【第2種放射線取扱主任者】出るとこだけ100問で直前に全課目を1周|2026年度版
最終更新日: 2026-07-27 / 公式情報の確認日: 2026-07-27
第2種放射線取扱主任者の合格の条件は二段構えです。5課目それぞれが5割以上で、なおかつ全課目の合計が6割以上。合計で6割を超えていても、5割に届かない課目が1つあれば不合格になります。
ただ、繰り返し出題される論点は限られています。そこで今回は、公開されている過去問と現行の法令から5課目の重要論点を横断で洗い出し、1冊のPDFにまとめました。配点(法令60・実務60・物理30・化学30・生物30)に合わせて問題を配分し、各問には、解答のポイントと根拠まで付けています。
※問題集は、この記事の最下部から980円で購入できます
【この問題集のおすすめポイント】
・法令・実務・物理学・化学・生物学の重要論点を○×100問で収録。直前でも全課目を1周できる
・配点の重い法令と実務に60問を配分。課目ごとの5割を守るところから固められる
・全問に解答とポイント3点、根拠となる法令・資料つき。×の問題は「どこがすり替えられたか」まで分かる
・A4で印刷でき、試験当日の朝まで何周もできる
市販の対策本はテキストが3,800円前後、過去問題集が5,500円前後です。本書は直前の総点検にしぼった100問で980円です。
この100問を1周すれば、あいまいなままだった数値と用語を、迷わず選べる状態にできます。試験まで、あと少し。落ち着いて本番に臨みましょう。
この試験は「似た用語の入れ替え」で点を落としやすい
意味を知っていても、試験では隣の用語と差し替えられて出ます。とくに紛らわしいのは、次のようなところです。
・「確定的影響」と「確率的影響」。白内障や脱毛はしきい線量のある確定的影響
・「許可」と「届出」。販売の業と賃貸の業は届出、廃棄の業は許可
・「表示付認証機器」と「表示付特定認証機器」。使用の届出が要るのは前者だけ
知っていれば、すぐに選べます。あいまいなままだと、2つまで絞れても、残った2択で迷います。この100問は、こうした論点を一つずつ○×にしました。あいまいになりがちな2択を、迷わず選べる1択に変えて試験に挑みましょう。
無料サンプル問題
試しに、100問中2問を無料サンプルとして公開します。実際の問題と同じ判断を○×形式で問います。
問題:放射性同位元素等の規制に関する法律は、原子力基本法の精神にのっとり、放射性同位元素の使用、販売、賃貸、廃棄その他の取扱い、放射線発生装置の使用及び放射性同位元素によって汚染された物の廃棄その他の取扱いを規制するとともに、特定放射性同位元素を防護することにより、これらによる放射線障害を防止し、公共の安全を確保することを目的としている。(○か×か)
解答:○
ポイント:目的規定は「取扱いの規制」と「特定放射性同位元素の防護」の二本柱で構成されていて、最終的な到達点は放射線障害の防止と公共の安全の確保に置かれています。防護(セキュリティ)の観点は平成29年の改正で目的に加えられました。旧称の「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」は現行の法令名ではないので、答案上も現行名で覚えておくと安心です。間違えやすいのは、目的が「公共の安全の確保」であって「放射線業務従事者の健康の保持増進」でも「原子力の平和利用の推進」でもない点です。前者は労働安全衛生法系、後者は原子力基本法の目的なので混同しやすいところです。
問題:この法律にいう放射線は、原子力基本法第3条第5号に規定する放射線であり、政令ではアルファ線、重陽子線、陽子線その他の重荷電粒子線及びベータ線、中性子線、ガンマ線及び軌道電子捕獲に伴って発生する特性エックス線のほか、1メガ電子ボルト以上のエネルギーを有する電子線及びエックス線が掲げられている。(○か×か)
解答:○
ポイント:この法律は放射線の定義を自前で置かず、原子力基本法3条5号(電磁波又は粒子線のうち、直接又は間接に空気を電離する能力をもつもので政令で定めるもの)を引用する形をとっています。電子線とエックス線は1メガ電子ボルト以上のものが対象ですが、軌道電子捕獲に伴って発生する特性エックス線だけはエネルギーの大小によらず、ガンマ線と並べて列挙されています。間違えやすいのは、エックス線であれば何でもこの法律の「放射線」になるわけではない点です。1メガ電子ボルト未満の診療用・工業用エックス線装置は、医療法や電離放射線障害防止規則など別の法令で規制されます。
このレベルの○×が、解答とポイント・根拠つきで全課目あわせて100問入っています。
実際のページの一部です(表紙・問題編・解答編)。



試験概要(公式情報・2026-07-27確認)
・実施主体:登録試験機関 公益財団法人 原子力安全技術センター
・根拠法:放射性同位元素等の規制に関する法律
・試験日:令和8年(2026年)8月21日(金)
・出題方式:全課目 択一式問題/解答は筆記(マークシート)方式
・課目・配点:5課目210点満点(法令60・実務60・物理30・化学30・生物30)
・合格基準:課目ごとに5割以上、かつ全課目の合計が6割以上
・受験資格:制限なし/受験料:14,124円(消費税等込み)
・合格発表:令和8年10月5日(月)
※法令は令和8年4月1日現在施行されているものについて出題されます。
※第2種放射線取扱主任者が扱えるのは密封された放射性同位元素です。本書の実務の章も、公開されている過去問の出題実態に合わせて密封線源を中心に構成しています。
※本書は直前の総点検用に、論点を○×へ絞り込んでいます(計算問題そのものは扱いません。計算の前提になる定義・法則・関係式の正誤を固めます)。
※人体への影響に関する記述は、試験対策として一般に問われる範囲でまとめたものです。本書は医療上の助言をするものではありません。
※試験日・受験料・合格基準は必ず公式(公益財団法人 原子力安全技術センター)でご確認ください。
第1種と第2種は、課目の名前も合格基準も同じで、違うのは配点と日数です。両方をまとめて申し込む区分もあります。違いは「放射線取扱主任者 第1種と第2種は何が違う?」にまとめました。
収録内容(全100問)
・第1章 法令①(10問):目的と定義/下限数量/使用の許可と届出/販売業・賃貸業・廃棄業/施設検査
・第2章 法令②(10問):放射線取扱主任者の選任と免状の種類/代理者/定期講習/記帳/教育訓練/健康診断
・第3章 法令③(10問):管理区域/線量限度/運搬と輸送物/廃棄/危険時の措置
・第4章 実務①(10問):電離箱・比例計数管・GM計数管/シンチレーション/半導体/個人線量計と検出素子
・第5章 実務②(10問):線種ごとの遮蔽材/制動放射線/線減弱係数と半価層/平均自由行程/距離の逆二乗則
・第6章 実務③(10問):密封線源の構造と漏えい検査/事業所外輸送/輸送物の区分/放射線加重係数
・第7章 物理学(10問):壊変の種類/半減期/相互作用/光電効果・コンプトン散乱・電子対生成/線量の単位
・第8章 化学(10問):半減期と放射平衡/密封線源の代表核種/標識化合物の純度/放射能の測定
・第9章 生物学①(10問):直接作用と間接作用/DNA損傷と修復/細胞周期と感受性/急性放射線症候群
・第10章 生物学②(10問):確定的影響と確率的影響/しきい線量/内部被ばく/有効半減期/防護の3原則
あとは、迷う用語を○×で確かめて本番へ
直前期は、知識を増やすよりも、「分かる」と「迷う」を○×で切り分けて、迷う用語を減らしていくことが大切です。
5課目を○×にした100問をまとめたPDFは、この下の購入ボタンから手に入ります。
試験まで、あと少し。この100問で5課目を1周し、迷わず選べる状態にしてから本番に臨みましょう。
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