見出し画像

ベアトリスのヘレス・ブレリア哲学

かつて大阪に暮らしていた頃に一度だけ見学し、ずっと印象に残っていたヘレサーナ(ヘレスの女性)——ベアトリスさんのブレリアクラスを受講しました。

写真よりも実物の方が目が飛び出るほど美しい彼女。

私は密かに「ヘレスのマリリン・モンロー」と呼んでいます。

ブレリアで一番難しいのは、やはりリズム(コンパス)でしょうか。

ベアトリスさんも他の先生方も口を揃えて言います。

「その場の状況下で生まれる動き方がたくさんあるのよ」

つまり、即興で自分の動きを生み出せる人は、全ての動きを完璧に覚える必要はないのです。

いくつかのシンプルなレクルソ(動きの引き出し)を持っておき、場に合わせて使い回す——それで十分。

そして彼女はこうも言いました。

「踊りの可能性は無限にある!」

コンパスについても驚きの一言。

「あるようで無いものよ」

即興のブレリアでは、リズムよりもカンテ(歌)を信じるべきなのだそうです。

実際、カンテはコンパスから外れることも多く、踊りはそのズレと会話をしながら進みます。

ヘレスの結婚式では、普通の人たちが好きなタイミングでヤマーダ(踊りの呼びかけ)をします。

そう、「ズレるのが当然の環境」。

自然に踊ることの難しさは、ここにあります。

だからこそ、アカデミア式の完璧なブレリアから少し離れ、

カンテに重ねられる時は踊りを重ね、

そして——遊ぶように踊る。

ブレリアは遊び。

それがベアトリスさんの哲学であり、

私にとっても新たな扉を開く言葉でした。

インスタグラムから連絡可能

https://www.instagram.com/beatrizmoralesbailaora?igsh=aGtybTN6M2J2N3g5

いいなと思ったら応援しよう!