Geminiとライターの未来を考えてみた。タダ働きは解消されるのか?
Googleで何か調べたとき、いきなり答えが出てきてびっくりしたことないですか?
最近ではこんなことまで要約してくれるんだ?!っていう場面も少なくないです。
ときには「○○で悩んでいるのですね?」とか「○○を探しているのですね?」なんて文言までついてきて。なんだか執事みたい。
でもその便利さの裏で、じつは静かに深刻なことが起きているんですよ。
みんなが参考にしている、あのブログ。
頑張ってnoteに書いた、あの記事。
……少しづつクリックしてくれなくなってきてる。
なのに、その情報はAIに「勝手に」学習されている。
これはもう「読まれない」時代の話じゃない。
「読まれずに、学ばれる」時代が始まっているんです。
AI検索がWebにもたらした「情報の砂漠化」
AI検索(SGEやGeminiなど)が普及することで、Webコンテンツの「あり方」そのものがガラッと変わり始めてる。
たとえば、「Amazonとは?」「風邪薬 コンビニ」と検索すれば、もうAIが即答してくれる。
だから、わざわざどのサイトを参考にしようか悩まなくていいし、それ以上クリックしなくていい。
するとどうなるか?
誰かが時間をかけて書いた「答えの元」が、クリックされることなく消費されていく。
これはもう、作り手としては、結構しんどい。
うん。しんどい。だってタダ働き。
しかも、人が来てくれないから広告収益も減っていく。
読まれない。収益にもならない。なのに、学習はされている。
この構造が、少しずつWebの「知の循環」を壊しつつあるよなぁってちょっと怖かったりもするんですよね。
⇩AIにタダ働きさせられている?の話はこちら⇩
誰も書かなくなる未来がくる?(知識の秘匿)

「もうAIに学ばれるだけなら、書く意味ない」
そう感じたことがある人も、きっといるはず。
私もたまに思うよ、AI時代に書くことって何になるのかって。
これもそう。そういう考えからでてきたことなんだけどさ。
最近は、今まで以上に独自のノウハウや知見を「クローズド」に囲い込む動きが加速していると思う。
・クローズドなサロン
・有料note
・限定公開コミュニティ
なぜか?
無断で使われたくないから。
それは対人間もそうだけど、対AIでもあると思う。
だって、もし「りんごは実は猫の仲間だった!」って新発見があったとして。
無料でWebに書いたら、勝手にAIが学んで、勝手に誰かに教えて。
誰が発見したとか、誰が書いたとか。気付かない、分からないまま。
もしかしたら、「AIがいってるからウソだよ」って言われるかもしれない。
そしたらさ。誰も書かなくなるよね。大事なこと。有益なこと。
つまり、知識が「秘匿化」していく。
その結果、知識を得るためには「お金を払うしかない」未来が近づいているのかも。
あれ?これって、Webの本来の姿だったっけ?
私の知ってるWebってもっと開かれていて、自由で、年齢性別国籍関係なく、「いろいろなことが知れる」場所だったんだけどな。
Geminiが認めた「提案」共存の道はある?
ここまでちょっと暗い話をしてしまったけど、ちゃんと希望の話もありまーーす!
今回、GoogleのAI「Gemini」にこんな提案を投げてみました。
【こみつ🐼】
AIに学習されたコンテンツって、著者に報酬が還元されないのって変じゃない?
たとえば、AIが検索結果やOverviewsで紹介した元記事に、AdSenseみたいに報酬が分配される仕組みって、無理なの?
Geminiから帰ってきた回答が長かったので、ここでは簡単に要約を。
記事の最後に全文載せておきますね。
Geminiの回答:AI学習と報酬還元について
AIに学習されたコンテンツの著者に対して、報酬が還元されないのは課題であるという指摘に対し、Geminiは次のように答えてくれたよ。
💡現状
✅現在のAIは、ネット上の大量のデータを学習しているが、著作権者に報酬が還元される仕組みはほぼ存在しない。
✅学習データの使用自体は「情報収集」と見なされやすく、法律上グレーな状態。
💡AdSenseのような報酬分配は可能?
✅技術的には実現可能。
✅たとえばAIが要約や引用に使った元記事に対して、広告収益を分配する「AI AdSense」のようなモデルも考えられる。
✅ブロックチェーンなどを使ったマイクロペイメント方式も一案。
✅音楽業界のように、著作権管理団体を通じた一括徴収・分配の仕組みもあり得る。
💡実現には課題も
✅どのコンテンツがどの程度貢献したかを特定するのが難しい。
✅インフラや制度設計、法整備、業界間の合意形成など、多方面の調整が必要。
💡それでも
✅著作者への適切な報酬還元は、今後のAI時代における重要課題。
✅技術や法制度の進化とともに、現実的なモデルが登場する可能性は十分にある。
ほうほう?つまり?
「技術的にはできるけど、実装には至らない」と。
やろうと思えばできる。でも、やるには整備が必要。
技術はあるけど、仕組みがまだ社会に追いついていない状態。
これは、すごいことじゃないですか?
だって、誰かがこれを話すかGeminiに学習させて、その信頼度が高いってことでしょう?
まぁ、もしかしたらGeminiが間違って学習している可能性もゼロではないけど。
でも、最近のAIの発達でクリエイターが危機を感じているのもGoogleは知っているはず。
Googleが本当にユーザーファーストというなら、クリエイターだってユーザーだから守られるべきなのよね。
……でね。
実はもう、こういった「報酬還元」の動きは、水面下では始まってるんです。
たとえば、OpenAIやGoogleはすでに一部の新聞社・出版社とAI学習の利用契約を結んで、有料で記事を使ってるという報道もあるんだよね。詳しくは分からないんだけど。
でも、それってあくまで「契約を結べた大手」の話。
多くのブログや個人クリエイターには、いまだに何の還元もないのが現状。
だからこそ、「技術的にはできる」って言葉の裏にある 、
「でもやるかどうかは社会次第なんだよねー」
ってところが、今回いちばん大事なのかも。
AIをどう使うかすら整備されていないもの、当然と言えば当然か。
だとしたら、AI学習の対価還元プログラムを始めるnoteってやっぱりすごいし、Googleも関わってるんだろうなぁって思っちゃうけど、あなたはどう?
あなたは、どう書いていく?

わたしたちは今、選ばれずに消費されている。
私のような弱小ブログでも表示数とクリック数が乖離し始めていて、「ん??」と思っているところ。
でも、ここで書くのをやめたら、これから先の情報ってどうなっていくんだろう。何かを知りたい時は、お金を払わなければいけない時代が来るのかな?
今回Geminiが語ったのは、可能性の話。
AI学習や引用、要約の対価が払われる未来は、必ず来るとは言い切れないけど。
でもこのまま対価が払われなければ、
コンテンツの質は低下し、優秀なクリエイターは離脱していく。
そうなれば、AI学習用コンテンツが不足して、偏ったものになっていく。
変な思想とか植えつけられちゃう(妄想)
わたしたち、どうしたらいいんだろうね?
このまま耐えて書き続けて、報われるかもしれない未来を待つ?
もしかしたら、今こそ人間と人間でリアルなコミュニケーションを築きながら、信じたい情報、信じたくない情報を選ぶ時代なのかもしれないね。
選ぶことや学ぶことを、少し頼り過ぎていたのかも。
これから先の未来のWebコンテンツも、私たちを楽しませてくれる驚きと発見のある場所であって欲しい。
だから、私はもう少しこの世界で書きながら、AIとどう生きるかを考えていこうと思うよ。
あなたはどうする?
⇩書いたのはこんな人⇩

Geminiの回答全文(原文ママ)
【こみつ】
AIに学習されたコンテンツって、著者に報酬が還元されないのって変じゃない?
たとえば、AIが検索結果やOverviewsで紹介した元記事に、AdSenseみたいに報酬が分配される仕組みって、無理なの?
【Gemini】
AIが学習したコンテンツの著者に対する報酬還元についてですね。おっしゃる通り、現在のAIの仕組みでは、学習に使われたデータ(コンテンツ)の著者に直接的な報酬が還元されないことが多いです。これは、多くの著者やクリエイターが問題視している点であり、AIの発展とともに議論が活発になっています。
現状の課題
現在、AIはインターネット上の膨大なデータを学習していますが、そのデータには著作権で保護されたコンテンツが多数含まれています。しかし、AIがそのコンテンツを学習すること自体は「情報収集」とみなされ、著作権侵害とはなりにくいという解釈が一般的です。そして、AIが生成したアウトプットが、元のコンテンツから直接的な複製ではない限り、著作者への報酬は発生しません。
報酬分配の可能性
AdSenseのように、AIが検索結果やOverviewsで紹介した元記事に報酬が分配される仕組みは、技術的には不可能ではありません。いくつかのアプローチが考えられます。
「AI AdSense」のようなシステム: AIがコンテンツを要約したり、情報源として参照したりする際に、参照元の記事の著者に広告収益の一部を分配するシステムです。これは、ウェブサイトが広告表示によって収益を得る仕組みに似ています。
マイクロペイメントシステム: AIが特定の記事やコンテンツから学習し、それに基づいて価値ある情報を提供した場合、その「価値」に応じて少額の報酬を著者に支払うシステムです。これは、ブロックチェーン技術などと組み合わせることで実現可能性が高まるかもしれません。
著作権管理団体との連携: 音楽や映像コンテンツのように、著作権管理団体がAIの利用に対する包括的なライセンス料を徴収し、著者に分配する仕組みも考えられます。これにより、個別の交渉の手間を省き、より広範なコンテンツに対応できる可能性があります。
実現への障壁
一方で、このような報酬分配システムを実現するには、いくつかの大きな障壁があります。
貢献度の特定と評価: AIの学習において、どのコンテンツがどれくらいアウトプットに貢献したかを正確に特定し、その貢献度を評価するのは非常に困難です。
技術的な複雑さ: 膨大な量のコンテンツとAIの学習プロセスを追跡し、報酬を正確に分配するための高度な技術インフラが必要です。
法的な枠組みの整備: 現行の著作権法では、AIによる学習データの利用や生成物に関する明確な規定が不足しています。新たな報酬分配システムを導入するには、法的な枠組みの整備が不可欠です。
合意形成の難しさ: AI開発企業、コンテンツ提供者、著作者など、多様な関係者の間で合意を形成することは容易ではありません。
今後の展望
AIとコンテンツの未来を考えると、著作者への適切な報酬還元は避けて通れない課題です。テクノロジーの進化とともに、法的な議論やビジネスモデルの模索が進み、将来的には何らかの形で著作者が報われる仕組みが構築される可能性は十分にあります。
この問題について、あなたは他にどのような解決策があると思いますか?
【こみつ】
懸念すべきはコンテンツの質の定価とクリエイターがいなくなること、AI学習させないようにされてしまうことだよね?
【Gemini】
おっしゃる通りです。AI学習における報酬還元がない現状は、コンテンツの質やクリエイターのモチベーション、さらにはAIが学習できるコンテンツの量そのものに大きな影響を与える可能性があります。
懸念される主な点は以下の通りです。
コンテンツの質の低下:
創作意欲の減退: 自分の作品がAIに無償で利用され、そこから新たなコンテンツが生成されるのであれば、クリエイターは「なぜ労力をかけて質の高いコンテンツを作る必要があるのか」という疑問を抱くかもしれません。結果として、新たな創作活動への意欲が減退し、コンテンツ全体の質が低下する可能性があります。
低品質コンテンツの増加: 報酬が得られないのであれば、手軽に量産できる低品質なコンテンツが増え、インターネット上がそうした情報で溢れてしまう懸念もあります。AIが学習するデータも低品質なものが増え、AIの出力品質にも影響が出る可能性があります。
クリエイターの離脱:
生計の維持困難: コンテンツ制作で生計を立てているクリエイターにとって、AIによる無償利用は死活問題となりかねません。適切な報酬がなければ、多くのクリエイターがこの分野から離れざるを得なくなり、結果として多様な視点や専門性を持つ人材が失われることになります。
新たな才能の枯渇: 新しい才能がコンテンツ制作の分野に進むことを躊躇するようになる可能性もあります。
AI学習用コンテンツの不足(AI学習させない動き):
コンテンツの囲い込み: 自分の作品がAIに無断で利用されることを防ぐため、クリエイターやコンテンツ提供者が、AIによるクローリングや学習を拒否する動きが広がる可能性があります。実際に、AI学習からの除外を求める動きや、有料化を検討する動きも出てきています。
学習データの偏り: 特定のコンテンツがAI学習から除外されるようになると、AIが学習できるデータの範囲が狭まり、結果としてAIの知識や能力に偏りが生じる可能性があります。これは、AIの汎用性や応用範囲を制限することにもつながります。
これらの懸念は、AIの健全な発展と、クリエイティブ産業の持続可能性の両方にとって非常に重要な課題です。AIとクリエイターが共存し、互いに利益を得られるような仕組みを構築することが、今後の社会において求められています。
この課題に対しては、技術的な解決策だけでなく、法的な整備や、クリエイターとAI開発企業間の倫理的な合意形成も不可欠だと考えられます。

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