流産してもう頑張れないと思ったのに、結局“働き方”を考えてしまう私
「普通」って、意外としんどい。
最近、そんなふうに思うようになりました。
私がこれまでの「普通」の積み上げに疲れ、それを辞めてみようと思った決定的なきっかけ。 それは、第2子の流産でした。
育児と仕事、さらにそれに加えて妊娠…
第1子の時に「妊娠って10か月間の体調不良だな…」と感じていたこともあり、正直なところ手のかかる2歳児の世話と、仕事を続けながら妊娠するのはしんどいなと思っていたんですよね。
結果としてその予想は当たっていたんだと思います。
流産が確定したとき私が一番最初に思ったのは「そろそろ自分を許してあげないと、一生がんばり続けることになるな」ということ。
「進化していなければ退化している」というウォルト・ディズニーの名言を胸に常に前に進んできた私ですが、さすがに限界。このへんで「がんばること」や「上を目指し続けること」はいったんお休みしようと思いました。
そして実際に、医師からも「おそらく自力で排出することになる。それがいつになるかわからないし、どのくらい痛いのかも人によります。仕事は休んだほうがいいですよ。診断書を書くので。」とアドバイスされて、1週間、仕事をお休みすることになりました。
なのに…
なぜか私は流産で休んでいる間に経済の本を買ってしまったのです(笑)
この記事は「普通に疲れたので普通を辞めてみることにしたワーママの記録」の第2話です。第1話はこちら▼
流産後、私は1週間ほど仕事を休みました。そして息子は保育園に行っていたので、私だけが家にいる状態に。
平日に一人で家にいるということが、本当に久しぶりでした(笑)
noteを書いたり、コミュニティのお茶会に参加したり、ゲームをしたりして数日を過ごしましたが、何日目かに、思い立ってふらっと本屋に行ったんです。
気分を変えたかったし、何か読みたかった。できればのんびりした本がいいな、と思っていました。「疲れたときに読む本」みたいな優しめの自己啓発本とか。
ひと通り棚を眺めて、うろうろしていたら……なぜか手に取ったのが「年収の壁大全」でした。
なんで(笑)
自分でも思いましたが、手が勝手に伸びていたんですよね。パラパラとめくりはじめたら、なんか止まらなくなって。気がついたら買って帰っていました。
のんびりしたかったんじゃないのか、という話ですが(笑)
そこで気がついたんです。
「あ、私ってこういう人間なんだな」と。
リラックスしたいはずなのに、思考が自然と「お金」「仕事」「働き方」に向かっていく。エッセイの棚を見ても何も響かなくて、でも「年収の壁」という言葉の前でピンときてしまう。それが正直な自分でした。
「もっとゆったり生きたい」という気持ちは本当です。でも同時に「自分のお金のことをちゃんと把握したい」「稼ぎ方を整理したい」という気持ちも、同じくらい本当だった。
どちらかを選ぶとしたら、こんなときでも「バリキャリ」を選んでしまうんだろうな、と思うと我ながら自分を尊敬しました。
ちなみに買ったのはこの本です(笑)
本を読みながら、ずっと頭の中でモヤっていたものが少しずつ言葉になってきた感覚があって。
「あれ?そもそも私は、いくら稼ぎたいんだろう。」
仕事を辞めるかどうかより前に、この問いに答えていなかったと気づきました。続けるにしても、辞めるにしても、働き方を変えるにしても、「自分に必要なお金の額」を把握しないと、何も決められない。そのことが、本屋でぼんやりしていた日に、じわじわとわかってきました。
次回は、「年収の壁大全」を読んで気づいたこと、そしてパートという選択肢がなぜか急に現実的に見えてきた話を書きます。
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