「英語が喋れない」は勘違い?会話の恐怖を克服する“ボディトーク”の魔法
「とっさに英語が出てこなくて、石のように固まってしまった…」 「無言の時間が怖くて、気まずい空気になってしまった…」
そんな経験をして、「やっぱり私には英語を話す力がないんだ」と落ち込んでいませんか?
TOEICの勉強をしていても、いざ外国人を前にすると頭が真っ白になる。 その焦りと恐怖心、痛いほどよくわかります。
でも、どうか自分を責めないでください。 あなたがコミュニケーションできなかったのは、単語を知らないからではありません。
「英語は、口だけで話すものだ」
そう思い込んで、自分の手足を縛ってしまっているだけなのです。
今日は、英語が苦手な人ほど使ってほしい、「言葉以外の最強の武器(ボディトーク)」についてお話しします。
これを読めば、「なんだ、体を使えばよかったんだ!」と、英語を話すのが驚くほど楽になるはずです。
言葉だけで戦おうとしていませんか?
私たちは学校で、机に向かってテストを受ける訓練ばかりしてきました。 だから無意識のうちに、「コミュニケーション=正しい文章を作ること」だと思い込んでいます。
でも、実際の会話は違います。 相手は、あなたの口元だけを見ているわけではありません。 あなたの「目」や「手」、そして「表情」を見ています。
実は、コミュニケーションにおいて「言葉そのもの」が占める割合は、ほんの一部だと言われています。 残りの大部分は、声のトーンや表情、身振り手振りで伝わっているのです。
言葉が出てこなくて焦ってしまうのは、「言葉という小さな武器」だけで、丸腰で戦おうとしているからです。 もっと強力な武器が、あなたの体には備わっているんですよ。
英語が苦手な人こその武器「ボディトーク」
その武器とは、「ボディトーク」です。
表情(笑顔、困り顔、驚き顔)
身振り手振り(ジェスチャー)
視線やうなずき
これらを総動員するだけで、たとえ英語が一言も出てこなくても、あなたの意思は半分以上伝わります。
「英語が流暢な人」よりも、「ボディトークが豊かな人」のほうが、圧倒的に会話が弾むことだってあるんです。
今すぐ使える「魔法の動き」3選
では、具体的にどうすればいいのでしょうか? 難しく考える必要はありません。普段、日本人がやっている動きを少し大きくするだけでOKです。
例えば、こんな場面。
1. 断りたいとき
英語で「No, thank you. I don't need it...」なんて言えなくても大丈夫。 「No」と言いながら、首を横に振って、手で「結構です」のポーズをする。 これだけで100%伝わります。
2. わからないとき
黙り込んでしまうのが一番NGです。 「I don’t know」と言いながら、肩をすくめて、困った顔をする。 「ごめんね、お手上げ!」というニュアンスが、愛嬌たっぷりに伝わります。
3. 美味しいとき
「It is very delicious...」なんて文章を作らなくていいんです。 「Delicious!」と言いながら、満面の笑顔で親指を立てる(サムズアップ)。 これ以上の褒め言葉はありません。
「伝えようとする姿勢」が、相手の心を動かす
ちよまる式では、英語が苦手な受講生さんにこそ、この「ボディトーク」を徹底してもらっています。
言葉に詰まったときこそ、体を使ってください。
必死にジェスチャーをする。
表情豊かにリアクションする。
その姿は、決して恥ずかしいものではありません。 むしろ相手には、「言葉の壁を超えて、私とコミュニケーションを取ろうとしてくれている」という熱意として伝わります。
棒立ちで流暢な英語を話す人よりも、 身振り手振りで一生懸命話してくれる人のほうが、ずっと魅力的だと思いませんか?
言葉に詰まったら、体を動かそう!
もし次に英語が出てこなくて焦ったら、深呼吸して、手を動かしてみてください。 ニッコリ笑ってみてください。
「英語=言葉だけ」ではありません。 あなたの全身が、コミュニケーションの道具です。
言葉に詰まったときこそ、ボディトークの出番。 体を使って話せば、英語はもっと自由で楽しいものになりますよ。
「言葉が出てこない…」という恐怖心を、もっと根本から消したい方へ
今回お伝えした「ボディトーク」は、私が提唱している「4つの発想転換」という大きな地図のなかの、大切な1枚のピースにすぎません。
「いざとなると頭が真っ白になる」 「結局、自分には才能がないんだ…」
そんな不安を根底から解決し、あなたの英語学習を「苦行」から「楽しさ」へと変えるすべてのエッセンスを、こちらの記事にまとめています。ボディトークの次に、ぜひチェックしてみてくださいね。
※このnoteは、英語に苦手意識のある初心者の方を想定して書いています。
正確さよりも「伝わること」「話してみる勇気」を大切にしたちよまる式の考え方を紹介しています。
この記事を書いた人:上田千代丸(ちよまる式 English Quest代表)
▶ 上田千代丸のプロフィールはこちら
ちよまる式は、AI時代における新しい英語学習の形を提案しています。
簡単なコミュニケーションは自分の力で、難しい内容はAIと協力して。
これからの英語学習は、「自力で全てをどうにかしようとする」のでも、「すべてAIに任せきりにする」のでもなく、その中間にある“ちょうど良いバランス”が大切です。
自分で考える力と、AIを使いこなす力——どちらも育てていくことが、これからの時代に求められる英語力だと考えています。
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