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「婚活してる自分は異常なんじゃないか」と思った時に読む話|結婚相談所で65連敗した精神科ナースが語る、その感覚の正体

こんにちは。精神科ナースのぽんです。

「婚活を頑張る自分は、もしかして異常なんじゃないか」

そう感じたこと、ありませんか。

恋愛結婚した友人と話した後。

「自然な出会いがあるよ」と言われた飲み会の帰り道。

SNSで「恋愛結婚した夫婦」の投稿を見た夜。

ふと、こう思ってしまう。

「条件を見て、お見合いを重ねる自分の婚活って、不自然なんじゃないか」

「真剣に相手を探している自分は、ガツガツしすぎているんじゃないか」

「みんな自然に出会っているのに、自分だけがおかしいんじゃないか」

こう書く僕自身、結婚相談所で65連敗した「ガチ勢」の代表選手です。

そして65連敗の途中、この感覚に何度も飲み込まれました。

でも、はっきり伝えたいことがあります。

あなたは、異常ではありません。

精神医学では「正常性バイアス」と呼ぶ

自分の行動が「多数派と違う」と気づいた時、人は無意識にこう感じます。

「自分がおかしいのかもしれない」

精神医学ではこれを「正常性バイアス」と呼びます。

多数派の行動を「正常」とみなし、それと違う行動を「異常」と感じてしまう心の働きです。

これは脳の自然な反応で、誰にでも起きます。

例えば、満員電車で誰も声を上げない異常事態に遭遇しても、「みんな何もしていないから大丈夫だろう」と感じてしまう。

逆に、自分だけが声を上げると「自分がおかしいんじゃないか」と不安になる。

婚活でも、まったく同じ現象が起きています。

なぜ「恋愛結婚した友人」の声がプレッシャーになるのか

恋愛結婚した友人は、悪意なく言います。

「ちゃんと好きになって結婚した方がいいよ」

「条件で選んでも、うまくいかないんじゃない?」

「自然に出会えるよ、焦らないで」

その言葉に、傷つく必要はありません。

なぜなら友人は、自分が経験した方法しか語れないからです。

恋愛結婚した人は、恋愛結婚しか経験していません。

結婚相談所での婚活を経験したことがない人には、その世界のリアルは分かりません。

そして人は、自分が知らない世界のことを「不自然」と感じやすい。

これも正常性バイアスのひとつです。

友人の言葉を真に受けて、自分の婚活を否定する必要はないんです。

結婚相談所での婚活は「不自然」ではなく「合理的」

結婚相談所での婚活には、3つの大きな合理性があります。

ひとつ目は、「結婚を真剣に考えている人だけが集まる場所」であること。

恋愛と結婚は、別の目的の活動です。

恋愛の場で「結婚相手」を探そうとすると、相手の本気度が読めず消耗します。

結婚相談所は、最初から「結婚」を共通の目的にした人だけが集まる場所です。

これは時間と感情のロスを減らすための合理的な選択です。

ふたつ目は、「身元が確認された相手と会える」こと。

独身証明書、収入証明、勤務先証明。

すべての書類が揃った相手とだけ会える仕組みは、不自然どころか安全装置です。

みっつ目は、「客観的な視点を持ったアドバイザーがついている」こと。

恋愛の渦中にいると、自分の感情が読めなくなる場面があります。

そんな時、客観的に状況を整理してくれる人がいることは、判断ミスを減らします。

これらの仕組みは、不自然ではなく「真剣な結婚を目指す人のための合理的な設計」です。

65連敗の中で、何度も「自分は変かな」と思った

正直に告白します。

僕も結婚相談所で65連敗を重ねながら、何度も「自分は変なんじゃないか」と思いました。

特に辛かったのは、職場の同僚と話した時です。

「ぽんさん、まだ結婚相談所やってるの?」

「もう30人以上会ったよね?それでも見つからないの?」

悪意のない言葉でした。でも、ぐさりと刺さりました。

「30人会って見つけられない自分は、相手を選びすぎているのか」

「もっと条件を下げるべきなのか」

「そもそも、こんなに頑張ること自体が間違っているのか」

夜、布団の中でぐるぐる考えました。

50連敗を超えた朝、職場の更衣室のロッカーの前で動けなくなったこともあります。

「今日もまた、誰かと会わなきゃいけない」

その重さに、足がすくみました。

精神医学ではこれを予期不安と呼びます。

これから起きる出来事を予期するだけで、エネルギーが消費される状態です。

でも僕は、止まれませんでした。

止まったら「やっぱり変な自分だった」と認めることになる気がして。

▶ 婚活で限界が近づいているサインを感じている方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
→ 婚活をやめるべきサイン・続けるべきサイン
https://note.com/clean_aster449/n/n79174c8d7c08

真剣さは、異常ではなく誠実さ

65連敗を経て、今、はっきり言えることがあります。

婚活の真剣さは、異常ではなく誠実さです。

人生のパートナーを真剣に探すこと。

時間とお金とエネルギーを使って、丁寧に相手を見極めること。

それは、自分の人生を真剣に考えている証拠です。

逆に、適当に流される方が、よっぽど不誠実です。

「自然に出会うのを待つ」という選択肢もあります。

でもそれは「待つ」ことを選んだ人の人生です。

「動く」ことを選んだ人の人生は、別物です。

どちらが正しい、ではありません。

選んだ方法が違うだけです。

あなたが結婚相談所で婚活しているのは、「自然に出会うのを待つ」より「能動的に動く」を選んだから。

それは異常ではなく、戦略的な選択です。

婚活ガチ勢の自分を、誇っていい

結婚相談所で婚活している人を、僕は「ガチ勢」と表現しました。

これは皮肉ではありません。

人生のパートナー選びに、ガチで向き合っている人たちのことです。

恋愛のノリで結婚を決めて、後で「思ってたのと違った」と悩む人もいます。

結婚相談所で時間をかけて見極めた相手と結婚した人は、その後の離婚率が低いというデータもあります。

つまり「ガチで真剣に選ぶ」という戦略は、長期的には合理的な選択なんです。

あなたがやっていることは、間違っていません。

むしろ、人生の重要な決断に対して、真摯に向き合っているだけです。

「焦り」と「真剣さ」は別物

最後に、ひとつだけ伝えたいことがあります。

真剣な婚活は、誠実です。

でも、「焦りからくる婚活」は、自分を消耗させます。

「早く決めなきゃ」「次のお見合いまでに結論を」と焦るほど、判断は雑になります。

焦りは、相手を「条件」で見させ、深く向き合う余裕を奪います。

真剣に向き合う一方で、焦りからは距離を置く。

このバランスが、結婚相談所で消耗しないコツです。

僕も65連敗の終盤、焦りから解放された後の方が、出会いの質が上がりました。

▶ 婚活で「焦り」と「消耗」が積み重なってきた人は、こちらの記事をどうぞ。
→ 婚活で消耗する人の「認知の歪み」5パターン
https://note.com/clean_aster449/n/ne4e36b5c01b7

あなたへ伝えたいこと

最後に、もう一度伝えさせてください。

結婚相談所で婚活しているあなたは、異常ではありません。

人生のパートナーを真剣に探しているだけ。

その真剣さは、誠実さです。

恋愛結婚した友人と比べる必要はありません。

その人とあなたは、違う道を歩いているだけです。

「自然な出会い」を選ばなかったのは、あなたが「自分の人生を自分で動かす」ことを選んだから。

それは、誰にも否定される筋合いのないことです。

僕は結婚相談所で65人にお断りされました。

でも、その65人と会ったからこそ、65人目の妻と出会えました。

「自然に」ではなく、「動いた結果」として、今の家族があります。

あなたの婚活も、必ず意味があります。

その真剣さは、必ずどこかで報われます。

自信を持って、自分のペースで進んでください。

▶ 65連敗の中で、消耗から回復するために僕が実践したことをまとめた記事もあります。
→ お見合い65連敗の精神科ナースが実践した 婚活メンタル回復プログラム
https://note.com/clean_aster449/n/n01cb0ce07c70

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

あなたの真剣さは、誇っていいものです。

「異常」と感じる必要は、まったくありません。

ぽん(@dai_konkatu)

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