「取引先」を英語でどう言う?初心者は“Business partner”だけでOKな理由
「『取引先』って、Clientだっけ? Customer? それともSupplier?」 「『提携先』の英語がパッと出てこない…変な単語を使って失礼になったらどうしよう…」
仕事で英語を話さなければならない場面で、日本語の細かいニュアンスをどう訳せばいいか悩み、結局言葉が出てこなくて黙り込んでしまう。 そんな経験をして、「やっぱり私の英語力じゃビジネスなんて無理だ」と自信を失っていませんか?
TOEICの勉強などで単語をたくさん覚えてきた真面目な人ほど、「正確な単語を使わなければならない」というプレッシャーに押しつぶされて、挫折してしまいがちです。
でも、安心してください。 あなたが話せないのは、単語を知らないからではありません。 「便利な『まとめ言葉』」を知らなかっただけなんです。
今日は、複雑なビジネス用語をいちいち覚えなくても、たった一言でスマートに切り抜けられる「魔法の単語」をお伝えします。
日本語は細かすぎる?「区別」の罠
まず、私たちが苦しんでいる原因を知っておきましょう。 日本のビジネス用語は、関係性をとても細かく区別します。
取引先
提携企業
協力会社
支援先
クライアント
これらを一つひとつ、「えっと、取引先は Client で、協力会社は Partner で…」と正確に英語にしようとすると、脳の処理が追いつかなくなります。 これが、あなたの口を重くしている原因です。
魔法の言葉「Business partner」
では、どうすればいいのでしょうか? 実は、これら全ての関係性を、たった一つの単語でまとめてしまってOKなんです。
それが、こちら。
「Business partner」 (ビジネスパートナー)
これだけです。 「えっ、そんなにざっくりでいいの?」と驚くかもしれません。
でも、「Business partner」は本当に懐の深い言葉です。 お金を払ってくれる相手(顧客)も、一緒にプロジェクトをする相手(提携先)も、広く「一緒に仕事をしている相手」としてカバーしてくれます。
実際に使ってみよう
たとえば、「昨日、取引先と打ち合わせをした」と言いたいとき。
× 悩んで止まる: I had a meeting with... uh... my client? customer? vendor? (どれを使えばいいか迷って沈黙…)
↓
◎ まとめて解決: I had a meeting with our business partner. (ビジネスパートナーと打ち合わせをしました)
これなら迷わずに言えますよね!
「アメリカの協力会社が支援してくれる」という場合も同じです。
Our business partner in the U.S. will support us. (アメリカのビジネスパートナーが支援してくれます)
これで十分に意味は通じますし、決して失礼にもなりません。
「正確さ」より「止まらないこと」が大事
英語が苦手な人は、「正確に言わないと伝わらない」と思いがちです。 でも、ビジネスの現場で一番大切なのは、辞書のような正確さよりも、「会話を止めずに、用件を伝えること」です。
最初は全部「Business partner」で構いません。 慣れてきて余裕が出てきたら、「今日は Client って言ってみようかな」と少しずつ使い分ければいいのです。
「便利な単語」はお守りになる
「言葉が出てこなかったら、全部これに逃げればいいや」 そう思える単語を一つ持っておくだけで、英語を話す恐怖心はグッと減ります。
「迷ったら、Business partner」
このお守りを持って、明日の仕事では堂々と「パートナー」と言ってみてください。 きっと、今までよりもずっとスムーズに会話が進むはずですよ。
「他にも『これだけでOK』な便利単語を知りたい」あなたへ
今回お伝えした「言葉をひとつにまとめる」という技術は、実は私が提唱している「4つの発想転換」という大きな地図のなかの、大切な一部にすぎません。
「単語は覚えたはずなのに、いざとなると言葉が消える」 「ビジネス英語=完璧でなければならないという思い込みが消えない」
もしあなたがそんな悩みの中にいるのなら、原因は英語力ではなく、ただ「戦い方」を知らないだけかもしれません。頭が真っ白になる状態を卒業し、最短で「話せる自分」に変わるための全手法を、こちらの記事にまとめています。
※この投稿は、英語に苦手意識のある初心者の方を想定して書いています。
正確さよりも「伝わること」「話してみる勇気」を大切にしたちよまる式の考え方を紹介しています。
この記事を書いた人:上田千代丸(ちよまる式 English Quest代表)
▶ 上田千代丸のプロフィールはこちら
ちよまる式は、AI時代における新しい英語学習の形を提案しています。
簡単なコミュニケーションは自分の力で、難しい内容はAIと協力して。
これからの英語学習は、「自力で全てをどうにかしようとする」のでも、「すべてAIに任せきりにする」のでもなく、その中間にある“ちょうど良いバランス”が大切です。
自分で考える力と、AIを使いこなす力——どちらも育てていくことが、これからの時代に求められる英語力だと考えています。
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