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私の辞書に「年収の壁」という言葉が追加された日

「そろそろ自分を許してあげないと、一生がんばり続けることになる」

そう思ってお休みをとり、ゆっくりするはずの1週間の間に、私はなぜか「年収の壁大全」を買ってしまいました▼

それまで「年収の壁」という言葉はなんとなく知っていたのですが、正直よくわかっていなかったんです。というか、今までの私には必要のない概念だったので、理解しようという気持ちがありませんでした。

「夫の扶養に入るかもしれない」と1ミリも思ったことのなかった私には「年収の壁」なんてものは存在しない(笑)

稼げるだけ稼げばいい。本気でそう思ってたんですよね。

本を読んでみた感じ、一番大きな壁は「130万円の壁」だと思いました。

130万円を超えると、勤め先の規模や働き方にかかわらず社会保険料を払う必要がある。

逆に言えば、130万円を超えなければいい。月に直すと約10万円未満。

「月10万未満を稼ぐことが目標なら、パートでも充分じゃないか。」

そのとき、頭の中でパチンと何かがはまった気がしました。

今の私が「仕事がしんどい」と感じているのは、フルタイムで働いていることのしんどさが大きい。朝から夕方まで本業をこなして、夕方からほぼワンオペで育児をして、隙間に副業をして。そのスケジュール自体がきつい、という話でもあった。脳のキャパシティも限界を感じていました。

パートなら、時間的な余裕が生まれる。責任も今より軽くなる気がする。

例えば、家の近所のドラックストアはけっこう時給が良くて1,200円くらいです。

1,200円×4時間×20日=96,000円

ちょうど目標とする「月10万円未満」を達成できる。

パートなら、子どもを保育園に送って9時から13時まで働く。帰ってきて昼ご飯を食べて、夜ご飯の仕込みをして、たぶんそれでも14時半くらい。1〜2時間noteを書いたりゲームをしたりして、16時半頃にお迎え。

これでも計算上は月10万円稼げます。

「めっちゃいい感じの生活…!パートって、思ってたより悪くないのかもしれない。」

正直、そう思いました。

ずーっとバリキャリ思考だった私は、パートという選択肢を真剣に考えたことがありません。

でも本を読みながら計算してみたら、意外と現実的な数字で成立していたんですよね。
…ちなみに、このとき月10万円で本当に生活できるのか計算することは、きれいさっぱり忘れています(笑)

それから、パートなら正社員よりは責任が軽く、妊娠しても無理をしすぎなくて済むかもしれない、とも思いました。

……のですが。

心のどこかで、すっきりしない部分がありました。

時間の余裕が生まれることはわかった。でも、何かが引っかかる。

パートになったとして、何の仕事をするのか。ドラックストアならレジや品出しですよね。

それはそれで悪くはないけど、せっかく専門的な知識を積み上げてきたのに、まるごと手放してしまうのはもったいない、という気持ちが出てきてしまったんです。

そもそも今の仕事は嫌いではありません。やりがいがあって、それ故にしんどい。

でも、自分に向いていると思えるし、すぐにAIに取って代わられる仕事でもないと思ってます。

「今の仕事で稼げている自分」は好き。でも、「ドラックストアでレジ打ちをしている自分」は好きになれる自信がありませんでした。

「だとしたら、転職という選択肢もあるんじゃないか。」

それがこの本を読んだときに行き着いた問いでした。

次回は、転職サイトをちょっとだけ見てみた話と、そこで感じた「あれ、なんか違う」という感覚について書きます。

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