、他プレイヤーと交渉したりしながら進めていきます。他プレイヤーの手番でもダイスの結果次第で自陣のところに資源がもたらされるため、ただ待っている時間というのがなく、常に展開から目が離せません。こうした要素があるため常にプレイが盛り上がり、繰り返しプレイされる理由となっています。
我が国においては1990年代後半から販売されはじめ、2011年より株式会社ジーピーが日本での発売元となって取り扱うようになりました。以来、今日ではジーピー発の「カタン」が我々が目にするパッケージとなっております。
カタン スタンダード版
株式会社ジーピー
2026年4月24日発売
公式Webサイトはこちら
2026年版パッケージ

おおお、開拓を待つカタン島に昇る朝日の雄大さよ。

箱裏はこんな感じ。カンタンなゲームの説明がプレイシーンのビジュアルとともに記載されています。
カタン島のパーツ

これが新版カタン島のパーツ。真っ新な状態から切り離す前に写真押さえておきました。パーツを台紙から切り離すのは一度だけ。買ってきたプラモを作るときみたいな心境です。
ルールブックも変わったのですって
以下リンク(4Gamer.net)によれば、「ルールブックもグラフィカルな形式に変化」したのですって。

ちょっと見てみようかな。
どれどれ…。

わっ本当だ!確かにこれは分かりやすくなってるかも。
ページ数も増え、説明も丁寧になってるように感じます。
本来カタン島のマップはランダム性のある作り方をするんだけど、ここでは初心者向けということで、地形タイルの配置から初期集落ならびに道の位置まで決め打ちとなっています。
私はむしろこれが初心者向け配置とか知らなかったので、これで一度プレイしてみたいです。確かにこのマップなら極端に入手しづらい資源はないですね。どの色を選んでも発展カードが引けるの素晴らしい。ド真ん中が12とか思い切ったなぁと思いますが。
カタン島建設中…

とりあえずカタン島を建造していきましょう。カタン建設株式会社。

よくよく見てみると、同じ麦畑でもデザインが違ってることを発見。実はこれ、2015年にリニューアルされた際に変更されていたようです。私は2011年版しか持ってないので知りませんでした…。
▼下記は2011年版と2015年版を比べた記事です(JELLY JELLY CAFE)。
ついに出来た!新カタン島

でーきたー!!
ルールブックに載っていた初期配置を完全再現しています。新デザイン映えますね!!波打ち際に打ち寄せる潮騒が聴こえてくるようです。色も以前に比べて鮮やかになった気がします。

今回から新たに加わったカード置き場も追加してみました!!
なお、写真のカタンプレイマットは基本的には非売品とのことです(ゲームマーケットにて販売)。
発展カードのデザインはこんな感じ

同種のカードでも、微妙に異なってるの分かりますか。

勝利ポイントのデザインは大きな家の前に人が集まっているイメージに統一されましたね。

圧巻なのがこれ。騎士カード14枚にすべて別々のビジュアルが用意されているのです。14人の怒れる騎士ですな。
新たに追加されたコマ箱を組み立ててみた

そう言えば、リニューアルされたカタンには「コマ箱」なるものが付いてくるのだとか。

さっそく組み立ててみよう!!

トンテンカントンテンカン…
ギーコギーコ
土木研究会エイコーラ
(単に番号順に折ってはめ込んでいくだけの簡単作業です!!)

でーきたー!!
色別に分けて管理するとやっぱ良いですね。
いつもの「黄色の道こっちにちょーだい!」とかがスムーズになります。

箱を表から見るとこんな感じ。
海賊の戦利品を思わせますね、島だけに!!

しかもパーツを入れたまま箱に収納可能という神仕様。
これまでにあった「輸送中に各色のパーツが箱の中でクラッシュしてバラけまくる」という事態はもう起こりません(私だけかそれ?)。
箱の収納スペースが天才過ぎる

ひとつだけ分からないことがあるんですよね~。
このパーツはいったい何に使うんだろう…。

おや、箱の中に何やら意味ありげな窪みが…。
こうか?

何と仕切り板だったとは。

凄い。すべてがキレイに収まり過ぎました。
天才かよ!!
…という感じで開封の儀から収納まで、私が目新しいと感じた部分について記載しました。
ここまで至れり尽くせりな「カタン」。もう既に持ってるよっていう方も、これを見たら欲しくなっちゃうかも!?

参考:筆者の手持ちにて新旧比較
私の持っている2011年発売バージョンと、今回紹介した2026年バージョンを比較してみます。なお、この間に2015年版というのがリリースされており、そこで改良が施されているものもあるそうです。
以下、特に注記ない限り、上段が旧版(2011年)、下段が新版(2026年 )となっております。
①外装箱

下段が新版(2026年 )
2011年版の時は世界の販売実績15,000,000個だったのですね。
(それだけでも十分凄い記録なのですが…)
それからおよそ15年…まさかこんなにも売れ続けるとは。
② ルールブック

下段が新版(2026年 )
圧倒的ですねこの差は。どちらもゲーム導入部に関する解説文なのですが、やはり2026年の方がこなれているし、それに見た目が美しいですよね。なおビジュアルを足した分、ページ分量はおよそ倍になっています。
③ 初心者向けの初期配置例

下段が新版(2026年 )
何と同じメーカー(ジーピー)が同じゲームの初心者向け配列を組んでいるにも関わらず、出来上がった内容はまったく異なっているのが面白いです。
④ 資源カード

下段が新版(2026年 )
資源カードは全体的に色合いが落ち着いた感じになっている感じがします。あとカード類全般に対して言えることですが、手触りがサラサラした感触になりました。
⑤ 発展カード

下段が新版(2026年)
発展カードはビジュアルの変更もさることながら、説明文がシンプルになっているところも注目ポイントです。

下段が新版(2026年)
勝利点カード施設名が廃され、単に「勝利ポイント」という記載で統一されました。おそらく分かりやすさに配慮したのでしょう(プレイ中に「この『市場』って何?」みたいなやりとりがたまに見られるのです)。

下段が新版(2026年)
騎士については前述しましたが、やはり全ビジュアル違うって凝ってますよね。なお騎士のグラフィック変更は2015年版にも見られたそうです(全種類かは分かりませんが…)。
⑥ 地形タイル

下段が新版(2026年)

下段が新版(2026年)

下段が新版(2026年)

下段が新版(2026年)

下段が新版(2026年)
地形タイルがひとつひとつ異なったデザインになったのも2015年からだそうです。ただし今回のリニューアルはそのときのものとも異なっています。機会があれば、3種類の見比べとかしてみても面白いかも?
⑦ 海パーツ

下段が新版(2026年)
海パーツは今回のリニューアルで砂浜がリアルに表現され、より島という感じが増したように思います。
⑧ 各種褒章と建設コスト表

下段が新版(2026年)
最長交易路と最大騎士力は説明文もアップデートされ、よりルールが伝わりやすくなりました。
⑨ 都市、集落、道

下段が新版(2026年)
あまり変わった感はありませんが、細部をよく見ると変わっているところがある…かもしれません。
⑩ ダイス

下段が新版(2026年)
ダイスについては、2015年版で既にこの色に変更になっていたようです。
以上、新旧カタンを見比べてみました。さすがにここまでやるとマニアックではありますが、特にこれまで「カタン」に触れてきた方々にとっては気になるところだと思ったので、ちょっと頑張ってみました。
(写真もう少し上手かったらなぁ…)
これから購入される方も、これら細部に至るまでのこだわりも含め、2026年リニューアル版「カタン」にぜひ着目してみてください!!
(了)
